では、前回よりもう少し、時代をさかのぼって。
「上京編」といきましょうか。
10代の頃、どうしても東京に行きたかった気持ち、
なんだかわからないけど、私の原動力になっていたように思います。
私は雪国で生まれ育ちました。
私は田舎が息苦しかった。
○○ちゃんは□□大学に行ったらしい
△△さんは××社へ入ったみたいよ
■■くんはイギリスへ留学したんだって
それって誰だっけ??
全然興味ないんだけど。
だから、何??
人は人、じゃん。
私は、私だよ。
私の人生だもん、好きなように生きたいんだよ。
誰かと比べられるのなんて、もうまっぴら。
若くて、田舎娘で、強がりで、
だけど希望と夢だけは人一倍持っていた私は、
誰かと比べられ、そんなことばかりが話題になるところで、
誰かのいいなりの人生を歩むのだけは嫌で、
それで、東京に行った
自由を求めて
今、東京暮らしも10年が経ち、
ほしかった自由だけは手に入れて、
私はそれなりに、好きなように生きている。
悩みは多いし、
これが私がなりたかった私なのか、と
いつも不安だし、自信がないけれど、
これだけはわかる。
これだけは信じている。
人は、人。
私は、私。
私の人生は、私が、私らしく、私のために、歩むもの。
そんな思いで、日々生活をしています。