バカです。

妊婦なのに風邪をひいてしまいました。
しかも、奇跡的に同じタイミングで妊娠した2人の日本人のお友だちと
リスボンで妊娠後初めて会いましょう~ってランチの約束をしていたのに。
数か月ぶりの友だちとのランチの約束だったのに。
ほんとうに、わたしったら、バカだ。
日本食を食べて、妊婦情報を交換して、
幸せな時間を過ごす予定だったのになー。


そんなしょぼくれた私の気持ちを察して、
「それほど酷い症状じゃないならランチ行こうよ」と
夫がまた声をかけてくれました。
起きてお昼ごはんを作る気力もなかったので、
外で栄養つけてきて寝ようと、出かけてきたのですが…。

この間ほめたばっかりのテージョ川沿いのレストラン、
今日のランチメニューは…はっきりいって…酷かった。
"Feijão com Atum(お豆とマグロ"
と説明された魚メニューの方を頼んだのですが、
もっとこう、お豆とマグロの切り身を何かのソースで煮込んだような
そんなお料理を想像していたんですが…




出てきたのは、コレ!

feijao
茹でたマメと、ひょっとして缶詰開けただけでは?というツナと、
イモの茹でたの、茹で卵、生を刻んだだけの玉ねぎ、にんにく、パセリ。


えーーーーーー!
…衝撃的すぎます。

これに、自分でオリーブオイルとビネガーかけて、混ぜて食べるんだそうな。

feijao2 


んーーーーーー。
マメとシーチキンのサラダ。
ですな。

風邪とお腹の子のための
栄養がついたかどうかは謎です。
家に帰って傷心のまま夕方まで寝続けました。
おかげで今眠れません。
いったん横になったものの起きてきてしまいました。
寝なくちゃ。風邪治さなくちゃです。(ポルトガル時間で夜0:15)
とほほほほ。


今日はむすこ(2歳)の通う保育園のお話です。

むすこはポルトガルに生後7カ月のときに引っ越してきました。
1歳のお誕生日を迎える5月には歩けるようになり、
更に更に拍車をかけて活動的になったむすこですが、
近所の公園にいっても誰もおらず、児童館のようなものもなく、
結果、家でも外でも遊び相手も話し相手もわたし母親のみ、という状態でした。

そう。ポルトガルのお母さんたちは、
他のヨーロッパ諸国もそうだと思うのですが、
生後4ヶ月くらいからは普通に元の仕事に戻るのです。
赤ちゃんたちは当然保育園に預けられ、パパママが交代で送り迎えをします。
この国では女性も仕事をするのがデフォルトなので、
わたしのように家で家事しかしていないのは普通でないことなのです。
「どうして仕事をしないの?」と聞かれたことも何度かあります。
そんなわけで、平日の昼間の公園には、
赤ちゃんも子どもも、お母さんたちも、とにかくだーれもいません。

うちは夫の仕事上の都合で、平日の3日は夫も帰らず
いつも母子ふたりきりだったので、これではまずいと思いました。
むすこにとっての世界は母親のわたしだけ。
パパはほとんど見かけないし、
おじいちゃん、おばあちゃん、親戚等に会うこともないし、
他の子どもたちや、大人たちと触れ合うこともない。
これじゃぁ、社会性も言語能力も育ちません。
それに見知らぬ国での初めての子育てで、わたし自身も正直疲弊していました。


そんなわけで、むすこは1歳4ヶ月になった2010年の9月(新学期)から
現地の保育園に通っています。
おかげでポルトガル語も理解しているようだし、
先生たちにも可愛がられ、お友だちもでき、
お絵描きや歌なども楽しんでいるので、ほんとに通わせてよかった!


