色彩情報機関の日本流行色協会(JAFCA)選定
2024年の色は、
系統色名は、「モデレート・ブルー」と表記があります。
※系統色名とは、基本色名（赤や青）に修飾語（うすいやくすんだ）を組み合わせた色の表し方です。
それを見て、
「モデレートって、何…？」
と聞かれました。
「モデレート」を辞書を引くと
◇適度であるさま
◇中程度の
◇並の
◇穏健な
などの意。
色彩学用語で「モデレートカラー」というと、ピュアカラーにグレーを加えた色。
ピュアカラーとは、"ピュア
"ですから、純粋な色（純色）。
例えば、青なら青のカテゴリーを代表する色みで、混じりけのない、鮮明な青。
つまり、真っ青！
その真っ青にグレーを混ぜると、モデレートカラー（濁色/中間色）の青になります。
くすんだ青で、別に"不純な青？"ではありません。
「モデレート・ブルー」と言っても、ある1色を指すのではなく、含まれるグレーの量や明るさによって変わるので、その青の色みの範囲は広いです。
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“ハロー！ブルー ”は、くすんだ色にはあまり見えないですよね？
モデレートカラーの中でも、グレーよりも青の濃度を感じるブルー！
協会のサイトでも、
「クリーンでさわやかなブルー」
「明るく優しいブルー」
と説明されています。
世の中を明るく、穏やかに照らすブルーが広がりますように。
★「ハロー！ブルー」の記事はこちら↓
グレーを含むモデレートカラーは、合わせる色によっても印象が変わるので、カラーコーディネートの際も上手に使いたい色みです。
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