『なんぞころびやおき 天球旅情篇』⑨ | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


 『なんぞころびやおき 天球旅情篇』


峠杣一日・著

「此処(ここ)で一息(ひといき)、深呼吸をしよう」

経法印(きゃうほふいん)の音頭(おんど)で、聴衆(ちゃうしゅう)挙(こぞ)りて深呼吸。

鎮守(ちんじゅ)の森の氣吹(いぶき)は、常(とは・永久)の意(おもひ)だ。

常(とは)なる意(おもひ)は、自(はじめ)の心だ。

私達一人ひとりに宿(やど)る意(おもひ)を、氣(き)と呼び示す。

此れが、息(いき)(意氣・前向きな氣持ち)となってゐるのだ。

「さあ、命の意(おもひ)を現す言事(ことごと・言と事)が人世(人生)だよ。

世の中(社会)を好(よ)くするってことだね。

よし、心に常(とは)の大黒柱(だいこくばしら)が立てば、後は其れそれ打出の小槌(うちでのこづち)だ」

ではひとつ、経法印直伝(ぢきでん)氣合(きあひ)の秘法(ひほふ)を御一緒に。

文字と其の意味を思ひ浮かべつつ、時に激しく時に静やかに、苦しい時に嬉しい時に、ひとつでもいくつでも、

「常」(とは・つね)に 「とーっ!!」

「自」(はじめ)の 「はっ!!」

「意」(おもひ)で 「おーっ!!」

行(ゆ)くぞ! 「ゴー!!(金!!)」(こんじきGOLD)」


【よいこのみんなの合言葉を唱へよう♪】

いちよあれかし、さいはひよいち。

まほらよいちそはか、南無あれかし大明神!

つづく。