掘り下げるのはなんのため? | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

先月から習い始めたポスチュアウォーキングの先生に

「飲み込みが早い!!」

と言われて浮かれポンチになっているリーディングカウンセラー別名『引き寄せの女王』の雫石雪乃です。

クライアントさんが卒業された後にくれるメッセージによく

「雫石さんだったらこういう時に、どういう風に聞いて来るかな?って考えると、自然と答えが浮かんで来るんです」

と書かれているのですが、私がウォーキングの飲み込みが早いと言われるのも、実はこれと同じ原理だと思っています。

カウンセリングを受けて下さる方というのは、たいがい自分で掘り下げてみたけれど、なんだか同じところばかりグルグル回ってしまって、全然掘り下がっていない!!これは誰かの手を借りる必要がある!!と感じてお申し込みくださる方がほとんどです。

では、なぜ自分で掘り下げると同じところばかりグルグルと回ってしまうのかと言うと、自分の思考の枠から外れる事が出来ないからなのですね。

例えば、

「なんで私は幸せになれないんだろう??」

という所を掘り下げようとすると、いろんな言い訳が出て来たりします。
その言い訳は、ほとんどが自分のそれまでの思考のパターンの範疇でしかありません。

それを、

「そもそもなんで幸せにならないとダメだと思ってるの??」

というような切り口から掘り下げて行くので、この発想は本人にはなかったりするのですね。

こういう所から掘り下げて行くと

「お母さんに申し訳ない」だの「幸せそうにみせないと家族に心配をかける」とか、そういう想いが出てきます。そこで、さらに

「家族に心配をかけることのなにがいけないの??」

なんて質問するものだから、

「え?家族に心配をかけてもいいの??」

と、クライアントさんはそこでハタと止まります。
家族に心配をかけてはいけないという想いがあまりにも自分の中では当たり前過ぎると、自分で掘り下げようと思ってもここはなかなか出てこないからです。

それが自分とは違う視点を持つ人にリードしてもらう事で、その人から別のものの捉え方や切り口を学び、自分で掘り下げる時に

「あの人だったらここでこういう風に聞くだろうな・・」

という風に考えられるようになって、徐々に自分でもうまく掘り下げられるようになるようです。

成功法則などでよく「メンターならばここでどうするか、どういう発言をするか考えて、メンターと同じ事をしろ」などと書かれていますが、

「雪乃さんだったらここでどういう風に考えろっていうかな?」

と考えるのが、まさにこのメンターの教えと同じなんですね。

もちろん、私がメンターというのではなくて、“別の切り口で掘り下げるとしたら、どこからほりさげればいいのか”というところが分かるようになる、という意味です。

ウォーキングもこれと同じで、ただ1人で歩いていても絶対に自分だけで綺麗に歩けるようにはなりませんが、先生が隣を綺麗に歩いてくれる事で、なんとなく先生と同じように歩こうとしているうちに自然に先生の歩き方に近づいて行きます。

そして、鏡を見ながら先生と自分の違いを確認し、悪いところを矯正していくうちに綺麗に歩けるようになるのだろうと思います。

心もこれと同じで自分1人では、なにがいけないのか、自分のどんな想い癖が自分の望む未来ではなく、望まない方の現実ばかりを引き寄せてしまうのかが分かりません。
けれども、自分以外の人の視点を借りてみる事で、徐々に自分の事が俯瞰出来るようになります。

そうやって掘り下げてみて、自分の中にどんな思い込みがあるのかに気がつくと、もうその思い込みに引きずられた言動をするのはやめようと思うようになります。

勘違いされている方が多いのですが、掘り下げるのは原因を見つけるためではなく、原因を知って改善するためです。

掘り下げる事にばかり夢中になって、いくつも原因をみつけたって改善しなければ意味がありません!

「なるほど!こういうクセがあるから私の歩き方は綺麗に見えないのね!他に綺麗に見えない原因は!?」

と原因探しばかりしていてもキレイに歩けるようにならないのと同じ。

自分の現実がうまくいかない原因を見つけることができたら、ちゃんと改善して行きましょうね。


ランキングに参加しています
本日は13位!ありがとうございます( ´艸`)
あともうちょっと応援してくれると、とっても嬉しいです♡

目標5位以内です!

↓↓お手数ですがポチッとお願いしますm(_ _ )m↓↓

  



矢印(右)11月のカウンセリング予約絶賛受付中です。



Q『ココロプロジェクト』ってなに?
今の現実を作っている原因となる思考のクセを見つけ、時間をかけてそのクセを改善して行きます。ココロプロジェクトは、豊かに生きるためのメンタルレッスンです。
メニュー内容についてはこちら


読者登録してね