『豆鼕講座』(お豆さんの豆講座)
第五十三回:総集編①人生とは何か
峠杣一日・著
此処等で、改めてまとめて見ませう。
父×母=子
未来×過去=現在
(結び×始め=中今)
精神×肉体=生命
世は三つ子の魂、即ち常の親子(とはのおやこ)であり、一(いち)である。
此れを、常の理(とはのことわり)と呼ぶ。
私と言ふのも一(いち)なのだから、人生とは一(いち)を現す現し世(うつしよ)を育む事となる。
人生がある理由も目的も意味も一(いち)の味はひに睦(むつ)む事であるのだ。
つまるところ人生とは、家の命を生きてゐる私達が各々なりの一(いち)を育む事でありませう。
また、人生即ち社会の最大の悩みも、一(いち・常の理)の欠乏に他ならない。
一(いち・常の理)の種が実を結んでまた種を育む常の親子。
聖徳太子命が「和(やはらぎ)を以て貴しと為す」と言ひ、二宮尊徳翁が「国家を益し世を救ふの他に道無し」と言ったのも、常の理(とはのことわり)を伝へてゐるものと思ひます。
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<本の紹介>
甦れ日本古来の人生観。
『扨抑双紙 以千代安礼賀志』(峠杣一日・著)
送料込1,980円
(詳細は1/6の記事「発売」を見て下さい)
![190215_234228.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20190215/23/cocochiyosa/db/7c/j/t02200165_4128309614356854120.jpg?caw=800)
【柏丸】(かしはまる)
伯耆国は三朝の里に住まふ日出居士の息子。テレビ漫画「機関摩天楼 雷天狗(からくりまてんろう いかづちてんぐ)」に夢中。
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