明日は仕事になったと夜旦那からメッセージが届いていた。寝かしつけで寝落ちしてしまったみたいでメッセージに気がついたのは深夜だった。そうかと思いまた眠りにつく。シフト変更が多い仕事でこんなことは暑中ある。今日はパパがお休みだー!と喜んでいた子供たちも仕事になったんだってというと、そうかとまた遊びに夢中になっていた。


別に予定があったわけじゃないけど、なんとなく思っていた予定が実行できず調子が狂う。昼食夕食のお弁当を作り、これからまた子供たち用にもご飯を作る。気晴らしにフリーマントルでもお散歩しに行こうかと出かけたが、閑散としていて公衆トイレも閉まっていたため帰ることにした。天気のいい日の長いドライブとなっていた。途中で三男は寝てしまい、一本道をひたすら走る。


家に帰ると子供達は、最近自分たちで作った子供基地に篭ってしまった。特にすることもなく、最近興味がある電子書籍を開いてみる。本は紙でなければというしがらみがあり電子書籍には手を出していなかった。まだ謎の警戒があり、最近は会員登録をせず試し読みだけして、気になった作品だけが増えていっていた。


昨日はどうしても全部読みたい本があり、重い腰を上げて会員登録を始めてみる。なんか空回りの日。全然進まない。次から次へと立ちはだかる壁に、やっとのことで登録を終えた時にはもう、その本の興味が薄れていた。


また今度にするか。3時のおやつのミカンを嬉しそうに食べる次男三男を恨めしそうに長男が見ていた。長男はフルーツが嫌い。仕方ないのでマフィンを作ることにした。作ってる間も夕飯は何にしようと考える。結局朝から晩まで食べ物関係しかしてないな。と思いながらおにぎりを握る。


なんかそんな日。特に何もしないでおわったと思ったけど、思い返せば結構なんかしてた日。自分のテンションでこの1日ももっと楽しいものだったのかもしれない日。でもそういう日もあっていい。今日の綺麗な秋晴は明日の雷予報が嘘みたいに穏やかな日曜を演出している。


今日は散歩に出ても不思議と空を見上げなかった。澄み切った空だと分かってたから、そこにある安心感からか確認をしなかったのかもしれない。どんぐりに夢中で下へ下へと目線がいく。子供達と一緒というのもあって自然とそうなる。逆に1人で歩いているときは上を向いて歩く。いつもは子供が走って行かないか注意しながら目線はそこばかりなので、そうだ、こんな景色があったと少しワクワクしながら歩みも軽やかになる。

今日はいつもよりたくさんの人とすれ違った。街が動き出した1日目。みんな色んなことを思って家路を急いでいる感じがした。私といえば自宅学習が思ったよりも大変で、気づけばあっという間に日が傾いていた。

「明日のかなこスクールは、お弁当とおやつ用意してね。朝制服に着替えるからね。」とやる気満々で次男がいう。三男を見ながら2人の勉強に付き合うのは思った以上に大変だったが、パワーポイントから流れる先生の声が次男を幼稚園の世界へと引っ張ってくれているようだった。

夕方になり、いつものことながら夕飯に悩んでいると、次男から素麺が食べたいと申し出があった。今日は旦那も夜勤でいないし簡単に済ませるかな。今晩は冷えそうだし早く寝よう。寒い日はスープがいい。明日の朝はスープを仕込もう。色々考えながらさっと食事が揃い、食べ始めたのだが、今日の食卓はとても静かだった。いつものあのお祭り騒ぎは何処へ行ったのだろう。麺を啜る音だけが部屋に響く。あれだけ静かに食べなさいと怒っているのにいざそうなると逆に心配になり、可笑しくてちょっと笑ってしまった。

そして急に三男が見て!と天井を指差した。ライトに照らされたみんなのお椀のスープが天井に映りゆらゆらと揺れていた。面白いねー。海みたいだね。キラキラの水面がクラゲみたいにふわふわしていた。

今日の空はどんな空だったんだろうか。天井を見上げながらふと思う。食後に出した苺が思ったよりも甘かった。三男が最後の一粒を私に渡してくれた。いいよ食べな?と言っても私に食べてほしそうにしている。じゃあ遠慮なくと口に入れると、三男はちょっと照れながら満遍の笑みを浮かべていたのだった。

今日の夕飯何しようかなぁと毎日考える。小学校の時みたいに献立表作ったらいちいち考えなくていいし、食材もそれに沿って買えばいいから楽かなって思うけどそれもやってないな。

特に夕飯は1日の中で1番力を入れる食事。
そんな毎日にあきるとやるのが「1人料理の鉄人」
小さい頃、料理の鉄人が好きで毎週見ていた。和の鉄人道場六三郎が好きだった。決まった食材時間の中でメニューを考える。スピード感とたまにあるアクシデントにハラハラしながら見る。最高のエンターテイメントだった。

この時間までに作り終えると決め、料理をする。ストーブもフル回転して洗い物もしながら作っていく。そうしていると、忙しいキッチンを思い出す。ドケットが入らないくらいズラーっと並んで、ヘッドシェフの罵声が飛び交う。いいパフォーマンスがあれば褒めてくれた。

決まった時間で、どんどん作品をつくっていく。
そうやって集中していると必ず誰かが泣いたり「ママーう○ちでたー」とか喧嘩が始まる。
鉄人は今忙しいんだよ!と思いながら中断。

試食の際の「おいしゅうございます」はないが、ママのご飯が1番美味しいと旦那が言うと満足で1日が終わるのであった。