ある通販サイトで、服の色の違いがよくわからなかった「オフホワイト」と「アイボリー」。
「オフホワイト」は、白っぽい色
と、曖昧で幅がある表現なので、その色域を確認してみました。
フリー画像
まずは、
辞書の「オフホワイト」の意味は？
曖昧な理解の言葉は、まず辞書を引きます。
広辞苑 「オフホワイト」
わずかに灰色や黄色みをおびた白
英和辞典 「off-white」
灰色がかった白色
標準的でない、一般に認められない
英英辞典 「off-white」
very pale yellowish-white in colour
へぇ～。
英語には、「一般に認められない」なんて意味もあるんですね
次に、
色彩体系における「オフホワイト」とは？
わずかに色みをともなう白の範囲を指します。
この“わずかに”の程度が、まさに微妙。
「オフホワイト」の色域の例をいくつか色再現。
「パウダーピンク」
★わずかな赤
「エクリュ」
★わずかな橙
「ホワイトリリー」
★わずかな黄緑
*色再現と色域は、CCICカラーチャートの値参照
そして、
パーソナルカラーの「オフホワイト」とは？
一般的に、「オフホワイト」が似合うとされるのは、夏タイプ。
冬タイプが似合う純白に比べ、やや灰色を含む穏やかな印象の白。
「ソフトホワイト」「パールホワイト」などとも表現されます。
「白」
「パールホワイト」
淡い色みのアイシーカラーとなると、冬タイプ。
最後に、
「アイボリー」との違いは？
「アイボリー」
＊色再現は、JIS採録の色の値参照
「アイボリー」は、象牙色。
JISの系統色名は、「黄みのうすい灰色」
パーソナルカラーでは、春（秋）タイプの白
に分類されさます。
店舗で購入したブラウス。
色表示は、アイボリーでした。
真っ白ではないのはわかるけど、
どの位、白に近いのか…
白に近い何色なのか…
「オフホワイト」は、なかなか悩ましい…。
だけど、白より似合う人を選ばず、活躍場面も多い色域。
微妙な色の差異で雰囲気も変わるので、見分けて使いたいですね
左から、
「白」「パールホワイト」「アイボリー」
左から、
「エクリュ」「アイボリー」「アイシーイエロー」
オフブラックについては、こちら。
オフグレーについては、こちら。
★関連記事
お知らせファッションのお悩みは色使いで解消♪
『セルフカラーコーディネーター養成講座』☆オンライン
私が私のカラーコーディネーターになる！
まずは、体験ガイダンスへどうぞ。
＜体験ガイダンス内容＞
【第１部】
ファッションのお悩みを解消する配色テクニック Part１「マンネリ脱出法」
【第２部】
講座ガイダンス～配色テクニックを身につける方法～
【第３部】
ファッションのお悩みを解消する配色テクニックPart２「体型カバー法」
■体験ガイダンス日程＆申込みはこちら↓
インスタグラム Instagram
ランキング
