まずはコミケについて
そもそもテレビでは、コミケという名前とコスプレイヤー、そして痛車など、コミックマーケットと言う側面しか報道されていません。
なので、結局「コミケって何なの?」という人が多いです。
もし、あなたが何も知らない知り合いに「コミケってなに?」と聞かれたときになんと答えますか?
私も似たような経験があります。
母からです ( p_q)
結局はテレビ報道の通り「オタクの趣味があう人達が集まって、コスプレしたりするイベントだよ!」としか母には説明できませんでした。
知らない人には、コスプレなどの話をしていれば大体の人は納得してくれます。
母もそれで大体納得してくれました。
ある知り合いにコミケに行っていることがばれたとき、
「どんなコスプレしてるの!?」としつこく聞かれたことがあります。
それくらい コミケ=コスプレ の構図は普通の人達に浸透しているのかもしれません。
しかし、コミケとは本来コスプレが中心ではありません。
コミケとは、日本が誇る世界最大の同人誌即売会イベントのことです。
決してコスプレが中心ではないんです。
はい、また説明しにくい言葉が出てきました。
同人誌ってなに?ですよね。
簡単に言ってしまえば、自らが作った趣味の本を自分で印刷し自分で発行する本です。
昔、歴史の明治辺りの授業で「白樺」とか習いましたよね。
あれもれっきとした同人誌なんです。
もともとの始まりはそういう文学作品からで、その後アニメが盛んになりアニメの同人誌が出来始めることになったんです。
よく母親世代に同人誌の話をすると
「あなた、すごいじゃない!」と言われます。
完全に勘違いしてますね。
私を志賀直哉か何かのように思ったのかもしれませんが、今は随分意味合いが変わってます。
もちろん、純粋に文学史を書いていらっしゃる方もいます。
自作のライトノベルを書いて自費出版している方もいます。
自作のオリジナル漫画を描いている人もいます。
デザインが得意で、デザイン集を出している人もいます。
コスプレイヤーさんが自分の写真集を出していたりもします。
そしてよく知られる、アニメの二次創作(元のアニメを題材に、自分でサイドストーリなどを考えて作る)の本を作る人もいます。
自ら歌を歌ったCDや、今流行のボーカロイドに歌わせたCDを作りそれを出している人もいます。
自ら雑貨を作って、それを売っている人もいます。
それらを全て含めて、同人誌といい、それを大規模な即売会として行っているのが、コミックマーケットなんです。
大分私の個人的な解釈と見解も含まれていますが、お分かりいただけたでしょうか。
もちろんコスプレイヤーさんや痛車が集まってくるのも、今ではしっかりとしたコミケのイベントのみどころとなっています。
彼等抜きでは、もう今のコミケを語る事は出来ないでしょう。
でも、やはりもともとのコミケの意味や同人誌の歴史についても知っておいてもらいたいなと思います。
こうやって考えると、
コミケはオタクが集まって怖い、気持ちが悪い
と思っている人達の見方もまた変ってくるのではないかと思います。