結婚式 | わたしの「らんにんぐ★ふぃろそふぃー」

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走ることでいろんなことを学ばせてもらいました。それはある意味自分の人生哲学になりうるかなという思いで、日々思ったことをランニングネタで書いたり書かなかったり、ゆるく、ほそく、ながく続けていけたらなと思います。どうぞ、末永く見守ってやってください。

日曜日は会社の社長の結婚式でした。

今の職場で働き始めて1年ちょっと。会社の歴史は知らないことの方が多いけど、いままで社長がどんな想いを抱えてここまで来たのかがすごく伝わってきたすてきな式でした。

社長と言っても僕よりも若い30歳。高校を卒業してからすぐに専門学校に通って勉強し、21歳から接骨院の業界飛び込んでるのでキャリアはもう10年です。ただ、職人の世界において「10年」なんてまだまだひよっこと言われる年数。それでも着々と自分の組織を作ってきた社長のこれまでの苦労話や懐かし話を初めて聞き正直かなりもらい泣きしそうになりました。

金髪でピアス・・・新婦が第一印象を「チャラそう」と言っていたとおりの見た目な社長。それでもやることは本当にストイックで勉強は手抜きなし。学生の全国模試で満点だったそうです。自分も経験しましたが、この模試で満点をとるのは相当大変なこと。接骨院でのインターンを経てすぐに院長候補として採用されたようですが、先輩柔道整復師さんは良い顔しないのは当然の反応。ただ、そんな中でも対話も喧嘩も決して逃げずにやってきたことなどを赤裸々に語ってくれました。当時の目標は「25歳で独立、30歳で会社を作る」ということ。まさにその通りになりました。

有言実行とはこういうことを言うんでしょうね。人は見た目じゃないよとはよく言いますが、それを体現している人をこうして目の前で見ると本当にすごいなと思います。

新婦はフルート奏者。社長と同じく自分の夢を追いかけて、それをしっかり形にし今は立派に演奏家としてやっているそうです。7年半のお付き合いの末の結婚。お互いに夢を語ったり、喧嘩もしたり、苦しい時期を乗り越えてきたことは最後の挨拶での涙が全てを物語っていました。

夢を形にするって言葉で言うほど簡単じゃないです。やりたことをやるのは決して難しことじゃないけど、それで食べていき家族を養い、それくらいきちんと結果を出すのは努力も辛抱も必要なことでしょう。

今は本当に泥の中をもがくような状態です。時間も暇もないし、迷惑をかけることばかりだけど、ここで弱音を吐いちゃダメだなって言い聞かせてます。結婚なんて今は想像すらできないけど、お互いに高めあったり支え合ったりできるパートナーを見つけられるように頑張らなきゃね(笑)