1~2歳のときはリスボン近郊エリアの私立保育園。
去年の夏に田舎町へ引っ越してからは転校して、
2~3歳クラスの今は、公立の保育園に通っています。
どちらもとてもいい園で、すてきな先生たちに恵まれました。
写真は、現在の公立保育園。
sala 
ハチさんぐみ(Sala das Abelhinhas)の部屋の扉。

abelhiha 
クラスの前に並ぶ荷物かけにも、ハチさんマークでかわいい。

pintura_porco 
ぬりえのブタの鼻は、何かの飲料のアルミキャップで出来てました(むすこ作)

pintura_iverno 
自分の手形を押して、指で周りに雪を降らせたイラスト「ふゆ」(むすこ作)



こうした楽しい美術の時間もたくさんあるし、
歌もいろいろと覚えて帰ってきて家で踊りながら歌ってくれます。
いまは選択制の授業<Giastica: 体操> <Musica: 音楽> <Judo: 柔道>と
3つのクラスにも参加していて、公立ながらなかなか充実しています。


何よりよかったなぁと思えるのは、
園に行って朝ちゃんと"ボン・ディーア(Bom dia! : おはよう)と挨拶できたり、
先生やお友だちにベイジーニョ(Beijinho: 頬にする小さなキス)を交わせたり、と
ラテンの国ポルトガルらしいコミュニケーションを自然にできるようになったこと。
そして、栗色の髪の毛の子も、金髪の子も、アフリカ系のちりちり頭の子も、
みーんな「おともだち」として、平等に接する心の土台ができたこと。
いまや世界はひとつですものね。

そうそう、上述のベイジーニョと呼ばれる頬へのキス。
ポルトガルでは、子どもや恋人たちだけではなく
大人の友人同士(男女問わず)も、大人になった親子も
会ったときとさよならするときに必ずこのベイジーニョをするのですが、
これはとってもいい習慣だなぁといつも思います。
普通の大人の友人同士の場合は直接唇でキスこそしませんが、
頬と頬を合わせるときに(左右1回ずつします)唇でキスの音をさせ、
相手に対する親愛の情を表すのです。
初対面でも「これからよろしくね」の挨拶がわりにベイジーニョします。

相手に心の垣根を作らず、より親しい気持ちを持てるようになる
このポルトガル式挨拶。かわいらしくてとっても好きです。
 
日本の妊婦検診は、
最初は2週に1回、中期は3週に1回、臨月間近になると週に1回で、
だいたいトータルで14回ほどのようです。
わたしもむすこ(2歳)を日本で妊娠出産したときには、それぐらい頻繁に通っていました。
そのたびに経過チェックとエコー検査、内診などをお医者さまが同時にやってくれるので、
まめに赤ちゃんの状態を確認することができて、安心でした。

ところが、ここポルトガルではトータル3回、となっています。
さ…3回ですよ…たったの。日本の5分の1しかないのですよ。
(ポルトガル人医師曰く、イギリスはたったの2回よ!とのことでしたが、
あれは果たして本当でしょうか?怪しい…。)

しかも!そのたびに
<血液検査>は専門の分析機関へゆき、
<エコー検査>も専門のクリニックに足を運び、
それぞれの結果をもらった後に後日病院でコンスルタ(Consulta)と呼ばれる
診察を受ける、という駆けずり回る3日間が必要になるのです。
とーーーーーーっても面倒です。
しかもそれぞれ1ヶ月ほど前から予約をしておかないといけない。

そんな妊婦検診が昨日ありました。
わたしは高齢プラス双子妊娠ということで、
普通の妊婦が気楽に通うセントロ・デ・サウーデ(Centro de Saude : 保健所のような診療所)を
放り出されまして、少しリスクの高い妊婦のみが通うことを許される
大きな公立病院に年末から行くことになりました。


 

これは、以前通っていたセントロ・デ・サウーデの診察室。
先生と話すデスクからぱっと振り返ったところに、
内診台がドカーンと置いてあって怖いです…。
結局一度も台にあがることはありませんでしたが、
日本だとカーテンを引いた別スペースとして
周りから見えないようになっていたりするので、
この明け透けさは衝撃でした。


