社会復帰 悩む治療 | スキルス胃ガン[末期] 〜 完全復活への道。 俺には生きる理由がありすぎる。

スキルス胃ガン[末期] 〜 完全復活への道。 俺には生きる理由がありすぎる。

2017.11
32歳でスキルス胃癌になってしまいました。
3姉妹の父です。復活します。見てて下さい。

手術後 47日

経緯・自己紹介

 

 

2月26日から、

術後初の抗がん剤治療が

はじまりました。

 

術前から飲んでいたTS-1。

単独療法です。

[2週間服用後 1週間休薬]のコース。

 

飲んだ翌日から倦怠感、頭痛。

何より厳しかったのが、食欲不振。

 

 

術前あんなに余裕だったのに…

 

 

胃全摘後の食生活の軸が

せっかく出来はじめてきていたのに、

あっという間に崩壊汗

 

とりあえず、言い訳をする前に、

結果、結論から述べると、

今回は6日でリタイアしました。

 

 

通院の予定もなかったので、

主治医に相談することなく、

自己判断で服用をやめました。

 

胃がなくなるだけでこんなに

 変わるものなのか・・・

 

予想外の結果、

想像を超える副作用に

だいぶ凹みました。

 

 

ガン発覚初期、初の抗がん剤治療での

オキサリプラチンの副作用に比べれば、

全然マシでしたが、当時よりも

気持ち、心へのダメージが大きかった…

 

胃がなくなるだけ

 

と表現しましたが、

改めて胃の役割や、薬と体の関係、

どのように患部に届くかなど、

自分なりに勉強しましたが、

 

そもそも、胃がなくなるって

大ごとやん…と気付く笑い泣き

 

「だけ」じゃないよね。

 

 

術後の経過も良すぎたので、

いい意味でも、悪い意味でも、

感覚が麻痺っていました shokopon

 

 

とにかく、今は

朝3錠、夜3錠と多めなので、

勝手に減薬して1コース目を

乗り切ることも発想にはありましたが、

 

一度、体も心もリセットしたかったので、

6日目できっぱりやめることにしました。

 

その後、3日で体調は戻りました。

 

 

今後どうするかは今週末、

主治医と話し合って決めようと思います

 


サバイバー諸先輩や、読者の方から、

励ましのお言葉とともに、

アドバイスもたくさんいただきます。

 

ありがとうございますにこ

 

まだまだ先が長い闘病生活に比べれば、

1年間という短い期間ですが、

抗がん剤治療をしてきた経験も参考に、

今後の治療は考えていきます。

 

 

フォロワーさんも増え、

ガン消滅の実績もあり、

少なからず影響力はある身として

あえて考えを述べるならば、

僕は

ガン治療に抗がん剤は必須だと

思っています。

きつい副作用に耐える価値は十分にあると

思っていますし、

抗がん剤なしで、

腹膜播種の消滅が実現したとは思えません。

 

ただ、難しいのが、

じゃぁ、

 

100%抗がん剤のおかげなのか…

 

と言われれば、

それは違うと答えます。

 

その思いを綴れば、長くなりますし、

また改めますが、

とにかく、抗がん剤がガン細胞消滅に

働きかけることは

間違いないと思っています。

 

その考えからすると、

その考えを持っての今回の行動

(→6日でのリタイア)

を振り返ると、逃げの行動ですよね。

無理して耐えるべきですよね…

 

副作用の辛さと戦う

全てのサバイバーの方に顔向けできない

ですよね・・・

 

ただ、僕の中での術前と大きく違う

気持ちの持ちようが、

 

治療予防の概念なんです。

 

一応、体内にガン細胞が

確認されていない今。

 

抗がん剤は再発防止のためと言える。

 

果たしてそのために、

食事も取れず、体重を落とし、

体力が減り、QOLを下げる。

 

それが本当に再発防止に繋がるのか…

 

 

その一方で、

まだ目には見えていないガン細胞、

その芽が、体内にある可能性はある。

腹膜播種の特徴でもある。

 

そうなれば、治療という概念で、

先ほどの考えでいうと、

どれだけQOLを下げても、

抗がん剤治療を受け止めるべき。

 

 

ガンを消すためには

ガンを作らないためには

 

の違いからくる気持ちの変化に

今回は、苦しめられた。

 

何より、ストレスがすごかった。

 

 

どんな状況でも、これまで通り、

最優先したい考え方は

ノンストレスの生活

 

術前、副作用で苦しんだ時と

今回を比べると、

ストレスの量が違った。

 

 

その理由を自分で分析した。

 

簡潔に、あえて大胆にいうならば、

 

死ぬベクトルから

生きるベクトルに

大きく変わったからだと思う。

 

 

 

最近つくづく思う。

 

 

死ぬと言われて、

終わりを覚悟して生き抜いた経過を

褒めてくれる方が多いけれど、

 

終わりが見えない中、

走り続ける方がよっぽど苦労もするし、

しんどいことなんじゃないかと。

 

無意識に毎日を頑張れている人、

以前の自分の方がよっぽど

褒められるべき人間だったのでは…

と。

 

 

大病を経験し、

進化したのではなく、

退化したのか?って…あせる

 

 

 

いろんな心の葛藤がある中、

ハンデも背負いながら、生き抜く覚悟、

そのビジョンは持てていたのに、

瞬殺で崩壊させた副作用たち。

 

 

おそらく減薬して続けていく結果に

なると思うけど、

どのような方針になっても、

「逃げ」ではなく、

生きることに挑戦している自分を

持ち続けたい。

 

 

そう、

自分は病気においても人生においても

まだまだ挑戦者。

 

生きるために悩みは絶えないだろうけど、

その悩みに埋もれることなく、

人生の選択をして行こうと思っています。

 

うん、やっぱり退化はしてないわウシシ

 

 

 

昨日から店も再開して、

また新たな日常が始まりましたニコニコ

 

桜も待ち遠しいすまいる

 

 

てか、

副作用も大概やけど、

花粉症も

どーにかならんかね?!

 

 

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