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今日、お昼を食べようと思って入ったラーメン屋さんの店長さんがすごくてビックリだったリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。
そのラーメン屋さんのラーメン
調理の一切を取り仕切っている店長さんと、
アルバイトの皿洗いのお兄さんと、
フロアーに３人程のパートのおばさんがいたのですが、
まあ、その店長さん以外の方達がちょっとどんくさい感じで（笑）
それなのに、そのお店はすごい回転率でテキパキと回っていました。
なぜかと言ったら、
その店長さんが普通ならばあまりの忙しさに
「それぐらい、言われなくてもちゃんとやれよ」
と怒り出しながら言ってしまいそうなことまで、
ちゃんと全体を見渡しながら、一人一人の名前をきちんと呼んで、
恐ろしいぐらいに事細かな指示を冷静かつ優しく一人一人に出していたから。
皿洗いのお兄さんは一度にいくつもの指示を出されるとパニックを起こす人らしく、きちんと
「○○くん、それが終わってから、２つ○○を作ってね」
パートの○○さんは、名前を呼ばれてから指示を出してもらわないと、ぼーっとしてしまって、指示を出されても自分には関係ないと思ってしまう人らしく、
「○○さん、次はⅠ番さんに水を持って行って、戻って来たらこれを○番に持って行くんだよ」
そんな風にきちんと自分の指示が出されているんだと分かるような声がけをしていました。
店長さんがそんな感じなものだから、
みんな鈍臭いなりに、汗をかきながら自分の出来る範囲を超える頑張りで一生懸命働いていました。
店長さんの思いに応えたいのでしょうね。
私はとにかく
「なんて忍耐強く、そして一人一人の特性をちゃんと見ているんだろう」
と感心しながらラーメンをすすっていました。
しかもその店長さん、ものすごく若いの。
この間、スーパーで見かけたこれ見よがしのお客さんの前でねちっこくダラダラとパートさんを怒り続けていた３０代半ばの男性とは大違い。
イライラを他人のせいとするか、それとも自分のせいとするか。
それで結果がこんなにも違うのです。
イライラを自分の問題だと捉えた場合、
このラーメン屋の店長さんのように、一人一人の特性に合わせた解決策をこうやって見つけて行くのでしょう。
けれども、
「使えないパートのあいつがダメなんだ」
という発想では、いつまで経っても自分のイライラが解消されることはないのです。
だからこそ、イライラの憂さ晴らしなどをしている場合ではなく、きちんと向き合う。
そして考える時間を持つ必要があるのです。
ところが。
自分のイライラや、悲しみにきちんと向き合って下さい、というとものすごい反発をする人がいます。
これは、「自分はもう我慢出来るから大丈夫なんだ」とか「すぐに切り替えられるから」などと言った理由で、自分と向き合うことを拒む人たち。
本能的に、もう過去の辛い気持ちを思い出すことを拒んでいるのだと思います。
でもね、一度でもきちんと向き合えば楽になるのです。
もうイライラしたり、人や社会を嫌ったり、原因不明の不安感に襲われたりする必要がなくなるのです。
まずは、これを読んでね。
絶対に読んでね。
そしたらきっとなにかに気づけるから。
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