憧れの人のようになるには●●すること

以前から、

「言葉だけでは表現しきれない部分を写真や絵で表現したい」

と思っていました。
それで手始めに

「道具から揃えよう✨」（←はい、形から入る人ね）

と思い、コピックという水性絵の具風のペンを買いそろえていたのですが、ついに今日、そのペンを使う日がやってきました！！

Too コピックチャオ 24色セット

長男君に頼まれたマスターヨーダ。

コピックで色を塗るのが楽しくて、結構真剣に描いてしまいました。

絵を描くのは学校の授業でしかしたことのなかった私。
色の塗り方とかも全然知りません。

それでも結構描けてる方じゃないかな〜と思います。
器用貧乏なので、割となんでもそつなくこなします。

今日、ポスチュアウォーキングの祐子先生とも少しだけチャットをして

「雪乃さんはセンスがあるからなぁ！」

とウォーキングのことを褒めてもらいました。

でも、こうやってなんでもそつなくこなすのって実は才能や頭の善し悪しではありません。

ちゃんとコツがあるんです。

というか、コツがあってそれを無意識に実践してたんだな〜って最近気がつきました。

きっかけは、Dress Hairの庭さんのブログ記事。

エネルギーの不思議な世界

こちらの記事で、きなちゃん（勝手にちゃん付けでよばせていただきます）が

「エネルギーを降ろして自分の前髪を切った」

というのを読んで

「へー、すごいなー。そんなことが出来るんだ」

と思ったのですが・・・。

よく考えてみたら、私が

「憑依する」

と表現しているのはこれと同じ事ではないかと。

ブログではまだ書いたことがありませんが、セッションでは何度か「憑依する」という言葉を使っています。

例えば、私がウォーキングのレッスンを受ける時、より美しく歩くために祐子先生が自分に憑依したつもりで歩きます。要するに、自分が祐子先生になったつもりで歩くんです。

そうすると、姿勢は自然とまっすぐに伸び、指の動きは普段よりしなやかになり、脚さばきも少し華麗になります。

これって、頭で考えると出来ないんですよね。
でも、祐子先生が自分に憑依していると想像すると割と簡単に出来るんです。
もちろん全然完璧じゃないですけどね。
それでも、普段の私とは明らかに違う歩き方の自分になっていると思います。
それはまさに憑依された状態と言ってもいいと思うのです。

この「憑依」こそが「エネルギーを降ろす」ということと同じなのではないのかな？と庭さんの記事を読んでふと思ったのです。

よくクライアントさんが

「こういう時に雪乃さんだったらどう言うかな？どうするかな？って考えるんです。そうすると答えがフッと浮かんで来るんですよね」

と言って下さるんですが、それもまた私を憑依させている状態なんだと思います。

以前、人に合わせ過ぎて自分が分からなくなってしまったというAさんのセッションの時、リーディングでAさんの本来の姿を見せてもらったことがありました。

すると、今のAさんと本来のAさんとは随分とかけ離れたイメージだったので、本来のAさんに戻っていただくためにこんな伝え方をしたことがあります。

『Aさんは羽海野チカの“３月のライオン”という作品を知っていますか？

本来のAさんは、あのお話に出て来るあかねさんにかなり近いイメージです。もし、自分があかねさんだったら、人に合わせて疲れてしまったり、変な無理をしたりしないですよね？

人とどう接して良いか分からなくなったら、自分はあかねさんだと思って下さい。
そうしたら、もっと自分らしく振る舞えると思いませんか？」

「あ・・・・たしかに。私、あかねさんみたいな人にならなれると思います。ていうか、その方が全然ラクです」

「でしょ？だって、Aさんはもともとはあかねさんのような人なんです。ですから、他人に合わせようとしたり、自分の軸がぶれそうになったりしたら、自分はあかねさんなんだと思って、あかねさんならこういう時どうするだろう？と考えてみてください。

そうしたら、無理をせずに自然に振る舞えると思いますよ」

「そうですね。すごくそんな氣がします！ありがとうございました」

そう言って、彼女は晴れ晴れとした表情で帰って行きました。

エネルギーを降ろすことも、憑依させることも全然難しいことではありません。

もしあの人だったら？と想像を巡らせるだけで、姿勢や表情、そして口から出て来る言葉も変わってきます。

憧れのあの人に近づけるように、ぜひやってみて下さいね＾＾