『３』

今の高校に勤め始めてもう少しで丸3年経ちます。

“まだ”3年ですが、こうやって毎年学年末を迎えると沢山の思い出が蘇ってきて、ちょっと感傷に浸ってます（笑）。ちょうど勤め始めた時に1年生だった生徒も今年卒業。部活も少しずつ軌道に乗ってきたし今年の春は『リレーで都大会出場！！』を合言葉に、結束が固まってきてます（コーチとしてのひいき目かもしれませんが・・・）もちろん授業も、手探りながら自分カラーを出して出きるようになったかなと少しだけ思います。

3という数字はものごとの区切りになるのかなと改めて感じます。

今日は期末試験の答案返却でした。毎度ながら採点は机に向かってひたすらペンを走らせる毎日。解答の○つけだけでなく、一人一人の生徒の顔を思い浮かべながら全員分書いていきました。非常勤という形の働き方は生徒との接点も少なくて、顔もなかなか覚えられないというなんとも情けない状況もあり…教師として申し訳ないなと思います。それでも、生徒の貴重な高校生活の時間をもらって授業をしているし、全力投球で準備し、授業しました。なんだかそんな授業の1年間が完結すると、生活的にはちょっとだけゆとりが出ますが、なんだか寂しいですね（笑）

教師にしてみたら沢山いる生徒の中の一人でも、生徒からしてみたら、今年の保健の授業の先生は僕しかいません。だからこそ、一人一人の生徒を大切にすることってすごく重要なことだと思います。消して同じことは書かなかったし、余白の許す限りコメントを書きました。不器用かも知れないけど、それが自分なりの生徒に対する愛情です。

一年間ありがとう。

授業をしていてみんなからパワーをもらったし、結構声を荒げて叱ったこともあったけど、それもいい思い出です。3年目が終わります。それは寂しくもあり、新たなスタートでもある。そんな気分かな。

先月末にマッサージの仕事を辞めました。約3年働いて、4月からは柔道征服の専門学校に通います。

3年目の再出発、3年目の決断・・・

そして、今日3月13日は今の自分にとって、大切な日です。『３』っていう数字に不思議な縁を感じた今日この頃でした。