氣づかうということ

久しぶりに「氣」のお話です。

＊初めて「氣」のお話を読む方はこちらからご覧下さい→★

昨日、「隠したいことの裏にあった思いとは？」という記事を書いたら、面白い現象が起きました( ´艸｀)

昨日の記事を読むのが面倒だ！という方のためにまずは、ざっくりとあらましを書きます。

私は先月行なったブログ講習会で

「自分の好きな人や好きなコトをブログやSNSでたくさんの人に紹介してあげましょう！絶対に喜ばれますよ！」

と参加者のみなさんに伝えました。
すると、

「そうなんだ！やるー！！」

・・・・・

・・・

・・

という反応は全くなく（笑）

綾ちゃんは

「私なんかが紹介するなんておこがましい・・」


あおちゃんは

「自分がそんなことを書いても誰も興味を持たないと思う・・・」

体調不良だったひーちゃんは

「・・・・・・」

・・・・

・・

反応、うすっ！Σ(･ω･;|||

ちょっと待って。これって、スゴい大事よ。
私、今、すっごい良いこと言ったよ！？

なぜためらう！？

と思っていたら、後日、あおちゃんが「どうしてなのかな？」というところを深く掘り下げてブログにアップしてくれました。

わたし、その素敵な人を取られると思っていたんだ。

紹介しちゃったら

わたしより「素敵な誰か」に
→その「素敵な人」を取られちゃうと思っていたから
→取られてわたしは捨てられちゃうと思っていたから

そこは隠していたんだ。

その想いの底には、

「わたしなんか」
「わたしはそんなに素敵じゃないから」

自分の自信のなさがいっぱい隠れていました。

気が付かなかった。

ーあおちゃんのブログより抜粋ー

「紹介出来ない」という気持ちの奥に、こんな思いが潜んでいました。

「わたしはそんなに素敵じゃないから」・・・か。
うふふ

で、今日になって今度はあやちゃんがブログにこんな記事を書いていました。

『「ピカピカすると、人を嫌な気持ちにさせる！」と思ってる？』

以下、綾ちゃんのブログより抜粋します（でも全文読んでね♡）

私は、人を紹介したり人に紹介されたりするのが苦手・・・

というかおそれおおいというか。

「私なんかを紹介してもらうなんて」
「私なんかが紹介してどうなるの」

って思っていたのですが、その思いの根っこ？どこから来てるのかなぁ～って。
で、ちょっと掘り下げてみてます。まん喫で（笑）

「紹介されたらどうなると思ってる？」って自分に問いかけ。

答え「紹介されていい思いをしたらどうしよう！大変！」
ふむふむ・・・。

さらに問い。
「大変って何が大変？」

答え
「自分だけいい思いをしたら、嫌なことを言われるかも」

なるほど・・・

で、思い出した、むかし人に言われた言葉。

「あやちゃんてこっちが嫌になるくらいピカピカしてるよね」
「あやちゃんて楽しいことばっかりしててズルいね」

完全嫌味ですね（笑）
けど、今冷静に読むと、褒められてるよね！？多分。

当時これ言われた時、めっちゃグサッときたんだよね～。

私と同じようにグサッとくる人いるかな。いない？？

それ以来・・・、

か、

言われる前からかもしれないけど、

「自分がピカピカしてたら、人に嫌な思いをさせるんだ」
「楽しいことばっかりしていると、ズルいっていわれちゃうんだ」

って思ってることに気付いちゃった。
で、自分に対しての考えが↑↑こんなだから、人に対しても

「紹介して、その人が人気者になって、輝いたら、嫌な思いをさせてしまうかも」
「紹介した人がいい思いをして、誰かにズルいって言われちゃったらどうしよう」

って思って、紹介するのもされるのも怖かったのかも。。。

はい。こんな訳でした（笑）

なんかね、トラウマっていう言葉を聞くと、すっごい大変な出来事があった人だけが抱える問題のようなイメージがあると思うのですが、こんな風に忘れちゃうような些細な出来事でもトラウマになっていることがあります。

