今回は以前騎乗した高齢馬です。
回し蹴りが飛んでくるのでブラシ掛けや裏堀も注意が必要です。
体高があるので馬装はスタッフにお願しました。
先乗り無し、拍車、長鞭を持ちました。
20歳を超えているので気を使います。
常歩をしっかり、ヨレるので真っ直ぐ歩かせるようにする。
鞭も拍車も慣れているので反応が良いです。
速歩から軽速歩でしっかり動かす。
歩度を伸ばすのも軽く脚を入れるだけでスッと伸びます。
首が長いのでしっかり動かすと頭を下げてハミを受けて来る。
チカラもあるので、手ごたえが良い感じで解りやすいです。
駈歩は外方脚を引くと直ぐに出ますが、しっかり押さないと速歩に落ちてしまう。
最初は後肢がバラけた感じですが、継続すると良くなります。
パワーがあるので、詰めるのが難しいです。
前に出しながらバンスバックして詰める。
シンプルチェンジは失敗しました…。
出来る馬に乗るのは良い勉強になります。
暑かったので丸洗いです。
高齢馬くんのパーソナルスペースは私の片手の長さくらいです。
それより近づくと噛みつきに来たり、後肢を上げて蹴りの構え。
前肢も上げて前搔きと言うか蹴りに来ます。
片手を馬体に付け、もう片手で洗っていく。
パーソナルスペースを守っていると、噛みつきや蹴りはありません。
それでも肢の動きには細心の注意が必要です。
高齢馬くんは、ステイゴールド産駒でした。
こだわりが強い訳が解りました(^_^;)。
そして、栗毛のイケメンくんです。