「愛してる」の勘違い | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

こんばんは。リーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

前置きを考えるのもけっこう大変なので、やめることにしました。
しょうもないつぶやきを聞きたい方はFacebookをフォローして下さいね♡

さてさて。昨日は毎月恒例の『お話会』。
定員いっぱいの5名参加の予定でしたが、お1人時間を勘違いされていたとのことで4名参加での開催となりました。

そのうち3名はココロプロジェクト継続中のクライアントさん。
残り1名が初めてお会いする方ということで、完全に

「カウンセリングを受けていかに人生が豊かになったか」を語り合う、

雪乃を誉め称える会

になりました。ほほほほほーーーーー♡

で、まんまとココロプロジェクト6回コースにお申込いただくと言う、まるで洗脳セミナーのような・・・(笑)

あ、もちろんみなさん仕込みのサクラではありませんよ!笑
今週土曜日に参加される方は全員初めてお会いする方ゆえに、このような洗脳はありませんので安心してご参加くださいね♡

さて、今回のお話会で私が一番気になったのは、この初めて参加されたIさんが最後の方に

「お話会っていつもこんな感じなんですか?オチのない話でもこんなに安心して普通に話してもいいんですか??」

と言って涙されていたこと(彼女、このお話会で何度泣いたか分かりません。笑)

この台詞を聞いて、

「ああ、この人は今までどれだけ相手に話を合わせ、つまらない話だと思われないように氣を使い、楽しむことよりも嫌われないことに氣を使い過ぎてきたのだろう・・・」

と思ったのです。

そう。じつは、この日話したことのほとんどこの「氣を使われることが、いかに受け手にとっては気持ちの悪いことなのか」というお話だったのです(笑)

このIさんは、これまでに何年もの間、何百万とお金をかけて色々なセミナーに行ったけれども、全然心のモヤモヤが取れず、自分に自信が持てず、とにかく嫌われないようにだけ周りの様子を伺いながら生きて来たそうです。

そんなIさんからみたら、嫌われることなど恐れずにお互いに

「この人気持ち悪いんだよ!!」

などと言い合っている姿は衝撃的だったのかもしれません。

「氣を使う」というのは、一見良いことのように思えます。
でも、大切なのはその使う「氣」に「愛情」を込めるのか「不安」を込めるのかで受け取り側の気持ちはまるで違って来るのです。

先週、Kさんというご新規のクライアントさんがいらっしゃいました。
彼女は「心」のことについて最近関心を持ち始めたばかりで、私のブログを読んだらみんな変わっているようなので来てみました、と。

あとでKさんからも

「なんでこんなにムカつかれるんだろうと思いました」

とメールをもらったくらいですから、私はこのときかなりムッとしました。

Kさんは、私の記事はほとんど読むことなく、「お客様のご感想」だけを読んで来たのです。

記事を読まないことが腹が立つ訳ではないのです。

カウンセリングには20,000円のお金と2時間の時間が発生します。

嫌な思いをしてまで稼いだ(かもしれない)20,000円と、もっと素敵な人に出会うために使うことも出来たかもしれない2時間をよく分からない人のために使おうとするなんて、

そんなの全然自分を大切にしてないじゃん!!

って、そのことに腹が立ったのです。

だって、誰かにとって素敵な人に見える人でも、自分にとっては全然そうじゃないかもしれないのに!!
私とめちゃめちゃ相性悪くて、ボロボロになって帰ることになったとしても、私は責任持てないよ?

自分のお金、時間、そして何よりも自分の心をもっと大切にしようよ。
自分のことなんだから、もっと自分基準できちんと考えて。

まあ、でも来てしまったものはしかたがないので(笑)、一応彼女の話を聞きます(当たり前です)。

そんな彼女のお悩みは恋愛。
つき合っていた男性に二股をかけられていて振られてしまい、苦しくてどうしようもない。

いつもつき合う男性には「重い」と言われてしまうのだけれど、なぜ自分でもやり過ぎてしまうのかが分からないというのです。

え?わかんないの?