実は年末の顔合わせのようなプチ検診にて
病院の先生が書いてくださった3枚(3か所分)の予約申し込み表を持って
病院中の各部門で中期検診(20~22週)の予約を済ませたのですが、
何故かその際に、エコー検査を診察より後の日程で入れられてしまったのです。
血液検査が1月11日、診察が18日、エコー検査が25日でした。
これで大丈夫なの?とわたし自身疑問に思っていたのですが、
病院が設定してくれた日程なので、こんなもんなのかな~と納得し
昨日の診察に向かったわけです。

でも、案の定、意味がなかった!
「尿検査結果は出てるけど、血液検査の結果はまだのようだから、
あとでわたしがチェックしておきますね」
「エコーがまだなのなら今日は記録できないから、
2月1日にまた診察に来てください」
と言われたのみで、他は血圧測っただけ。
「むくみはない?」って口頭で質問されただけ。
1カ月も前に予約したのになぜか1時間も待合室で待たされ、
結果これですもの…。
成果を求める日本人のわたしは、なんだかもう
胸の中にいらいらがこみ上げてきてしまって、
仕事を抜け出して来てくれ1時間半も付き合ってくれた夫にも申し訳なくて
駐車場に向かう道すがらずっとプリプリ怒っていたのですが…

夫は「どうしてそうネガティブにとらえるの?
次回の予約ができたんだから良かったじゃないか。前に進んだよ」と。
えええ~~~~~~~!良かったか?前に進んだか?!
前回の予約時に正しい日程で予約を取ってくれていたら、
こんな無駄な時間を過ごさずに一度で全て済んだじゃないか!
「あなたは随分ポルトガル耐性ができたねぇ…目に見える成果を求めないんだね…」
とわたしは心から感心してしまいました。
夫はわたし以上に確実な成果を求めるタイプだったので、驚きです。
ポルトガル人だらけの職場で伊達に2年4ヶ月も働き続けてないねぇ!と。

そう、ポルトガルでは、気長に、そして時間と手間をかけて、
ゆっくり、ゆっくり、ゆーーーーーっくり、少しずつ前に進んでいけばよいのです。
焦っちゃダメ!

というわけで、また2週間後に診察しきりなおしです。
ハハハハハハハハ…。

ちなみに、ポルトガル妊娠生活のひとつ優れているところは、
お医者さんがその時期その時期の赤ちゃんの成長に合わせて
必要な栄養分を補えるサプリを随時処方してくれるところです。
medicamentos3 

12月までの妊娠初期に飲んでいたのは上記の3種類。
<葉酸><マルチビタミン><つわり止め>
それぞれ毎日1錠ずつ飲んでいました。
書いてもらった処方箋を持って薬局で買います。

medicamentos 

いまは、葉酸だけのFolicilは終わり、
<葉酸+鉄分>のFolierというサプリを飲んでいます。
自分では摂るべき栄養とその時期の見極めがなかなかできないので、
これはとても有難いです。日本では適当にだらだらとサプリ飲んでいましたから。

わたしの住んでいるポルトガル中部田舎町には、
大きなテージョ川(リオ・テージョ: Rio Tejo)が流れています。
古い城を頂く小さな山の町を、ずっと見守ってきたかのような雄大な川です。
お隣のスペインから長い時間をかけて流れてきたもので、全長は1008km。
そのうち下流にあたる98kmがポルトガル国内を太く長くたゆたって
最後はリスボンから大西洋に流れ入ります。
のんびりした田舎町に、さらにゆっくりとした時間をもたらしている風情もあり、
どれだけのんびりなのよこの町は、とつっこみを入れたくなる川でもあります。

