自分のことって知っているようで実は自分が一番知らなかったりします。
自己分析や自己理解のツールや手法は世の中にたくさんありますが、
今日は一冊本を紹介したいと思います。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
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私自身、職場の先輩や友人に何年も前に紹介してもらっている本だったのですが、
ようやく今年に入って読みました。(汗)
最近では、勝間和代さんが推薦したことで
書店でもよく見かけるようになっています。
ウェブで診断を受け、自分の強みが5つわかります。
私たちは「才能」というと、もって生まれた何か特殊なもの、のように理解してしまいますが、
この本では、そういうことは言っていません。
「才能」を「自分自身が無意識に取っている思考、感情、行動のパターン」として定義しています。
なので、大切なのは、
自分の無意識のうちの特徴をちゃんと理解し、磨き、強みとして発揮していくこと
です。
ちなみに、この本では34個の強みに分類しています。
私はというと、
①最上志向(平均以上のものを、最高に高めること)
②達成欲(何かを成し遂げたい、という欲求)
③自己確信(自分ならできる、と確信していること)
④ポジティブ(人をほめ、常にポジティブな面を探し出すこと)
⑤共感性(周囲の人の感情を自分の気持ちであるように感じること)
が上位5つでした。
自己分析のアセスメントは仕事柄いろいろやっていますので、
それなりに自分の傾向は知っているつもりでいましたが、
今回はけっこう新鮮なラインナップ(!?)でした。
でも、親しい人たちから言わせると、「そのまんまの結果だよ!」
①②あたりは、なんとなく自覚はあったものの、
大人になってからは、認めないフリをしていました (笑
小さい頃を振り返ると、①②③あたりは強かった、と思います。
④⑤あたりはコーチングやカウンセリングの勉強で強化した能力のような
気もしますが、
セラピストの方とお話をした際に
「佐藤さんはもともと感受性のアンテナが人の10倍ですね」といわれまして、そうだったのかー、とびっくりしたものの、
振り返ってみるとたしかにそうかもー、と思い当たる節がありました。
④については、どっちかとネガティブな人間だと思っていたので意外、でしたが、
説明を読んでいくと「活力」「情熱を吹き込む」「活き活き」というようなキーワードがあり、
このあたりはたしかに当てはまりますね。
しかし、大切なのは、これはあくまでも特徴というか特性なので、
これを長所として発揮するように気をつけること、です。
私の場合、①最上志向②達成欲とあるので、
常に「もっとよくできる」「もっとがんばれる」と
高い目標に向かって努力しないと気がすまないようなところがあります。
つまり、自分自身にプレッシャーをかけ続けてしまい、
ややもすると、自分自身を自分で追い詰めてしまう傾向があるのです。
なので、意識しているのは
頑張っている自分をほめること
完璧でなくても、努力している自分を受け入れること
です。
自分自身ではなかなか難しいところもあるので、
周囲の人に協力をお願いしています。
「さとちゃん、ちゃんとできているから大丈夫だよ」
「その頑張りや努力は、ちょっとストイックすぎない?」
やりすぎているところは、ブレーキをかけてもらってます。
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なかなかおもしろいので、興味がある人はぜひ。
そうそう、ちなみに中古で買うと、
診断が受信できませんのでご注意下さいね。