『なんぞころびやおき 女神御前篇』⑰ | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


『なんぞころびやおき 女神御前篇』



峠杣一日・著

父×母=子

常の理(とはのことわり・永遠の理)は、三つ子の魂なり。

三つ子の魂が育まれてゐる事が、幸せである。

三つ子の魂が乏しいと不幸せに呑まれ、ともすると悪魔や敵を設定して憂(う)さを晴らさうともし兼ねない。

其れこそ迷ひの大蛇(まよひのをろち)の思ふ壺で、諸悪の根源である。

父×母=子
無×空=相

人世(人生)の始めの空(くう)を女神信仰(めがみしんかう)、
人世(人生)の結びの無(む)を神武理念(じんむりねん)、
とした現し世(うつしよ)が人世(人生)の現実の相(さう・ありさま)である。

そして其れは、家の命を生きる私達の生命と現れてゐる。

喩(たと)へるなら、友人や隣人が女神信仰の繋(つな)がり、親族と家の命が神武理念とも言へよう。

また、人世(人生)の最小単位は家であり、最大単位は国家であり、国家を通しての国際社会がある。

人世(人生)には其の礎(いしずゑ)となる指針(しゝん)、常の理(とはのことわり)の人世観(人生観)が必要不可欠であるのだ。

おっと、四輪駆動(よんりんくどう・4WD)が一台、力強く姫山(ひめやま)の山道を登って行く。

豆鼕翁(とうゝゝをう)の姪っ子(めひっこ)お豊(おとよ)の豆鼕変化(とうゝゝへんげ)、豆鼕四輪(でんゝゝぶうゝゝ)である。

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つゞく。