昨日は病院での定期検診があり、あろうことか
予約をしていたにも関わらず1時間も待たされたのですが、
10Fの待合室(サラ・ドゥ・エシュペラール: Sala de Esperar)から眺める
悠久のテージョ川を見ていたら、ま、いっか、
と不思議とこちらものんびりと待つ気持ちになっていたのでした。

sala_de_esperar 

テージョ川と地平線を臨む。きれいねぇ。


ところで、このテージョ川。
冬はカヌーで下っていく人々しか見かけませんが、
春夏の間は、随分たくさんの人が水着で泳いだり遊んだり日焼けしたりしています。
川岸はプライア・ド・リオ(Praia do Rio: 川のビーチ)と呼ばれ、
ビーチに見立てた白い石(砂じゃない!!痛い!)が敷き詰められているのです。
ビーチをこよなく愛するポルトガル人。
海に行きたくても気軽には行けない距離を、こうして埋めているのかしらね。
ビーチバレーのネットも常設してあるし、
ときどきトライアスロンの大会も開催されるし、
なかなか活気あふれる人気スポットだったりします。
5月出産予定の双子ちゃん。
ベビーカーを買うかどうか、買うとしたらどのタイプが使い勝手が良いのか
目下たいへん悩んでおります。



むすこ(2歳)のときは日本で出産したのもあり、
軽さと可愛らしさでマクラーレンのベビーカーを選びました。
mina perhonenとコラボしたマクラーレンのクエスト。
carrinho 

ちょうちょの刺繍が可愛くて大変気に入っております。わたしが。

マクラーレン MACLAREN クエストスポーツ2009コーヒー&スカイブルー ベビーカー(並.../MACLAREN

¥価格不明
Amazon.co.jp
 
マクラーレンのクエストモデルは、
日本で使う分にはたいへん申し分ないコンパクトさでした。
簡単に畳めるし、車のトランクにもラクラク入ります。
  何よりデザインが可愛くて使うだけで幸せな気持ちになれましたし。
けれど、現在住んでいるポルトガルでこれを使うとなると、
小さなデコボコ石畳にタイヤをとられて前に進めないわけです。
お気に入りだけに、もう一度使いたくて、双子の一人は抱っこひもにして、
もう一人だけminaマクラーレンに乗せようかとも考えたのですが…
やはりポルトガル石畳を考えると、もっと大きなタイヤのついたものがいいだろうと。
どうせ買い直すなら、双子仕様のベビーカーにすべきだろうと。
  更に欲を言うなら、車で座らせるベビーシートと兼用になるものがよかろうと。
 
…というわけで、現在以下のベビーカー (ポルトガルではカリーニョ:Carrinho 小さな車ちゃん)を検討しています。
◆【円高還元セール】Mountain Buggy マウンテンバギー Duo Double デュ...
¥118,800
楽天
Mountain Buggy社(http://mountainbuggy.co.jp/)の双子用ベビーカーです。
写真は日本にも輸入されているタイプのDuoというモデルですが、
最有力候補にしているのは、Duetというベビーシートとの兼用が可能なタイプ。
つけかえ色々の具合がものすごいハイテクです。
http://mountainbuggy.com/en/buggies/double/duet

【おまけにbibiビビ】 マキシコシ カブリオフィックス ブラックリフレクション 【送料無料】...
¥20,900
楽天
マキシコシのカブリオは、ポルトガルでもそこら中で見かけます。
車で寝てしまうことが多い赤ちゃんを、寝かせたまま降ろせるのは
ほんとうに有難いですものね。
第一子のときは考えもしなかったので、毎回降ろすために抱き上げては起こして泣かせ…
を繰り返しほとほと嫌になりました。赤ちゃんも可哀相だし、自分も疲労してしまいます。
なので、今回ベビーカーを新調するなら、ベビーシート兼用になることが必須条件です。

はてさてどうしましょう? ヨーロッパのベビーカーはでかすぎて、
日本でも通行の邪魔にならない大きさのものが ほとんどないのですよね。
やはり前述のMountain Buggy Duetかなぁ。

双子ちゃんママの方いらしたら、おすすめベビーカーを教えてください。