やり過ぎてしまうのは、

「愛されたい」

という欲があるからです。

逆に言うと、「私は愛されていない」という不安があるからです。

彼女がつき合って来た男性たちに発した

「好き」という言葉にも、作ってあげた料理にも、尽くしてあげた行為にもすべてすべて「愛情」ではなく「不安」が込められていたのです。

自分が不安でたまらない時、心がドヨンと重くなるのが分かりますか?
これが不安のエネルギーの正体です。

それに対して、恋に落ちたばかりの頃、心が軽くまるで宙にでも浮いてしまいそうな感覚は分かるでしょうか?
これが「愛情」のエネルギーです。

あなたが好きな異性に愛情を示そうとする時、

「好き」という言葉に、
作ってあげる料理に、
してあげる行為に乗せいている感情は、果たして「愛情」でしょうか?
それとも「不安」でしょうか?

Kさんの場合、純粋な愛情ではなく

「もっとこうしてあげないと嫌われる」
「もっと好きって伝えないと、離れていってしまうかも」


という「不安」を男性たちに押し付けていたのです。
だから、いつも最終的に「重い」と言われて振られていたのですね。

人は「愛」は欲しいけれども「不安」はいらないのです。

「嫌われないために送ったもの」にも、
「愛されたいために伝えた言葉」にも、
「認められたいために頑張った行為」にも、
すべて不安が込められています。

だから、受け取る方はどこか「気持ち悪い」と感じてしまうのです。

だから、Kさんにはハッキリと

「Kさんは、相手の男性に自分の不安を押し付けていただけで、そこの愛情はありません。ですから、自分の中に多くの不安があることを認めて、それを解放していかないことには何人男性とつき合ったとしても一生同じことが繰り返されます」


と伝えました。

このことを優しく教えてあげることも出来ます。
けれども、人によっては優しく教えてあげると逆に理解を遅らせることもあります。

Kさんはあまりのショックに

「頭がジンジンします」

と言っていましたが、でも、心のどこかではこれが真実なのだと理解したようで、セッションが終わる頃には目が覚めたような顔をされていました。

来週の2度目のセッションまでにどのように変化しているのかがとても楽しみなクライアントさんになりました。
結局は、Kさんの直感が正しかったということですね(笑)

みなさんも、自分の思いが本当に「愛情」なのか、それともただ相手に自分の「不安」を押し付けているだけなのか、じっくりと自分の心を観察して見て下さいね。

不安たっぷりの褒め言葉なんて、本当に

気持ち悪いだけですから

あ、もう何度も言っていますが、人間の感情は究極にいうと「愛」と「不安」の2つのみ。

誰かに対して怒るのは「自分が」なにかに対して不安をいだいているから、
誰かに何かをされて悲しいのも「自分が」なにかに対して不安だからです。

だから、怒らせた相手が悪い訳でも、悲しい思いをさせた相手が悪い訳でもないですからね?

そして、誰かが怒っているのもまた「その人」が何かに対して不安だからなのですから、その人が怒っていることは、その人自身の問題なのであって、怒らせてしまったあなたの問題ではないのです。

そこを決して勘違いしないように。

では♡




リラックマ12月の新規単発・長期セッションのご予約受付は残り3名様です。
 1月の新規ご予約もお早めにお願いします( ´艸`)

《12月のカウンセリング予約受付中です 》

ホームページ /   Facebook /  予約フォーム /  PayPalでのお支払い

お客様の感想 /  各種お問い合わせ / 提供中のメニュー一覧

*カフェセッションです。
*午前の部 10時~
 午後の部 13時~
 定休日  日曜日
Q『ココロプロジェクト』ってなに?
今の現実を作っている原因となる思考のクセを見つけ、時間をかけてそのクセを改善して行きます。ココロプロジェクトは、豊かに生きるためのメンタルレッスンです。
メニュー内容についてはこちら

【受付中のイベント】
○「お話会」12月19日(土)10時~【残席1】
○「お話会」1月27日(水)10時~【満席】
○「お話会」1月30日(土)10時~【定員5名】

矢印お申し込み、詳細はこちらからお願いします。


ランキングに参加しています
↓↓お手数ですがポチッとお願いしますm(_ _ )m↓↓

  

読者登録してね