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2024年本屋大賞ほか多数受賞しています。
【感想】
主人公の成瀬あかりは飾り気がなく誰にでも公平で、自分の興味・関心に従ってノリで生きているように見えても優秀で、不器用なような?天才肌のような?不思議な魅力溢れるキャラでした。
成瀬の幼なじみや同級生、同じ町に住む人達の心の動きも見えて、小説の世界観がわかりやすかったです。
面白かったので、3分の2くらい読んで、書店で続編を買ってきました。
個人的には成瀬と広島のかるた男子の行く末が知りたいと思いました。女子らしい格好をする成瀬の意外性と、男の子と話す時も“大物政治家でも乗り移ってるかのような口調”で話す様子が面白かったです。
滋賀県は歴史の宝庫。
大津は歴史小説で知った憧れの地で
学生時代に妹と訪れたし、
草津は一昨年に偶然滞在して
尊敬する芸術家の生誕地だと知り
導かれたような感覚があったし、
(あと競馬に関わる栗東があるのも驚いた)
昨年はおごと温泉で下車して
今まで訪れなかった場所を散策したりして、
私の中でも長い時間をかけて
足を運んでいる特別な場所なのです。
だから、
遠い知らない土地ではあるけど
琵琶湖周辺に住む人々の生活を知ると
オォーッとなるし
かるた班があるなんて羨ましいし
商人の街だから数字に強いというのも
以前博物館で見てたので
成瀬の育った土壌を想像してしまいます。
映画『翔んで埼玉』も観たし
成瀬の人との距離感とか考え方は
自分と結構似てるなぁとも思ったけど、
(人に期待しない所とか200歳を目指すとか)
決定的に違うところは
成瀬のやる事に親が口出ししないで
静観&協力的なところかなぁ。
(あと親戚付き合いに注力しなくていいところ)
私も坊主にしたいと常々思ってきたけど、
結局、しないまま今に至っているから
成瀬みたいなクラスメイトがいたら
大人になっても忘れないと思います。
また滋賀を訪れたくなりました
続編も読みたいと思います
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