発売されたばかりの期間限定チョコレート。
ロッテ『紗々』の“飴色和栗”
期間限定風味のパッケージデザインには、日本古来の伝統色が用いられます。
この秋冬限定色は、“飴色”。
「飴色(あめいろ)」
*色再現は、DIC COLORGUIDEの値参照
よく、料理のレシピで「玉ねぎを飴色になるまで炒めて…」とあります。
玉ねぎは、炒め始めると透き通ってきて、長く炒めると飴色に。
「飴色」って、日常生活の色表現では、玉ねぎ以外に使わないと思うんですが…
なんで、「飴色」なんでしょう…
飴とは、水飴のこと。
水飴は透明ですが、昔は、麦芽を煮詰めて作っていたので、半透明の褐色だったそうです。
関西名物の冷やし飴の色ですね。
麦芽と言えば、ビール。
そういえば、ビールも飴色???
パッケージ裏の飴色の説明に、
「時間の積み重ねを表す色」
とあります。
なんだか、いい色に見えてきます。
これを読んで、わかった気がします。
なぜ、炒めた玉ねぎを水飴の色に例えるのか
甘みと旨みが凝縮された色は、じっくり時間をかけないとあらわれない色だから
かな・・・
★関連記事
お知らせ
色の選択を増やしてファッションで活用!
■色彩マスター×ファッション講座@東京
テーマ:『基本10色を自由に使いこなして、ファッション配色の達人になる』
➡本コースの概要は、こちら
色の勉強が初めての方、
本コースの体験をご希望の方は、体験コースへどうぞ。
➡体験コースの概要はこちら