自分時間を生きる | 裏庭のないしょ話

裏庭のないしょ話

心の中のこと

「毎日、毎日、重たい話を聞かされて、相手のその負のエネルギーみたいなものをもらったりしないんですか?」

とよく聞かれるのですが、そんなん全然ありまてーん♡

っていうか、ほとんどの方のお悩みが、その人にとってはすごく深刻で、すごく大変なお悩みなんでしょうけれど、

もういままで散々すんごいお話を聞いちゃってるし、その中でもずば抜けて散々な経験をしている私としては、どれこれこもほとんどすべてが

鼻くそプー

でして(笑)、クライアントさんに

「こんな話を聞かせてしまってすみません・・・」

なんて謝られたりしても、

「いえ、この程度は鼻くそプーです」

と言ってしまうので、

「あ、私、とても悩んでいたんですけど、そうだったんですか・・・この程度は鼻くそプーなんですか・・・」


と、素敵なクライアントさん達に「鼻くそプー」と言わせてしまっているリーディングカウンセラーの雫石雪乃です。

悩みなんてね、自分の中の原因が分かっちゃえば簡単に解決するし、あっという間に良い方向に進んで行く人もたくさんいるので、深刻に悩まなくても大丈夫♡

古傷だって、簡単にぽいぽ~い♫

さてさて。
先日、綾ちゃんに会った時にメールの返信の早さの話になりました。

クライアントさん達は知っていると思うのですが、私はメールの返信がすごく遅いです。

それは、言葉と気持ちを大切にしているから、場当たり的な言葉を使ってちゃっちゃっと返信したくないからというのが主な理由。

クライアントさんに返すメールカウンセリングの返信はほんの数行ではありますが、ものすごく時間をかけています。

それは普段のメールでも同じで、きちんと考えてからお返事する。
これが私にとってのメールのマナーで、世間一般の

「メールの返信はスピーディーに!」

なんていう常識は、私にとっては非常識なので不採用としております(笑)

で、こんな話を綾ちゃんにしたら、綾ちゃんもまたお返事はゆっくりタイプだそうで、自分がゆっくりなものだから、メールを送ってすぐにお返事をもらうと逆にこっちもすぐに返事をしなければいけないんじゃないかと思ってしまって焦るよね!ということで意気投合しました。

あまりにもLINEの既読がどうのとか、既読スルーがどうのとか、そんな話ばかりが蔓延して、すぐに返事をしなければ人でなし(笑)みたいな話題が多くて、だれもが

「すぐに返事しないとダメなヤツだと思われるんじゃ!!」

などと思っているようですが、実はそんなんどうでもいいと思っている人だって多いのではないでしょうか。

相手に嫌われてんじゃ!?

とか

怒らせたんじゃ!?

とか、そんなの相手に気を取られ過ぎ。
何事も自分軸、自分の時間軸で。
そういうところから自分を大切にしないとね。

既読スルーがどうのこうのでぎゃーぎゃー騒ぐような人とは私、お友達になれないの♡

そんな私のところにやってくるクライアントさん達もまた、ゆっくりと考えてお返事を下さる方がほとんど。

ココロプロジェクトに参加されている方達は、大体一回のメールのやり取りに1週間から3週間ぐらいの時間をかけて取り組むのですが、いま参加されている方の中に珍しくとてもお返事の早い方がいらっしゃいます。

すでに対面のセッションが1度済んでいて、メールも2往復程済んでいたのですが、あまりにもお返事が早かったため、

「このままでは、何も大切なことに気づけないまま終わってしまう」

と、少し危機感を感じていました。

その方ももしかしたら、

「お返事は早くしないと、ダメなヤツだと思われる」

と思ってしまうタイプの方なのかもしれません。

けれども、その強迫観念に押されてお返事を早く書くことが最優先されてしまうと、せっかくの自分と向き合うための時間が減ってしまうので、先日

「もっとゆっくり考えて、ゆっくりお返事を下さい」

とメールをしました。
すると2週間ほど経ってからでしょうか。
こんなお返事が届きました。

こんにちは

雫石さんから

「簡単に答えを出さないで答えは自分の中にある」

というコメントの入った返信メールをいただいてから、自分と向き合おうとスイッチが入った気がします。

あとから実感したのですが、、

はじめの反応はまたダメだったか、、
何をやってもダメだ、、

という諦めの気持ちと絶望したさみしさと悲しみがありました。

でもわたしのどこかにまだ諦めたくないという気持ちが残っていたのか
雫石さんのもうひとつのブログをよみはじめました。

そしてまず、 愛されたいという気持ちを認めるという記事にからだとこころが反応しました。

だいぶ長い間 涙がとまらず、体が小刻みに震えてました。

これが前提だとわかったうれしさよりからだが今までとは違う大きな反応している現実にただ驚いていました。

そのあと、とても眠くなり9時30分には眠ってしまいました。

私は 昨日みつけた愛されたいという気持ちを認めるということに何でも結びつけてしまい、固執しまた違うほうに行ってしまいそうな自分がいると冷静に思いました。

だから自分の心の反応を冷静に受け止めてみようと分析してみようとなぜか思いました。

それからいろいろな過去のことや毎日の出来事に対して何で私こんなこと思ってるんだろうかと向き合えるようになりました。

これね、皆さんにとってはなんてことのない感想メールに見えるかもしれません。
けれども、彼女がこの返信をくれるまでの2週間、どれほど自分の内側の深い部分まで入って行くことが出来たのかがとてもよく分かるのです。

彼女自身もまた、ここまで到達することで、今までの自分がいかに思考の上滑りをしていたのかに気づけたのではないでしょうか。

なんでもかんでも急いで効率よく。
そんな時代だけれども、考えて本当の答えが出るまでにかかる時間は人それぞれなのです。

自分のペースで生きること。
自分のペースで考えること。

それが出来るようになったら、またさらに自分に軸が戻ってきて、自分の人生をきちんと生きられるようになります。

自分の大切な『氣』というエネルギーを他人に取られず、ちゃんと自分の中で循環させること。

人のペースに巻き込まれて、人に気を取られないこと。
大切にしましょうね。

あ、このクライアントさんのメールを読んで、

“私は愛されたいとは思っていないんです。ただ嫌われたくないという思いはあります”

って言うクライアントさんがすごく多いけれど、実はみんなもこのクライアントさんと同じように本当は愛されたいという思いがあることに全然気づいていないのかもしれないということに気がつきました。

さてさて、そこに気づくためのスイッチをどうやって押してあげようかな・・・。
新たな課題が出来ました。ふぅ♡

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