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先日、自宅にてキネシオロジー認定後初のセッションを始めようとしたら
「ただいま〜✨」
と次男くんが可愛く（笑）帰って来て、
慌てふためいたリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。
学校のお手紙をろくすっぽ読んでいないツケがここに・・・。
よく見たら、今月は13時下校がいっぱいあるじゃん！！
ゲーーーーーー
学校のお手紙はきちんと読みましょう！自分！
さてさて。
昨日、ふと
「読めば読む程、心が透明になって行くようなそんな本が読みたいな✨」
と思い、いつもの本屋さんに行ってきました。
行ってみたはいいのですが、何を選べば良いのか分からない。
手に取るのは、いつものお気に入りの作家さんばかり。
でも、今読みたいのはこの人たちじゃない。
もっと違う誰か。
結局、その「もっと違う誰か」を見つけることが出来なくて、何も買わないまま家に帰って来てしまいました。
それからネットで検索しているうちにみつけたのが、
中谷美紀さんの『ないものねだり』と
檀密さんの『檀密日記』
今日、買いに行こうと思っています。
それにしても、なぜ、芸能人のエッセイなのか？
それは遡ること10年ほど前。
ふと手にした石田ゆり子さんのエッセイに心を打たれたから。
石田さんはものすごく丁寧に物を選ぶ。
日常の些細なことを心から喜ぶ。
読めば読む程、心が透明にピカピカ輝いて行きます。
そういう風に過ごしている人は他にもたくさんいるかもしれません。
でも、彼女は女優さん。
私たちの何百倍、何千倍という人の目にさらされて、
賞賛もされるけれど、いわれのない誹謗中傷にあう機会だってたくさんあると思うのです。
それでも彼女はまっさらな心で生きている。
それって本当にすごいこと。
作られた自分を演じたままに書いているのか、
それとも本音を書いているのか。
それは読めば誰にでも分かるはず。
いわれのない誹謗中傷や好奇の目をそのままに受け取って、
未消化のまま生きていたらこんなエッセイは書けません。
それらの怒りや悲しみをどんな風に自分の中で綺麗に昇華して、
彼女達は「女優」という仕事を続けながらも、
心と演技と言う技を透明にして行くのか？
それがとても気になるから、私は女優さんのエッセイを読みます。
感情解放とは、
心のちょっと汚れてしまった部分をしっかりと見て、
丁寧にお掃除して取り除いてあげる作業。
彼女達はそのお掃除がすごく上手なのだと思います。
ドロドロのままだったらきっと続けられない。
そのドロドロに自分がやられてしまうから。
自分の中に沸き上がって来る「怒り」や「悲しみ」。
それをなかったことにするのではなく、
きちんと向き合って取り除いてあげること。
そんなことは出来ないと思っている人が多いけれど、
そんなことはないよ？笑
取り除けるんだから、ちゃんと向き合った方が良い。
キネシオロジーモニター１号で来て下さったCさんは、
彼女の魂ね、お散歩に行っちゃってたけど（笑）
ちゃんと戻ってきましたよ♡
おめでとうヽ(*´∀｀)ノ ｷｬｯﾎｰｲ!!
Cさんは典型的な長女。
周りの言うことをきちんと聞いて、誰にでも優しく親切で、
人を悪く言わず、いつもあかるく微笑んでいる。そんな人。
周りはCさんといると心地がいい。
けれども、Cさん自身はいつもどこか不安で堪らない。
先日、その不安感が大きくなり過ぎて慌ててセッションのお申し込みをして下さいました。
ずっとずっと向き合い続けても見つけることが出来なかったCさんの不安の正体。
このセッションで、ついにCさんはその正体を見破ることが出来ました♡
それは２０数年前にCさん自身に起こった悲しい出来事。
彼女はその出来事を長女らしく
「あれはああすることが一番良かったのよ。
あの人のためにも、この人のためにもああすることが一番良かったの。
だからもう気にすることはないよ」
と、自分の気持ちをを懸命にポジティブな方向に持って行っていました。
けれども、ここですっぽり忘れられてしまっていることがあったのです。
それは
彼女自身の気持ち
あの人、この人のことばかり考えて、彼女自身の気持ちは無視。
無視された彼女の気持ちはずっと彼女に気づいて欲しくて、SOS信号を出し続けていたのです。
「ああ、あの時、私、本当はものすごく苦しかったんだな・・・」
そのことを認めた時に、初めて彼女はポロポロと涙を流し、気づいた自分の本音をぽつりぽつりと話し始めました。
私がこんなに苦しんでいるんだから気づいてよ、って思っていたこと。
でも、その「気づいてよ」は自分に対する言葉だったこと。
「こんなに苦しいのに、無視しないでよーーー！！」
って、彼女の心は叫んでいたんです
ずっと良い子で気丈に生きて来たから、彼女はその時も大丈夫だということにした。
でも、心は張り裂けそうなほど、苦しんで悲鳴を上げていたのです。
それなのに、それを自分が無視してしまった。
そんな自分はいないことにしちゃった。
これ、自分以外の誰かにされたらとっても悲しいですよね。
でも、そういう悲しいことを自分自身にしてしまっている人がたくさんいるのです。
彼女がいつまでもこの苦しみに気づかないようにして、
本当の意味での幸福を近づけないようにしていたのは、
自分が苦しんでいることに、
周りの人に気づいて欲しかったから。
「私は苦しかったのよ」
っていつか言ってやりたかったから
人は
幸せになりたいと思いつつ、
幸せになろうと思いつつ、
こんな思いを抱えているから、
「苦しみ」を手放すことが出来ません。
手放してしまったら、もう
「あの時、私は苦しかったのよ！！」
なんて文句を言うことが出来ないから。
いつか文句を言って相手に謝らせるために、
ずっと苦しい人生を送り続けますか？
それとも、
苦しみを手放して、
軽やかに新しい人生を手に入れますか？
どちらを選ぶかはあなた次第。
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