今にして思えば... | ゆっくり歩こう、たまちゃんと   ☘️遷延性意識障害の息子と生きる☘️

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18才の一人息子が突然倒れ、心肺停止
蘇生後低酸素脳症になりました
自発呼吸もないままに、24歳となりました

息子との日々などを綴っていきたいと思います

 

 

息子が倒れて、もうすぐ6年

 

 

当時とてもほしくなったものがありました(;'∀')

 

 

 

 

 

息子が生死を彷徨っている頃

 

赤信号で停車したとき、

 

隣の車がそれを飾っているのが見えました。

 

 

よく笑う息子がそこにいたように思えました。

 

 

それは

 

だいぶ前に流行った「ひだまりの民」

 

これです↓

 

 

 

 

 

 

 

息子に似てる!


そう思いました。

 

 

もう販売されていなくて

 

プレミア価格で販売されているものを

 

買いましたあせる



かわいいけど


似てるけど



今ならそこまでして買わない…





 

 

今思えば...

 

どうしてこれがそんなに欲しかったのか...

 

 

???



 

 

となりますが

 

 

 

息子に明日があるかもわからない


そんな時

 

 

きっと息子の笑顔に少しでも近づきたい

 

 

そう思ったのでしょう…

 

 

とにかくいろんなことに必死なときでした。


もがいてました。

 

 



 

最近「これ、なんで飾ってるやろう」



違和感を感じるようになったのは

 

もうそのステージを卒業して

 

 

過去の息子の顔を求めるのではなく

 

もちろん、あの笑顔をもう一度見たいけれど

 

 

今の、あるがままの息子

 

そのものが大切で、愛しい照れ

 

 

元に戻りたい、ではなく

 

あそこから新たなスタートベル

 

本当にそう感じられるようになったかな照れ



もうあそこには戻れない


戻ろうとするのではなく、


今、目の前にある道を歩いて行こう

 

 

 

さあ、新たな未来へ 走る人 馬 走る人 馬 走る人 馬