痩せても、住む場所を変えてもなにも変わらないよ〜

コンビニに振り込みに行こうと思って出掛けたのに、振り込み用紙を忘れたリーディングカウンセラー＆ライターの雫石です。

サザエさんか！！

いや～、あるんですね。サザエさんの絵文字！笑

さてさて、昨日こんな記事を書いたら、偶然にも以前カウンセリングを受けてくれたMちゃんよりこんなメッセージをいただきました。

その後、
自分の気持ちに素直に嫌なものは嫌、好きなものは好きと言う、
辛いときは頼ってみるなどをちょっとずつしてみたところ、
それでも皆さん私に優しく笑顔でいてくれて、
そうしたらある日、

「私っていろんな人に助けられてて、いろんな人に愛されてるんだ」

とふと思ったんです。

そのように思えるようになってから、いろんなことがかなり上手くいくようになったし、気持ちもとても軽やかになりました。

そういう風になって、

「だからメールカウンセリングの時の最初に雫石さんに自分が好きかと聞かれたのかも」

と思いました。

自分は愛されているし、自分を愛していいと思えたら、私は地元が愛せなかったのではなく、自分を愛せていなくて、環境を変えればなにか変わると思っていたことに気がつきました（気がついたというか、心の声？みたいなのが聞こえてきて、その時はどうしてか泣けてしまいました）。

だから、今は「私のいる場所が私の生きる場所だ」「地元を離れるも離れないも私が思ったとおりにすればいい。」と考えています。

変化はほかにもいろいろあって、その過程とか具体例とかを書きたいところですが、ものすごく長くなりそうなのでここでやめておきます（笑）

その節は本当にありがとうございました。

Mちゃんが以前受けてくれたカウンセリングの内容については、こちらの記事（『幸せってこういうことから始まるんじゃないかと感じました』）に詳しく書いていますが、彼女は最初、

「被災した地元に他県から多くの人が来てくれて頑張ってくれているのに、私は公務員でありながら、その人達と同じように地元を愛せていない。こんな私はダメなんじゃないか？地元を離れた方が良いのではないか？」

という思いに駆られていました。

でも、他人の意見に流されるのをやめ、自分の声に真剣に耳を傾け始めたら、たくさんの大切なことに氣がつきました。

彼女のように、カウンセリングを受けて数ヵ月経ってからじわじわと結論に到達する人はたくさんいます。

ですから、カウンセリングを受けても全然何も変わらない！！
と思っている人も焦らずじっくりと自分との対話を続けてみてくださいね。
大切なのは「対話を続け、気づいたことをきちんと行動に移すこと」です。

Mちゃんとトモミさんに共通して言えることは、２人とも「今の自分ではない自分」が手に入れば、何かが変わるのではないか？と思っていたと言うこと。

トモミさんの場合は、痩せれば自分は優しいお母さんになれるんじゃないかと思っていたし、Mちゃんの場合は地元を離れれば自分の中で何かが変わると思っていました。

けれども、２人が出した結論はどちらも

本当に大切なのはそんなことではなく、

自分を好きになれればそんなことは全く問題ではない

ということです。

要するに、一番大切なのは自分自身を愛することです。

誰もが

痩せたら、パートナーが変わったら、お金持ちになったら、仕事を変えたら、病気が治ったら、私が我慢すれば、私が頑張れば、etc・・・・

何かが変わると思っています。

でも、実はそうではなくて、全部自分のことをちゃんと好きで自分のことを大切にしてあげられたら解決してしまうんですよね。

神様や占いに頼って、自分をごまかしてもダメなの。

昨日の記事にも書きましたが、人は皆、両親、先生、友達、いろんな人に褒めて欲しくて、好きになって欲しくて、誰かに気に入られるような自分自身を作り上げます。

そうすると、今度は「本当の自分」というのが分からなくなって、自分探しの旅を始めるのですが、この旅を始める時に一旦「今の自分を疑う」という作業をしなければいけません。

そうすると、人によってものすごい反発が出ます。

でね。
物事を他人のせいや社会のせいにしたい人は、ここで思いっきり反発して

「私は悪くないもん！！」
「私は変わる必要なんかないもん！！」

って拗ねて、本当の自分に戻ることを諦めてしまうのです。

本当は悪いとか悪くないとかじゃなくて、

「これは本当に自分の考えなのかな？それとも誰かにそういう風に言われて信じちゃっただけなのかな？」

って振り返るだけの作業なんですけどね。

でも、心のどこかで

「私は悪くない！！今のわたしのままでいいんだ！！」

って強く願っていると、本当の自分に気づけないままなのです。

苦しい状況から早く抜け出したければ、誰かのせい、何かのせいにするのはやめて、きちんと自分自身と向き合いましょうね。

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