介護 | わたしの「らんにんぐ★ふぃろそふぃー」

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走ることでいろんなことを学ばせてもらいました。それはある意味自分の人生哲学になりうるかなという思いで、日々思ったことをランニングネタで書いたり書かなかったり、ゆるく、ほそく、ながく続けていけたらなと思います。どうぞ、末永く見守ってやってください。

毎週金曜日には介護の授業があります。これから迎える超高齢社会にとって、介護についと学び考えることはとても大切なことでしょうね。

僕自身は身内や誰かを介護したという経験がありません。せいぜい、大学時代に実習で一週間ほど特別養護老人ホームに行ったていどでした。

毎週授業を受けて思い知らされるのは、『無知な自分』です。具体的な話も先生がよくしてくれるし、話はとてもリアルなのですが、最終的に考えが行き着くのは生命倫理についてですね。



人間の尊厳を優先するか、それとも生物としての命を尊重するか…



これはきっと答えが出ることはないテーマだと思います。自分自身、生命倫理についてはっきりとした主張があるわけじゃないし、やっぱり『分からない』というのが本心です。だけど、医療人を志す以上、良し悪しは別として、考えることを止めるという選択肢はありえないでしょうね。

今日のテーマは「『食べる』を支援する」に関連して、経鼻胃管栄養療法と胃瘻造設でした。鼻からチューブを胃まで通す、もしくはお腹に穴を開けてチューブを通し、それを伝って栄養剤を胃に送り込むんですね。胃の消化能力を低下させないためには点滴による栄養補給よりもいいようですが、やっぱり問題点や欠点もあります。特に胃瘻造設には介護の現場でだいぶ問題になっているようです。

身内や大切な人であれば長く生きてほしいと当然思います。ただ、進歩した医療が人間らしい一生をもしかしたら全うできなくしてるんじゃないかなと、思ってしまいました。

若造のたわ言と吐き捨てられそうですが、自分自身こういうことに対してちゃんと考えたいと思いこの場でかきました。

気分を害されたとしたら、本当にごめんなさい。

そして、こうやって考える機会があったことに対して、心から感謝したいです。を