目の前にいるのに、いない。 | 北九州・福岡 松井美由紀の心理セラピーBlog

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お盆に、久しぶりに帰省しました。

 

同窓会もあったし、

いろんな再会があり、テンション上がる、楽しい時間でした。

魂のご馳走ですね。

 

ただ、なかには、残念なこともありました。

 

ずっと仲良くしてきた友人たちが、

 

あることに熱中していて、

 

一緒にいても、ここに、居ないのです。

 

熱く語ってくるのだけど、今ここには、いない。

 

電話ばかりしていたり。

 

私と、共には、いないのです。

 

心が、別のところにいっている。

 

それが、ものすごく悲しくて。

 

はっきり私は伝えてみたけど、

届かない。

 

家庭内で、

 

お母さんが一緒にいるのに、

子どもと、ともにいない状態。

 

SNSに夢中になっていたり、

仕事を持ち帰っていたり、

考え事で頭がいっぱいになっていたり、

勉強のことばかり言っていたり、

その状態と、きっと似ている。

 

そんなときの子どもの寂しさって

こんな感じなんだろうなと、

 

いくら言っても、

子どもの気持ちが届かないのって、

こんな切なさなんだろうなと、

 

ボーっと思っていました。

 

 

目の前に存在しているけど、

自分のことばかりしている。

 

目の前にいる人との心と交流しているようで、

実は、していない。

 

心を、感じていない。

 

クライエントさんたちの、昔味わった寂しさ、

私自身の、子どものころに味わった寂しさ、

 

その寂しさが、

心にしんしんと、沁みわたったのでした。

 

他人事ではありません。

私も、しているのです。

 

原稿書き、持ち帰っていましたし。

 

感情が揺れ動くのは、きっと投影が起きているから。

 

自分が過去にされて嫌だった感情の投影でもあり、

自分自身のやっている投影でもあるのでしょう。

 

鏡となって気づかせてもらう、

貴重な体験だったのです。

 

人は日々忙しいし、

やることはいっぱいあるし、

ネットでつながる時代だから、

 

心と心が交流しているつながりって、

実は少ないのでしょう。

 

だからこそ、

心の交流が本当にできる人と出会えたなら、

その瞬間があったなら、

 

それは、レアで、貴重な、つながりであり、

瞬間なのです。

 

そのつながりこそ、大事にしたい。

 

伝え方も、まっすぐ伝えたつもりが、

そうではなく、私のクセが出ていて、

伝わらなかったのだろうと今ならわかるのです。

 

心のつながる交流を、日々の中で大事にしていこう。

目の前の人に、心をまっすぐ向けていこう。

 

改めて心に刻んだ夏の日でした。

 

 

 

 

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