GWランニングキャンプ | わたしの「らんにんぐ★ふぃろそふぃー」

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走ることでいろんなことを学ばせてもらいました。それはある意味自分の人生哲学になりうるかなという思いで、日々思ったことをランニングネタで書いたり書かなかったり、ゆるく、ほそく、ながく続けていけたらなと思います。どうぞ、末永く見守ってやってください。

去る5月2日~4日。毎年恒例となった。あっとランナー 主宰のGWランニングキャンプに行きました。今はクラブの中ではコーチという立場なので、学生時代までのいわゆる“合宿"とは若干心構えが違いますが、走ることが好きな大人が集まり、二泊三日のスケジュールで走り込みました!


場所は長野県菅平高原で陸上競技の合宿のメッカでもあり、実際にGWの期間もいろんな実業団チームが合宿を行っていました。僕は今、26歳なので、実業団チームの中堅クラスがだいたい同年代になるので、やっぱりチラチラ気になります。実業団にまで進んで陸上競技を続けるってことは、それまでの実績も走ることの情熱も必要だし、結果を出さなければクビになるというプレッシャーも少なからずあるでしょう。そんな中での競技生活ってどんな感じなのかなぁとつい考えちゃいますね。



ただ、NPO法人のランニングクラブでいろんな方と出会い、お話をしていく中で思ったことは、走るということは本当に奥深いなとおもいました。おそらく競技しかしてなかったら、記録や順位の事ばかり気にしてしまい、本当に大切な「走ることを楽しむ」という根本的なことすら忘れていたかもしれないし、もしかしたら歪んだエリート意識を持ってしまっていたかもしれません。勿論今の実業団選手が歪んだエリート意識を持っているという意味ではないのであしからず・・・僕自身ずっと陸上一本で生きてきたようなものなので、走ることしか見てこなければ本当に視野が狭かっただろうなと思います。



走ることは人間だれしも平等です。速かろうが、ゆっくりであろうが、「走る」ということを楽しみ、それを通して自己実現を目指すのが一つの「らんにんぐふぃろそふぃー」だと思います。今回のランニングキャンプ参加者も上は70歳の方もいるし、ランナーとしての実績や経験は僕のほうが長いかもしれないけど、人生の経験という意味では足元にも及ばない大先輩です。話をしていると、走ることへの探究心も楽しもうという意識も、本当に素晴らしく、輝いていました。何よりこれまでの社会人経験から来る人間くさいお話は本当に心にに響きます。



年齢的に速く走れなくなることも現実問題としてあるかも知れませんが、それ以外の面で自分なりの目標を持ち、楽しそうにワイワイ走っている姿は本当にいなと思います。




そうは言うものの、いまの自分は記録にこだわり、自分の生涯ベストをまだまだ伸ばしたいと想っている段階です。これは決して矛盾していることじゃなくて、今の自分にしかできない、今の自分がやるべき自己実現の一つなんじゃないかなと思います。今は本当に走ることが楽しいし、こう思える今の自分の立場は本当に恵まれているると思います。



走るということ。その大切な一面を学ばせてもらった気がする3日間でした。