北九州・福岡 松井美由紀の心理セラピーBlog

北九州・福岡 松井美由紀の心理セラピーBlog

母親問題・夫婦問題・共依存・子育て不安に悩む
女性たちを応援します。

●ごあいさつ




ご訪問ありがとうございます。

心理カウンセラーの松井美由紀です。

北九州・福岡で活動中です。




自分に気づきをもって、

自分の心を楽にしていく、

自分の体験や、クライエントさんの例を

書き記していこうと思います。
 
どうぞよろしくお願い致します。




「母を責める気持ちも、自分のせいだとか、

自分が我慢すればとか、そういう気持ちがなくなりました」

 

7月の勉強会に参加してくださった方の感想です。

(勉強会ページにも紹介してあります)

 

 

家族に何か問題があると、

誰のせいなのかと、心の中で、

犯人捜しをしてしまうことはないでしょうか。

 

私は、母がうつ病になった時、そうでした。

 

母に優しくしなかった父のせい。

母にきつく当たり続けた祖母のせい。

でも、一番は、反対を押し切って、

上京し、母の状態に気づかなかった私のせい。

 

長い年月、ずっと心の中で懺悔する気持ちがありました。

 

父や祖母を好きになれない時間も続きました。

 

心理学や心理療法を学ぶうちに、

母自身の問題ではないかと思うようになりました。

 

 

クライエントさんたちの中でも、

子どもや、母親との関係で何かあると、

自分のせいだと、自分を責めている人は多いです。

 

父親を、母親を、奥底で許せない人、

責めている人も。

 

毒親、親ガチャという言葉が市民権を得てしまったことも、

犯人捜しを後押ししている気がします。

 

誰が問題なのか、と。

 

ファミリーコンステレーションは、

家族の中で何が起きているかを、代理人を立てて、

ありのままを見ていきます。

 

表面的には見えていない、隠れた力動が見えてくることがあります。

 

そこで繰り返し出会った、

 

誰が悪いわけでもない、という事実。

 

 

 

「自分や自分以外の誰も責める必要はないのだと、気づきがゆっくりと深まっていくようです」

 

参加者の方が感想をくださったように、

後日じっくりゆっくりと湧きあがる気づきは、

 

思考での認知の切り換えでは、たどり着けない領域だと感じています。

 

心の奥底で、誰かを責め続けることも、自分を責め続けることも、

心を痛めつける、苦しい作業です。

 

頭ではわかっているのに、

無意識にそれをやり続けている人は多いのではないでしょうか。

 

ここから解放されることは、どれほど大きなことでしょう。

 

あたたかな学びです。

 

ひとりでも多くの人が、解放されますように。

 

ファミリーコンステレーション10月勉強会のご案内はこちら

 

 

 

 

 

飛行機の座席に座るや否や、即効で眠りに落ちていたのですが、

突然強烈な明るさを感じて目を開けると、

真っ赤な夕焼けと強烈な夕日の光が飛び込んで来て、

直後に、夕焼け富士が現れました。

静かで神々しい光景。

 

一連の流れが、強すぎて美しすぎて、

心に焼き付きました。

 

来談者中心療法、メンタルケア、NLP、ゲシュタルトセラピー、

様々な心理療法をこれまで学んできました。

それらは全てが、当時の私には必要不可欠で

大事な学びでした。

そして、今現在は、心理療法の枠組みを超えて、

あらゆる領域の関係性に光を当てていく

「新しいファミリーコンステレーション」

メキシコの大学で指導をされているコンステレーターの

井上氏より、ご指導を頂いております。

 

井上氏によるファミリーコンステレーションの勉強会を

メキシコとオンライン上でつなぎ、

トライアルで7月に開催したときのことです。

 

 

 

ある参加者の方が提起した、仕事がテーマの

コンステレーションがありました。

 

それはもちろん彼女のコンステレーションですが、

多くの人に共通する家族の物語にも見え、

私にとっては、これまでの心理療法の学びで

お世話になった恩師や大事な友を

思い起こす時間でした。

 

今の私は、両親先祖家族はもちろんのこと、

これまで出会った友やかけがえのない恩師から

受け取ったもので出来ているのだと、

大事な人たちの顔が浮かび、

 

