サポートメンバーのkodemariです。
こんにちは!

 

コロナの感染者数も、全国的に大分落ち着いてきたようですね。
このまま終息に向かうことを願いつつ、
個人的には、今のうちに冬に備えての対策も考えたいなぁ、と思っています。。。
 

長期的な対策として、

3密を避けることや、消毒や、薬の開発はもちろん大切ですが、

もう一つ、私たちにできることがあります。

それは、

 

 免疫力をあげること!

 

免疫力をあげる方法として、よく

 この栄養素が必要だとか、

 添加物や加工食品を避けるとか、

 体温を上げるとか、

 腸内細菌を育てるとか、

色々言われていて、どれも正しいとは思うのですが、

 

今回お伝えしたいのは、

 

 免疫力をあげる、野菜の選び方

 

です。

 1.スーパーでの意外な選び方

 2.オーガニックの罠

 3.理想的な野菜、知ってる?

の、3回シリーズに分けてお伝えしていきます。

 

第1回目の今回は、

 『スーパーでの意外な選び方』

についてお話します。

 

 

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お話を始める前に、少しだけ自己紹介をさせてください。

私は、3年前に横浜から岡山に引越してきた主婦で、

特別な仕事をしている訳でも、何か資格がある訳でもありません。

岡山で畑を始めて、今70㎡ほどの菜園で野菜を作っています。

全くの畑初心者だったので、

図書館で本を借りて、勉強もしています(独学ですが)。

そこで知った、

今までの常識が180度変わるようなこと、

是非、お伝えさせていただきたいと思います。

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<Series:1>

免疫力をあげる野菜 1.スーパーでの意外な選び方

 

【目次】

 (1) 旬の野菜を食べたい3つの理由

    ①栄養価

    ②農薬

    ③冷やす・温まる

 (2)緑が濃い野菜は美味しい”はウソ

 

 

 

① 旬の野菜を食べたい3つの理由  

 

「旬野菜は体に良い」って、よく言われますよね。

でも、どうしてか知ってますか?

その理由は、3つあります。

 

① 栄養価

 

一つ目は、栄養価の違いです。

ある野菜の、旬に採れたものと、そうでない時期に採れたものでは、

2倍~4倍も、栄養価に違いがあるそうです。

だから「○○が体に良いから、1年中欠かさず食べる」なんて言っても、

旬でない時期には、同じような栄養が摂れている訳ではないのです。

 

本来、

夏野菜は、太陽の光をいっぱいに浴びて育ちます。

冬野菜は、寒さに耐えることで、甘みが増します。

季節の、自然の力をいっぱい貯め込んだ野菜が、栄養価も高いのです。

 

<写真:家庭菜園の夏野菜>

 

 

② 農薬

 

2つ目は、農薬の量です。

旬からずれた野菜を作るときは、主にビニールハウスで育てます。

ハウス栽培では、露地栽培(屋外の普通の畑)に比べて、農薬や化学肥料が多く使われます。

 

(農薬を避けた方が良いのは常識だと思いますが、

実は化学肥料も、特に環境面において、あまり良いものではありません。

詳しく書くと長くなりそうなので、ここでは省かせていただきます)

 

「日本の基準に従って使われているんだから、大丈夫でしょ?」と思いますか?

実は、あまり知られていませんが、
耕作面積あたりの農薬使用量は、日本は世界第2位の多さなんです!

 

回数では、例えば、
一般のスーパーのキュウリを育てるのに、

土の消毒・種の消毒・害虫駆除・病気予防・除草剤など、

収穫までの間に農薬を使う回数は、露地栽培で50回、

ハウス栽培で60回にもなります(県によって差があります)。

ちょっと衝撃的な回数ですよね💦

 


【写真:ニンジンの種 (左:昔ながらの種、右:消毒コーティング済の種)】

 

旬野菜でも、そうでない野菜でも、

スーパーで買う時はよーく洗ったり、湯がいたりしてくださいね。

 

 

③ 冷やす・温める

 

3つ目は、体を冷やす野菜と、温める野菜があることです。

これはマクロビオティックの観点です。

夏に採れる、トマト・きゅうり・ナスなどの果菜は、体を冷やし、
逆に冬の根菜類は、体を温めてくれるとされています。

 

免疫力UPには、基礎体温を上げることがとても大切です。

季節に合った旬野菜を食べるだけで、

気温に合わせて体調が整えられるなんて、

自然の力って本当にすごいです✨

 

 

 

 

でも。

今や一年中同じ野菜が手に入るので、旬が分からなくなっていますよね💦

そこで、旬野菜を見分ける方法について、お知らせします。


■ スーパーでは・・・

旬に価格が安くなる傾向があるので、そこで判断できるかもしれません。

 

■ 道の駅や直売所などでは・・・

季節の野菜が売られることが多いです。

春になるとタケノコや山菜、秋になるとキノコや果物などがドドッと入荷するので、

何が旬なのかが分かりやすいです。

 

■ 旬野菜を覚えるなら・・・
露地栽培の旬は、こちらのサイトで一覧で見られます。 

 『野菜の「旬」をチェック!』 (住まいの情報ナビ E-LIFE不動産)

 『フルーツの「旬」をチェック!』 (住まいの情報ナビ E-LIFE不動産)

 

こちらのサイトは、産地や品種も併せて、より詳しい旬野菜情報が見られます。

 『旬の野菜図鑑』(旬の食材百貨)

 

 

② ”緑の濃い野菜が美味しい”はウソ

 

小松菜やほうれん草などの葉物は、よく

「緑が濃い方が、栄養があっておいしい」などと言われますが、

実は、そうではありません。

 

<写真:スーパーのほうれん草>

 

この緑は、肥料に含まれる窒素が出す色です

(「硝酸態窒素」または「硝酸塩」「硝酸イオン」などといわれます)。

肥料が多ければ多いほど、緑色が濃くなるそうです。


硝酸態窒素は、健康被害を引き起こす原因になる可能性のあるもので、

ヨーロッパでは3,000ppmという上限が設けられていますが、

日本では規制がありません。

 

 

スーパーで野菜を買う時には、色が均一で選びようがないかもしれませんが、

あまり緑がどぎつい野菜は買わない、とか
「ゆでこぼす」「ゆでこぼして絞る」などして

窒素を減らす工夫をしてみてください(農林水産省『調理と硝酸イオン』)。

 

 

 

※ 参考文献は、シリーズ3 『理想的な野菜、知ってる?』の文末に掲載いたします

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いかがだったでしょうか?

意外に思われた方もいるんじゃないかなーと思います。

が、まだまだ序の口です!

 

免疫をあげる野菜シリーズ、次は

 

 

 

と続きます。

引き続き、見ていただけたら嬉しいです。

 

 

 

<サポートメンバー:kodemari (岡山初心者歴 3年3ヵ月)>


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