人妻りんの甘い過去 -2ページ目

楽しい関係

誠司は行動的というか

私を色々な所へ連れて行ってくれた。

「どこ行きたい?」

「何食べたい?」

実は私はこの質問が苦手だ。

はっきり決まっているときはいいが

そうじゃないときは悩んでしまう。

誠司は私のそんな様子を見ると

「じゃ○○○に行こう!」

「パスタ食べよう」

とすぐに決めてくれる。

そんなところが楽で居心地がよかった。

お店もたくさん知っていたので

私の行ったことのないところも多く

いつも新鮮だった。

誠司はとても行動的で

新しいアウトレットモールができたとき

誠司 「行ってみる?」

りん 「えぇー初日に?!」

私は新しいお店がオープンするときも

わざわざ人がいっぱいいる

初日になんて行ったことがない

でも連れて行ってくれるならいいかな。

やはり人が多すぎて疲れ果ててしまったが

誠司といると楽しかった。

きっかけ

私たち三人はだいぶ遅くまで飲んだ。

美緒はもう半分寝ている状態だ。

りん 「そろそろ帰ろうか」

そう言って店とあとにした。

私はコンビニの近くに車を止めてあった。

美緒を乗せてきたので

これから送っていかなければいけない。

(またまた飲酒運転です・・・すみません)

誠司は自分の車で来ていたが

酔いを醒ますため、コンビニでお茶を買って

三人で私の車に乗った。

美緒はもう後ろのシートで寝ている。

私は運転席、誠司は助手席に座って

話をしていた。

誠司は同じ年だけあってとても話しやすい。

ユーモアもあり、顔だってまあまあかっこいい。

ずっとしゃべっていても話が止まることはなかった。

ふと話の流れから、誠司が私の頭を

「ポンッポンッ」軽く叩いた。

そしてそのまま私の頭の後ろに手を回してきた。

しばらくの沈黙。

ふたりは目を合わせた。

もうこれは確実にキスする雰因気。

しかし美緒が後ろで寝ている。

私たちは運転席と助手席の間で見つめ合っている。

もし起きていたら美緒に見られてしまう。

しかし私たちは止まらなかった。

ゆっくり唇を重ねた。

そして何度何度もキスをした。



私たちはこの日がきっかけで

ふたりで遊びに行くようになった。


後で美緒から聞いた話

美緒はこのとき起きていたそうです。

眠かったので目はつぶっていたが、

完璧に寝ていたわけじゃなかったようで。

そんな時、私と誠司がキスをし始めたもんだから

寝ている振りをするしかなかったと言っていました。

すみません・・・

人のキスシーンをこんなにまじかで見てしまうってのは

どういう気持ちなんでしょうか?

私なら嫌というか確かに気まずいですね。

美緒、ごめんね・・・

別れた理由

誠司と私は最近大学でよくしゃべるようになっていた。

と言うのも、私のアルバイト先の女の子が

誠司の高校時代の同級生と付き合い始めたからだった。

「あのふたり付き合っているんだってよ」

と共通の話題ができたため、よく話すようになった。

誠司があんなにラブラブだった彼女と別れたというのだ。

その理由が知りたい。

はっきり言って興味津々だった。

しばらくして誠司がやってきた。

りん 「おつかれー。あっちの飲み会は大丈夫なの?」

誠司 「もう終わったから大丈夫」

りん 「この3人で飲むのって初めてだね」

美緒 「ほんとほんと」

りん 「とりあえず乾杯しよう!」

そう言って私たちは飲み始めた。

りん 「で、最近彼女と別れたんだって?」

直球で聞いてみた。

誠司 「うん。振られた!」

りん 「理由は?」

誠司 「好きな人ができたみたい」

りん 「そうなんだ・・・まあ振られたものはしょうがない

    今日は誠司の慰め会ね!」

誠司は以外に元気そうだったが

内心はまだあきらめきれないようだった。

別れてからも連絡はとっているらしい。

彼女の恋の相談に乗っているというのだ。

振られたうえに、

なぜ相談役まで勤めなければいけないのか。

彼女も彼女でどういう神経なのかと思った。

まぁふたりの問題だし、

私が口出しするようなことでもないので

今回は聞き役に徹していた。