そして、これがイマイチ

「はぁぁぁ～、私ってば幸せ」

って心の底から思えない原因になっていることがほとんどです。

で、ここからが「氣」のお話しになるのですが、上の２人の記事に共通点があるのが分かるでしょうか？

その共通点とは、２人とも無意識ですが

自分が傷つかないように、一生懸命自分に対して気を遣っている

というところ。

これね、とてもややこしいのですが、人を気遣っているようで実は自分を気遣っているだけの人ってめちゃめちゃ多いんです。
あ、良い悪いじゃなくてね。

綾ちゃんの例が特に分かりやすいですよね。
綾ちゃんとしては、人を気遣っているつもりで紹介することをためらっていたのですが、よくよくみるとそうじゃない（笑）
相手のためになってない（笑）

よくある

「こんなことを言ったら相手を傷つけるかもしれないから・・・」

の言葉の裏には

「相手を傷つけて、自分がなにかされたら嫌だから」

っていう気持ちがあるかもしれないし、

相手を不快にしないように一生懸命にやっていた行為が実は

「怒られて、自分が怖い思いをしないように」

という単なる防衛行為であったと言うこともあるかもしれません。

これって、人を気遣っているように見えて、全く人に対して「氣」を使っていないんですよね。

だからね

「け！せっかく人が氣を使ってやったのに」

って思うような出来事があったとしても、それは本当にその人に対して気遣ったのかということをちょっと考えてみて欲しいのです。

実は相手に対して全く「氣」を使ってなくない？
気遣いの対象が実は自分になってない？

人は「氣」というエネルギーを上手く循環させた時、初めて「心地いい」「幸せだ」と感じることが出来ます。

誰かに対して

「あ、この人いい人だな。スキだな」

という氣持ちが自分の中にポッと生まれた時、それを自分の中にだけ押し込めていたらその「氣」は循環しません。

でも、それをその相手に向かって

「良い人だね～。アナタみたいな人好きよ」

という言霊に乗せて相手に届けたら、その気持ちを受け取った人の「氣」が「良い氣」になります。そして

「ああ、嬉しいな。こんな嬉しいことを言ってくれるなんて、この人も良い人だな」

という好循環が生まれるのです。

逆に、

「こいつ、嫌だな」

と思いながら使ったドロッとした「氣」は、実は自分に使われた「氣」でしかないので、相手には届かず自分の中でドロドロと腐って行きます。

コワイデスネー


自分の中で生まれた良い「氣」は、どんどん外に出しましょう！
人を「良い氣」にさせましょう。
そうするとね、その出した「氣」が何倍にも膨れ上がって返って来て、自分も「良い氣」になります。

どんどん「良い氣」になって良いんです。

で、ここでようやく冒頭で書いた面白い現象。

あおちゃんの「私は素敵じゃないから」という発言に対して、私がFacebookのコメントで

「綾ちゃんも私もあおちゃんを素敵だと思ってるよー。綾ちゃんなんて憧れ抱いているよー」

というようなこと書いたら、あおちゃんと綾ちゃんの２人がお互いのことをどれだけ素敵だと思っているかの応酬が始まり、ついには２人とも褒められまくって嬉しさのあまり泣き出すという（笑）

あ、本当に泣いていたかどうかは分からないですけどね。

でも、こうやって自己肯定感って高められて行くのですね（笑）

っていうかさー、２人ともこんなスゴいことに気がついて、自分の劣等感を克服したら絶対に

商売繁盛しちゃうよね。

だって、もう愛されることにためらいがなくなるもの！

もしね、みなさんもいままで「人を紹介する」とか「人を褒める」ということが出来ない人だったとしたら、勇気を出してやってみてくださいね。

自分の損得関係なしで、誰かを幸せにするために氣を使ったら、アナタの人生にもきっと好循環が始まりますよ

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