少し、私のお話を進めますね。
小さい頃から「いい子でいなければいけない」という思いにとらわれていました。
○○ちゃんには負けてはいけない
一番にならなければいけない
みんなから好かれなければいけない
まちがってはいけない
ほめられなければいけない
そして、今でもたまにその言葉が現れます。
できていない自分をだめだと思って責める。
だからしんどい。
こういうことに縛られている限り、私は前に進めない。
あるがままの自分を認めるのはとても勇気がいりますが、
そこから始まることもある、と今は思います。
小さい頃から、『私はたくさんの人に何らかのメッセージを伝えたい』、という思いが強く、
マスコミ業界にあこがれるようになっていきました。
高校のときに、いろいろ進路でなやんでいたのですが、
たまたま読んだ雑誌(non・no)に「自分の思いをつらぬくことが大切。自分を信じよう」という
メッセージがかかれていて、その言葉に勇気づけられたことがありました。
そして、「ああ、私のように悩んでいる女の子を元気づけられるような、そんな本をつくりたい!」と思うようになって、
出版社を志すようになりました。
で、就職活動のときに「私は人に笑顔を与えられるような仕事がしたい!」という思いに気づきました。
結局出版社の仕事にはつけなかったけど、
本来の自分のやりたいこと、思いに近い仕事を見つけられたような気がします。
これはほんとに偶然なんだけど、
今志している仕事は、根本的なところで、今まで自分がやりたいと思っていたことと
つながっているな、と感じます。