前回からの続きで、
苫米地英人さんの「がんを克服できる脳」という本について、
何を信じているかがカラダの治癒力に影響すると、
「プラシーボ」について書かれていて、
「プラシーボ効果」については知っている方も多いと思うのですが、
調べると
「有効成分が含まれていない薬剤(偽薬)によって、症状の
改善や副作用の出現がみられる事」とありますが、
これについて想像してみると、
私を含め、世の中に偽薬を体験した事のある人は
中々いないと思いますが、
私はかつて、一年中鼻炎で困っていた時、
市販の薬を飲んでいたがあり、飲むと必ず一時的でも鼻炎が治まって
いたので、
なので薬を「飲んだら鼻炎が治まる」という事を「信じていた」
状態だったと実感します。
なので、もしも、その薬を偽薬に入れ替えらえたとしても、
飲んで治まったかもしれないと思います。
話がちょっとズレますが、
鼻炎で思い出しましたが、
私の叔父も鼻炎で、年中くしゃみで大変だったそうなのですが、
それを見ていた祖母の話によると、
叔父は酷い鼻炎の時に、だれかお客さんが来て、楽しく夢中になって
いる談笑している最中は、全くクシャミが出ないんだそうで、
これも、意識の変化がカラダを変化させるという現れだと感じるのですが、
苫米地さんのこの本の中でも、
「がんであることを忘れる」とあり、それには
治った後の楽しい事や、やりたい事など考える事だとありましたが、
叔父も、楽しい話に夢中になっている間「鼻炎」を忘れていたのでしょう。
私も長年鼻炎で苦しんでいたので、その辛さも分かりますし、
鼻炎の真っ最中に「鼻炎を忘れろ」と言われても無理だったと
思うのですが、
夢中になるような事があって、それに没頭していたらどうだっただろう?
と想像します。
当時は、そんな没頭できるようなものがありませんでしたし、
当時は、心配事やネガティブな思考であれこれ頭を一杯にしていたのを
思い出します。
結局その後、私の鼻炎は、
過去の投稿
でお伝えしたような本などを読んで、鼻炎にどんな自分が思考、感情が
表れているのだろうかと向き合い、自分のココロとカラダを観察しながら、
次第に症状が出なくなっていったのですが、
(カラダが変化して行く過程では、自分で意識出来ない事も影響している
可能性もあるので、これで治りましたと断言するものではないのですが)
この「鼻炎との向き合い」はまた次回以降にお伝えしたいと思います。
話は「何を信じているか?」に戻りますか、