ある方からのご質問です。
「オレンジって、何色と合いますか?」
パーソナルカラーで苦手な色と判明し、どよんとした気分なんだとか…。
(フリー画像)
オレンジといっても、その色合いはいろいろ。
↓この色は基本色。
オレンジ(橙色)
色再現はJIS規格の数値を参照
ファッションの配色パターンの一例です。
まず、色は共通性があるとまとまった印象になります。
オレンジの仲間の色は、ブラウン、ベージュ、キャメル、テラコッタなど。
↑オレンジの仲間で配色
また、オレンジは、赤と黄を混ぜてできる色。
二次色と言います。
だから、赤や黄系統の色みとも合わせやすく、その色域が広いのです。
人は、似た者同士だと仲間意識が高まるのと同じ…?
逆に、共通性の少ない青系とのバランス配色は、コーディネートを格上げしてくれます。
青み成分を含まないオレンジは、青に惹かれるのです。
人は、自分にないものを持つ人に惹かれるのと同じ…?
先日、配色講座を受講いただいたファッションブロガーのえりんさん。
その日の装いも、さすがのスタイリングと色使いでしたので、適切で絶妙な色のまとめ方をご紹介します。
トップス:ベージュ
ロングスカート:ブルー×ダークオレンジの花柄
*画像の色は、イメージです。
ダークオレンジと仲間のベージュや茶系を合わせて上下の統一感を出し、面積比をつけて、プリントの青が映える色合わせ。
色の絞り方が上手い
えりんさんの着こなしは、こちらを。
『35歳からのプチプラを品良く着こなしたい ファッションブログ』
ちなみに、日本流行色協会による「2019年を象徴する色」は、“アウェイクニングオレンジ”
⇒『2019年を象徴する色“アウェイクニングオレンジ“とは?』
快活なオレンジは、アクセントカラーとしての効果も大。
苦手な色も、配色セオリーや面積比で、合わせ方は何通りも
惹かれるオレンジ配色に出会ってくださいね。
★関連記事
春のオレンジについては、こちら
秋のオレンジについては、こちら
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