すると、これは後日ですが、

思考とは分離されたところから、突然涙が溢れ、

何に泣いているのだろうと戸惑ううちに、

過去現在の人と人との繋がりへのありがたさが胸に押し寄せ、

堰き止めていたものが流れ込んでくる感覚を体験しました。

 

「コンステレーションを実践するということは、

常に生命と向き合うこと、

私たちが何を受け取り、何を伝えていくのか

ということを体験として自覚し、

覚醒していくプロセスです。」

アナロジッククリエーションHPより

 

(2015年東京ワークショップ、井上氏主催)

 

これまでにない満たされた感覚を味わえるようになったのは、

目の前にあるのに受け取れていなかったものを、

受け取れるようになったからかもしれません。

これまで見てこなかったものを、

見ることができるようになってきたからかもしれません。

 

ただそこに在る自然を、そのまま見るだけで感動するように、

一連の流れをあるがままを見て、あるがままを受け取ることは、

想像を超えたパワフルさです。

 

深く尊い体験ができるコンステレーションが5つも続き、

さらには日本家庭や日本人の課題が見えてきたので、

消化するのも大変でしたが、

共に歩んでいる人たちの存在の大きさも実感しました。

 

さらなる自分自身の変容も、

無理だと思えてならなかった社会の変容も、

多くの人たちと共に進めば可能かもしれません。

 

そこで、ご自身の問題を解決したい人はもちろんのこと、

家族をサポートする人、セラピスト、カウンセラー、

援助職、教育関連の方が、共に学び合える場を作ろうと、

勉強会の定期開催を企画しました。

 

10月29日(土)30日(日)で、

コンステレーター井上氏によるファミリーコンステレーションを

実践的に学ぶ勉強会を開催します。

 

もし、興味を持たれた方は、下記もご覧ください。

そして、一度お越しください。

 

 

勉強会のご案内はこちら

※ファミリーコンステレーションについてや創始者バート・へリンガーについての動画も載せています。

※参加者の感想も記載してあります。合わせてご覧ください。

 

 

お申込みはこちら

 

 

 

 

リビング新聞(北九州版)さんに、セルフラブをテーマに、取材の申し込みを頂きました。

 

 

セルフラブという言葉を使ってきたわけではありませんが、

以前からコラムで繰り返し、自分を大切にすることを書いてきたからでしょう。

 

特に最近も、クライエントさんたちとのお付き合いの中で、

自分を大切にすることが難し人が多いと、強く感じる日々だったので、

お受けしました。

 

仕事に育児に家事に、やることが多すぎて、自分のことまで手が回らない、大事にする時間など、どこにもない。

さらには、心の奥で自分を否定批判していて、自分を大切にするどころか、無意識に自己攻撃をしている。

 

自分を愛すること、自分を大切にすることが、

今の社会、難しい状況になっていると思います。

 

内閣府の調査でも、日本人の多くが諸外国に比べ自己肯定感が低いというデータが発表されています。

 

特集 1 自己認識|平成26年版子ども・若者白書(全体版) - 内閣府 (cao.go.jp)

 

韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの中で、最低であり、

数値的にも、他国に比べ非常に低いのです。

 

日本には「世間様」という言葉があるように、社会の評価や周囲の目を気にする傾向にあります。その点が強く影響しているようです。

 

そこで、自己肯定感を高めることがセルフラブの鍵だと思い、

紹介させて頂きました。

ファミリーコンステレーションの学びからのご提案です。

 

社会の評価に自分をゆだねるのではなく、

周りの空気感に飲み込まれそうなところを踏ん張って、

自分のいいところ、大事に思う価値観感を、

自分で見つけて肯定していく力。

 

自分にダメ出しして自分の心を痛めつけるのではなく、

味方になって、応援していく力。

 

私も大事に育んでいる途中ですが、

ご縁ある皆さんと共に育んでいけたらと願っています。

 

リビングWEBでは、新聞の紙面より、内容をプラスして掲載されています。よろしければこちらもご覧ください。

 

「セルフラブ」してる?  | リビングふくおか・北九州Web (living.jp)

 

 

 

2022年がスタートしました。

 

ここしばらく、HPのブログにアップしてきたため、

こちらのブログが大変久しぶりです。

 

これからは再びよろしくお願い致します。

 

2021年は、新しい学びの扉を開けて、

集中して、学びトレーニングを続けてきました。

 

細胞が入れ替わっていくような体感を繰り返すたびに、

年齢を重ねることも

歩み続けることも

いいものだと、思える今日この頃です。

 

