こんにちは。朝晩は少しずつ過ごしやすくなっていましたね。
さて、先月は8冊でした。(マンガを除く)
本当はもう一冊絵本があったのですが、登録し忘れたので9月分に回します。
8月は帰省もあって、読書ペースが落ちてしまいました。(*_*)
9月はもう少しさくさくと読みたいです。
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8月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:1963
ナイス数:393
遠くの声に耳を澄ませて (新潮文庫)の感想
あちこちで登場人物がまたがっている短編集だった。あれ、この人は?と思ったけどちゃんと確認しないで読んでしまったら、解説でどれが誰だか丁寧に書いていてくれてありがたかった。何となくさらっと読んでしまった。波照間島、キト、朱鞠内湖、台湾など、旅先の描写が多くてどこか知れない場所に行ってみたくなった。お米を土鍋で炊くみのりちゃんが良かった。土鍋で炊いたことないけど、美味しいんだろうな。いつかやってみたい。
読了日:08月02日 著者:宮下 奈都
夏の庭―The Friends (新潮文庫)の感想
とても良かった。昔、映画をチラ見したことがあるのだけどまたちゃんと観てみたくなった。おじいさんの戦争の話が辛かった。生きるためとは言え、殺した女が妊婦でそのお腹がまだ動いてたというのが悲惨だった。亡くなったおじいさんを発見したとき、脱け殻だったというのが、私も祖父を亡くしたときに全く同じ様に感じていたのを思い出した。姿形はあるのに中身が無くて、死ぬとはこういうことかと思った。お葬式で、せっかく咲いたコスモスが大人たちに踏み潰されていたのが悲しかった。おじいさんのお陰で3人は一夏で大きく成長できて良かった。
読了日:08月11日 著者:湯本 香樹実
痛い靴のはき方 (幻冬舎文庫)の感想
著者のエッセイはさらっと読めるので新刊が出ると買ってくる。今回は旅とおやつの話が多くて、出掛けたくなったし、いろいろ食べたくなった。趣味が旅行というだけあって、韓国、札幌、那覇、金沢などあちこちのふらり旅が書かれていた。素朴な旅が何だか良いなあと思う。一人旅なんてなかなか行けないけど、いつかまた行ってみたい。著者の空港での過ごし方が満喫していて凄い。私は空港は通過点だと思っているけど、そこも旅の一部だと思うともっと楽しめる要素はたくさんあるんだろうな。ゆっくりあちこち見てみるのも楽しそうだった。
読了日:08月20日 著者:益田 ミリ
ケンちゃんと猫。 ときどきアヒルの感想
一昔前の風景とほのぼのした日常が懐かしい空気を醸していて良かった。お父さんがケンちゃんの似たような写真ばかり連写してしまう気持ちはよく分かる。フィルムだと現像代が馬鹿にならないよね。ケンちゃんがお母さんのお腹に赤ちゃんがいることに気がついてなかったのが可笑しかった。あんなに大きなお腹なのにただ太ったのだと思っていたとは(笑)アヒルのきいろが可愛い。猫のモモが自分の子どもだと思って育てていたのが面白かった。きいろは自由に散歩して帰って来るなんて利口だなぁ。電子書籍では全編フルカラーで読めるとのこと。
読了日:08月20日 著者:ねこまき (ミューズワーク)
六花落々 (祥伝社文庫)の感想
初読みの著者。幕末に向かう少し前の時代小説。主人公の尚七を含め、実在の人物が出てくるので、なるほどこの時代はこんな人達がこんな風に考えていたのかもなあと想像しながら読んだ。普段は読まないジャンルなのでなかなか読み進められなかったけれど、また他の作品も読んでみようかなと思った。雪の結晶を観察して図鑑にするなんて、ただでさえ溶けてしまって大変なのに江戸時代に二十年かけてそれを成し遂げたなんて凄い。六花とは雪の結晶のこと。より庶民の目線に近い尚七だからこそ、雪と米の収穫量が相反しているのが辛い。
