ポルトガル田舎町の病院(産婦人科)に通うようになって
二度も念押しアドバイスされたことがあります。
長男を妊娠したときには、一度も言われたことのない
ちょっと不思議なアドバイス…。

それは…、


「日中は3時間おきに食事をとってね」

はいはい。わかります、わかります。
つわりにも、双子妊娠の大きなお腹にも
小分けに食事をとった方が胃の負担が少なくていいですもんね。
わかりました。3時間おきの食事を心がけます。

「それから、夜中はぜったいに6時間以上あけないでほしいので、
トイレに起きるタイミングなどを利用して、
ヨーグルトやクッキー、ミルクなどを摂ってくださいね。
赤ちゃんがお腹すいちゃうからね」

えっ!!!
夜中にもわざわざ起きて食べなければならないの?
えーーーと、努力します…します…たぶん。
ただでさえ、むすこ(2歳)に起こされることが多いので
睡眠はできれば多く摂りたいんですよね…。
せっかく眠れている時に、起きてクッキー食べて、
歯を磨いて、目が冴えちゃって、1時間くらいまた眠れなくなって
…とかいやなんだもの。


前回年末に言われたときは、
不思議なアドバイス言われちゃったなーと思って
ポルトガル出産経験ありの友だちに聞いてみたのだけど
「そんなこと一度も言われたことないよ!びっくり!」
とのことだったので、はい、ではなかったことに、と
そちらの方のアドバイスは横に置いておいてしまいました。


が、前回の検診でもう一度別の看護師さんから言われたもので、
それもしつこく3回も念押しされたのもあり、
これは結構重要なアドバイスなのかも…と思い始めています。
…といっても、なかなか毎晩は続けられていませんが、
できるときには、夜中にちょっと起きてクッキーかじったりしています。

わたしとしては、
「これこれこういう研究成果が出て、胎児にこのような影響があることがわかったのよ」
といった具体的な説明があると、納得して実践しやすいのですが。
なにせポルトガル語での会話が不自由なもので、
あまり突っ込んで聞けないのが残念なところであります。
むすこが通っている田舎町の公立保育園は、
サンタカーザ(Santa Casa da Misericórdia) という種類の保育園で、
このサンタカーザという仕組み自体は、
1498年にレオノール女王がリスボンに慈善財団を作ったのが始まりのようです。

この保育園、その家の収入に応じて月々の保育料が変わるのですが、
どうやら16段階に分かれているようです。細やかです。
最低は、月収70ユーロに対して月謝【32.50ユーロ】、
最高は、月収712ユーロに対して月謝【249.00ユーロ】でした。

日本円にするとちょっと驚きですが、世帯月収7000円でも入園できるということです。
朝のおやつ、ランチ(スープ、肉か魚、デザートつき)、夕方のおやつも付いて。
基本は9:00~16:30ですが、延長保育で7:30~19:00まで
無料で預かってもらえます。すごく有難いですよね。
日本もこれくらい保育料が安く内容も充実していたら、
もっとお母さんたちは働きやすいと思うのですが。

ポルトガル人の平均年収は日本よりずっと低く、
現在はIMFから借金をするなど、経済不況が深刻なポルトガルですが、
働き者の女性たちを支える保育制度は整っているなぁと感じました。
もちろん、リスボンなど都市部では多少の待機児童問題もあるようですが。
ポルトガルの田舎町に済む我が家のお風呂です。



都市ガスはひかれておらず
小さなプロパンを発注しては、頻繁に取り換えてもらいます。
月に4本くらいは使うでしょうか?
値段も1本24.2ユーロとバカにならない値段で、
月にガス代で100ユーロくらいかかっている計算ですね。
でもまぁ、今は円高のおかげで
1ユーロ98円なので「1万円くらいか」と暢気に思っていられますが、
ポルトガルに越してきた一昨年の冬は1ユーロ133円だったし、
リスボン近郊のセントラルヒーティングの家だったので
400ユーロくらい請求され(5万3200円!)、
気絶しそうになったのを思い出します。
よくよくガス会社に確認したら、
前に住んでいた人の使用量を基準に多めに徴収したとかで
200ユーロくらいは戻ってきたのですが、それでも高いですよね。
そして意味不明のシステム…。

