みなさん初めまして、フリースクールこころでカウンセラーをしていますドクターこと山本先生が今回のブログ記事を書きます![]()
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みなさんは「タイムアウトの椅子」ってご存知ですか?
今回は私がアメリカでいた時のエピソードをお話をしたいと思います![]()
Parent’s Co-opという親参加型の保育園での事です。
保母さんが〝time out"・・・タイムアウトの椅子を使っていた事が大変印象的でした![]()
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今回はそのタイムアウトが如何に心理面に効果をもたらすか、こころへの働きについてお話ししたいと思います。
タイムアウトの椅子ってなあに![]()
子どもが「基本的な生活ルールを守らなかったり、先生の適切な指示に従わない」場合ってないですか![]()
この保育園では、そんな時は部屋の隅にある決められているタイムアウトの椅子に連れて行かれるんです![]()
「ええー、ほんとに」って、思われるかもしれませんが、なぜタイムアウトをしなくてはならないか、それには理由があります![]()
それは小さな子どもであっても、ルールをシッカリとした説明で伝えるためです。子どもには独りでよく考えさせて、後で考えた結果を先生が聞くことを伝えます![]()
実際、先生は子どもをただ座らせているだけではありません![]()
注意深くその子が座っている間も観察を怠らず、時々は状態を確かめるような細やかな声掛けもしていました![]()
私は当時そうしたこころを扱う教育がとても新鮮に映りました![]()
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最近日本でも 〝time out" を多くのお母さん方が取り入れています。日本でも「こころの教育」の変化が窺えるようになってきたんですね。
小さな発達の萌芽の時期であっても、まず、先生と生徒と言う以前に、互いに尊重される人と人との関係が望ましい事がわかります![]()
一方的に、悪いと片づけるのでなく、子どもでも個として対置して考えてもらい、自分の考えを説明してもらうのです。
「何故悪かったのか・・・」を子どもが考えることが大切なんですね![]()
こうした教育の取り組みはコミュニケーション力の育成にも繋がる上に、自分の力で考えて行動出来る自立した人間への育成にも繋がります![]()
この子どもの心を尊重し、育む姿勢は人格の基礎作りとして、初めの第一歩として、大切なのではないでしょうか![]()
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今回はアメリカの保育園での〝time out"の椅子についてのエピソードについてお話ししました![]()
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今回、私はカウンセラーとしてフリースクールこころに携わらしていただくことになりました。
今後はブログの方で、心理学の専門家視点での子育てやカウンセリング、教育の話をしていきますので、よろしくお願いしますね![]()
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