読了日:08月22日 著者:西條奈加
毎日を特別にする みんなのバレットジャーナル (MSムック)の感想
存在は知っていたけど、何だか色々書くのが大変そう…と敬遠していたのだけど、読んでみたらとても楽しそう!忙しい人ほどオススメとあるように、タスクを見える化して毎日確認することで、やるべき事と本当にやりたい事が見えてくる。家事などのルーティーンだけでなく、習慣化したいこともこれなら続くかなあ。好きなことを書くコレクションのページは、似たようなことをすでにドットノートにやっていたので、とりあえずそのノートを復活させるところからやってみようと思う。綺麗に書くのではなく確認のために書く、というスタンスでいこう。
読了日:08月23日
星の王子さま (新潮文庫)の感想
再読。いつ以来だか覚えてないくらい昔に読んだ。改めて読むととても素敵な話だった。何度も読み返す人がいるのが分かる気がした。私もときどき読み返そうと思った。王子さまとの別れがこんな形だったとは。哲学的でとても不思議な男の子だった。もしも出会うことがあったら大人になってしまった私はついていけないかもしれない。王子さまのキツネの絆の話が好き。きっと自分の星に戻ったらバラとヒツジと一緒に仲良くやっていくのだろうな。子どもの頃に見たアニメのビデオの印象が強かったけど、原作はもっと大人向けだった。
読了日:08月25日 著者:サン=テグジュペリ
かもめのジョナサン: 【完成版】 (新潮文庫)の感想
有名だけど読んだことのなかった1冊。面白かった。食べることよりも飛ぶことに専念したカモメのジョナサンが、飛行を極め、さらに極めた者たちが集う天国と呼ばれる場所で訓練を積み、そして群れに戻って若者たちを指南する。最後に輝いて消えた後はどこへ行くのだろう。さらなる高みの地へ旅立ったのかな。飛行技術が後の世代へ受け継がれることで無限に続いていくのがなるほどなと思った。人生の中で本当に自分がやりたいことに集中できたジョナサンたちは幸せだなあ。私も出来るだけ無駄なことはせず、やりたい事のための時間を作りたい。
読了日:08月26日 著者:リチャード バック
※追記:【完成版】だと思って読んだものが、実は第3章までのものでした。感想を登録したときには気が付かず、そのままになっています。
流れ星が消えないうちに (新潮文庫)の感想
初読みの作家。不慮の事故で知らない女の子と死んでしまった恋人の加地くんについて、その恋人であった奈緒子と、現在の恋人であり、加地と奈緒子のキューピッドでもあった巧の視点で交互に語る。現在と過去の二人が語られ、単なる三角関係の話ではなく深みのある話だった。無理に忘れなくて良くて、加地くんを含めて丸ごと相手を愛すという、一歩踏み出した二人が良かった。奈緒子のお父さんが家出してきたけど、お母さんを上手く説得できると良いな。夫の出世を自分の夢にしてしまったお母さんは、自分の人生の中で夢を見付けられたら良いね。他人を自分と同一視して、他人に自分の夢を重ねてしまうことはとても危険な気がした。親子関係でもしばしば見受けられるけど、妻が夫に依存してしまったのが、このお父さんとお母さんの喧嘩の原因なのかなあと思った。お母さんのことがあまり書かれていなかったので本当のところはよく分からないけど、奈緒子も妹の絵里もお父さんが悪いと決めつけているのが何だか嫌だなぁ。お父さんも自分が悪いと言ってるし…。確かに、大企業で昇進が決まっている安定した生活を夢のために手放して、そこに家族が巻き込まれるのは一大事なんだけど、それがお母さんの夢なのか、というところがちょっとなあと感じた。自分の夢が他力本願になっている時点でそれは夢じゃない気がしてしまった。
読了日:08月31日 著者:橋本 紡
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