『豆鼕講座(お豆さんの豆講座)』第五十三回:総集編①人生とは何か | 『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

『さいはひよいち』日本古来の人生観 常の理三つ子の魂 島根半島は勾玉宝船 山陰(島根鳥取)はたまをろち瑤大蛇 あれかし山の峠杣一日・著

島根県松江市東出雲町、あれかし山の峠杣一日です。
島根半島(島根島)は勾玉宝船、山陰(東方鳥取瑠璃光藥師少彦名神、西方島根極樂阿弥陀大国主神)は瑤大蛇(たまをろち)。常の理(とはのことわり)あれかし大明神鎮まる意宇の古都から常の親子(085)の物語を書いてゐます。


『豆鼕講座』(お豆さんの豆講座)

第五十三回:総集編①人生とは何か

峠杣一日・著

此処等で、改めてまとめて見ませう。

父×母=子
未来×過去=現在
(結び×始め=中今)
精神×肉体=生命

世は三つ子の魂、即ち常の親子(とはのおやこ)であり、一(いち)である。

此れを、常の理(とはのことわり)と呼ぶ。

私と言ふのも一(いち)なのだから、人生とは一(いち)を現す現し世(うつしよ)を育む事となる。


人生がある理由も目的も意味も一(いち)の味はひに睦(むつ)む事であるのだ。

つまるところ人生とは、家の命を生きてゐる私達が各々なりの一(いち)を育む事でありませう。

また、人生即ち社会の最大の悩みも、一(いち・常の理)の欠乏に他ならない。

一(いち・常の理)の種が実を結んでまた種を育む常の親子。

聖徳太子命が「和(やはらぎ)を以て貴しと為す」と言ひ、二宮尊徳翁が「国家を益し世を救ふの他に道無し」と言ったのも、常の理(とはのことわり)を伝へてゐるものと思ひます。


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<本の紹介>

甦れ日本古来の人生観。

『扨抑双紙 以千代安礼賀志』(峠杣一日・著)
送料込1,980円

(詳細は1/6の記事「発売」を見て下さい)

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【柏丸】(かしはまる)

伯耆国は三朝の里に住まふ日出居士の息子。テレビ漫画「機関摩天楼 雷天狗(からくりまてんろう いかづちてんぐ)」に夢中。

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