ネガティブな感情を嫌わない

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こんばんは。
リーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

今日は10月１回目のお話会。
またたくさんの貢ぎ物（笑）をいただきました。
ありがとうございます♡

今日も定員７名のところをなぜか9名の方にご参加いただき、感謝感謝です。
いつもながら私はほとんどしゃべりませんでしたが（笑）

今日気になったと言うか、いつも気になると言うか、前に進めない人の共通点。

それは過去に起こった出来事（辛かったこととか、苦しかったこととか）を

もう済んだし、ほぼ忘れてるからどうでもいい

ということにしている人。

本当はね、全然どうでも良くないし、いつまでもその過去の「出来事」ではなく「心の傷」に囚われているから前に進めないのですが、頭で

「あれはもう過去のことだから忘れよう」

という風に押さえ込んでいるから、もう済んだような気になっています。

囚われているからこそ「ここを掘り下げましょうか」というと、人によっては怒り出したり、触れられたくなくてソワソワし出したりするんですけどね。

本当になんとも思っていなければ、怒りもソワソワも感じないはずなのです。
イライラしている自分、ソワソワしている自分。
切り替えようとか、忘れようとかしないでちゃんと向き合ってあげて下さいね。

では、なぜ自分の中でももう良い、忘れてしまおうと思っていることをわざわざ掘り起こしてまでなんとかしようとしなければいけないのか？

それは、心がそのことに囚われ続けていることによって前に進むことが出来なくなっているからです。

以前、自分に自信が持てなくて引きこもっていたクライアントさんがいました。
その方が積極的に外に出られない原因をリーディングしたら、10年も前に発覚したご主人の浮気。

その当時は旦那さんを怒りまくり、時間の経過とともにお互いに触れない話題になっていましたが、実は彼女の中に自分に対する無価値観がずっとくすぶり続けていたのです。

「無価値な私はおしゃれをして家から出たらダメ」とか「私は人と会って楽しく過ごす価値もない」という無意識の思いが彼女を家のなかに縛り付けていました。

10年前に感じた怒りの本当の正体は実は悲しさ。
信じていた人に裏切られて悲しかったのに、「怒り」という形で自分の気持ちをごまかしてしまったから上手く自分の気持ちを処理出来ずに残ってしまったのです。

本当は悲しんでいた自分を認め、「悲しい気持ち」を無視していた自分自身に対してゴメンナサイと謝ることで彼女は自分自身と仲直りすることが出来て、今は元気に、そして自由に毎日を謳歌しています。

「悲しい気持ち」も自分自身であるのに感じたくないばかりに無視していたことで、心が拗ねていたんですよね。

苦しいこと、大変なこと、辛いことを気合いと勇気で乗り越えるのは素晴らしいことです。
でも、気合いと勇気の影に「辛い」「苦しい」と感じていた自分を認めてあげないことには、

「また私を無視するんでしょ？」

と拗ね続ける自分がいます。

その拗ねている自分が、「よーし！前に進むぞ！」と思っているもう１人の自分の足を一生懸命引っ張り続けます。

「辛い」「苦しい」「悲しい」「ムカつく」「嫌い」
そんな感情もあなたの一部です。
嫌わないで、ちゃんと見つめてあげて下さいね。
そんな自分も愛してあげましょ( ´艸｀)ウフフ

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