ともかく、そんなわけで現在はプロパンガスを利用して
台所の火も、お風呂のお湯も出ているのですが、
このプロパンガスがかなりの曲者でして…
まだガスは残っているにもかかわらず、しょっちゅう
お風呂場のお湯が出なくなるのです!!
これは本当~に寒い冬には応えます。
プロパンガスは家の外の鍵で開け閉めするスペースにあるので、
お風呂の途中で交換しに出るわけにもいきません。
凍えながら入れば風邪をひいてしまうし…泣きなくなる瞬間です。

昨日は風邪もよくなってきたので久しぶりにお風呂で温まろうと
昼間にお風呂に入っていたところ、またもお湯が出なくなりました。
夫がプロパンガスを見に行ってくれたのですが、
やはりまだチャポチャポと残っているとのことで交換できず、
かといってほぼ水といった状態のぬるすぎるお湯に浸かっていたら
風邪はまた悪化してしまうしと考えていたら、
名案が浮かびました。


pot 


そう!電気湯沸かし器!
これをお風呂場に持ち込んで、熱湯を沸かしながら足していけばよいのだ、と。
すごく地道な作業ですが、2リットル沸かしては足し、
沸かしては足し…と繰り返していたら、なんとなく適温に。
ああ、あとちょっとで幸せな湯温になるわと、少し油断しました。
なんとわたしったら、熱湯を自分の足にかけてしまったのでした。

ひぃぃぃぃぃぃ~!
火傷しました!

100円玉くらいの大きさで、そんなに広範囲じゃなかったものの、
水ぶくれにもならず皮膚は一瞬にしてむけてしまって、
今はヒリヒリとした痛みがずっと続いています。
妊娠中なので鎮痛剤は飲めないし…ね。

ああ、日本の追い焚き機能つきの快適なお風呂が恋しいです。

お風呂場のタイルは、ポルトガルのアズレージョと呼ばれる装飾で飾られていて
とっても美しくはあるんですけどね。
azulejo

街中にも溢れる美しいアズレージョのはなしは、
また別の機会にあらためて。



我が家の愛犬キノです。
毎日、日向を探しては移動しながら昼寝しています。
kino

「ゆき」の歌のせいで
犬は雪が大好きで、寒くても大丈夫!
猫は炬燵の中で丸くなるほど寒がり!
…と思い込んでいたのですが、
我が家のキノはほんとうに寒いのが苦手のようです。

チワワで元々はメキシコの犬だからでしょうか?
ポルトガル語の可愛らしい表現に
「~ニョ」「~ジーニョ」を言葉の後ろにつけて
「小さな○○ちゃん」という意味にするものがあります。

*女の子や、女性名詞の場合は「~ニャ」「~ジーニャ」

いちばんメジャーなのは、
ブラジル(ポルトガル語圏)の有名サッカー選手
ロナウジーニョさんでしょうか。
彼は本名ロナウドさんなのですが、
「小さなロナウドくん」という意味の愛称で呼ばれているわけです。

スーパーで「サキーニョいる?」と聞かれた時は
なんのことかと当初思ったわけですが、
「saco: サコ=袋」を可愛らしく「saquinho: サキーニョ=小さな袋ちゃん」と
言い換えた表現だったわけです。
慣れればだんだん何のことか推測することができるようになるのですが、
ポルトガル語の単語数が少ないわたしからすると、
まったく違う単語のように思えて、当初は随分困惑しました。


そして、現在住む田舎町に越してきて
その「ニョ」頻度が大幅にアップしたように感じます。
大阪や京都の人たちが「飴ちゃん」「海老ちゃん」と言うのに似た地方色なのでしょうか?

最近聞いただけでも、
 solinho ソリーニョ ←  sol ソル 太陽  
使われ方 「ちょっと太陽ちゃん出てきたね」
 salinha サリーニャ ←  sala サラ 部屋 
使われ方 「小部屋ちゃんで待っててね」
 obrigadinhaオブリガディーニャ ←  obrigada オブリガーダ 
使われ方 「ありがとちゃん」
 Ate loginho! アテ・ロギーニョ ← Ate logo! アテ・ローゴ 
使われ方 「またあとでちゃん」

こんな感じに活用されています。
聞くたびになんだか笑ってしまいます。
「にゃ」とか「にょ」とか、音の響き自体が可愛くて面白いですものね。