セラピー(といっていいのかどうか、迷うところではありますが)は、

祈りだと、最近感じています。

 

ただただ、ご縁ある目の前の方の幸せを祈る。

 

誰もが、ご自身では実感としてあまり感じていないかもしれませんが、

 

その人なりに、

心を酷使して、

神経も使って、

思考を果てしなく巡らして、

頑張って生き抜いてこられています。

 

毎回、頭が下がる想いです。

 

それなのに、

実態のない漠然とした社会の物差しに、

とらわれやがちで、

 

自己肯定感が低くなってしまったり、

罪悪感を抱えてしまったり、

 

見当違いのことが起きてしまっているのです。

 

社会=母親でもあるので、

この思い込みからは抜け出すのに難しく、

ハードルの高さをしんしんと感じております。

 

それでも、私はあきらめが非常に悪いので、

本来のありのままの魅力や力を

ご自身で気づかれていく日を信じて祈り、

共に歩み続けます。

 

 

2022年の元旦は、

久しぶりの実家で、まさかの癒しが起きました。

 

母がうつ病になり、先の見えない15年間、

お風呂場でひとり泣いていた実家で、

 

元旦の夜、母と嬉し泣きをしました。

 

歩いた先に必ず新しい扉があり、その先に望む幸福感があると

信じることのできた2022年のはじまりです。

 

皆様の歩みの先にある扉をどんどん開けて、

それぞれの望む未来に進んでいけますように。

 

ご縁ある皆様のサポートをさせて頂ければと思います。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

オンラインカウンセリンググループセラピー

 

コロナ禍に入ってからスタートしております。

 

現在HPメンテナンス中なので、

お申込みお問合せは

こちらにお願い致します。

  ↓↓

cocoup.m@gmail.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

疲れ切って、ソファーで寝落ちしてしまい

しまった!と、目覚めた深夜3時。

 

付けっぱなしのテレビで流れていた

テレビショッピング。

 

寝ぼけながら見つつ、

思わず購入したのが、

 

真空にできる(しかも簡単に)保存容器!

 

ずっと欲しかったものであり、

さらに、

深夜のテレビショッピング初体験ということもあり、

興奮気味に翌朝、夫に話したわけです。

 

想像通り、この商品は私のツボ。

 

残ったイチゴも、もやしも、レタスも大葉も、

鮮度の良さを保って保存ができる。

 

 

容器から野菜を取り出す度に、

ピンとした鮮度の良さが嬉しくて、

その都度、その感動を、夫に伝えていたという

経緯があります。

 

さて、先日、何か月ぶりに娘が帰ってきたので、

娘の好物を料理しながら、

我が家に加わった新入り保存容器を紹介していたら、

 

夫が娘に一言、

 

「深夜のテレビショッピングの買い物が

成功したのが相当嬉しいらしいよ」

 

!?!?!?

 

はあ?

違いますけど!!!!

 

私の嬉しいポイントはそこじゃない!!!

 

 

昔から、蓮根切って、真っ白だったり、

とれたての野菜の甘さを感じたり、

鮮度にテンションがあがっているのに。

 

容器を開けるたびに、その感動を話していたのに。

 

そのズレ具合は、何???

 

・・・・・・・・・

(ひと巡り考えて)

・・・・・・・・・・・・・・ああ。

 

それは夫自身の基準の投影

 

ネットショッピングでよい買い物ができると

成功だと、喜んでいたっけ。

 

人は、自分の基準の物差しで、

人や世界を見がちだとは、

心理学を学んでわかっていたことだけれど、

 

私の感動ポイントが、

違う受け取り方をされていたとは、

少しがっかり。

 

こんな近い相手とでも、

しかも何度も話しているのに、

こんなふうに小さなズレが日々起きていて、

機会がなければ、気づかぬまま、

間違って受け取られたままだったんだと思うと、

 

どれだけの人と

小さなズレが起きているのか、

誤解が生じているのか、

若干怖くなります。

 

 

救いだったのは、娘が

 

「ママって、昔から、

新鮮な野菜見て、やたら喜んでたよね」

 

と、わかってくれていたところ。

 

身近な人の喜びポイントや、

タブーポイントを、観察して理解しておくと、

すれ違いを少しは避けられるかもしれません。

 

https://www.cocoup.jp/ココアップブログ/