私は研修の現場が好きです。
受講生と一緒に作り上げる、ダイナミックな感じがとても好きです。
研修はそれこそ「生もの」で、コンテンツは同じでも毎回違った色合いになってきます。
受講生の個性が違うので当たり前といえばそうなのですが、
その異質なものの化学反応によってよりよいものが生み出され、
独りで学んだり本で読んだりするより、
ずっと効果が高く、気づきが深まります。それが何よりの醍醐味です。
そこで私は講師としてどんなかかわりをしていくか、
研修開発者としてコンテンツにどんな仕掛けをしていくか、
ということを日々考えています。
ちなみに私自身、今の会社では、研修のアシスタントとしてキャリアをスタートさせ、
多くの研修をサポートしてきました。
その中で、研修の“場”から生まれるエネルギーに感動し、
その魅力にすっかりはまってしまいました^^
そして。
人が自分の可能性に気づく瞬間に立ち会えることが何よりの喜びだと感じています。
(なんか、文字で書くとかっこよく聞こえてちょっと気恥ずかしいですが)
人は気づいた瞬間に、こんなに素敵な表情をするんだ!と心を打たれることが多いですし、
それが私自身の仕事のやりがいにもつながるし、自分自身の刺激になっています。
受講生のコメントにはっとさせられることも多くありますし、
毎回私自身も多くことを学びながら、研修内容をブラッシュアップさせています。
そんな中で、私自身は
研修で受講生の学びを深めたり、研修の効果を高めたりするためにどういう場をつくるか、ということを考えています。
気づいたらつい本音が言えていた、気づいたらいつの間にかノッていた、という場がつくれるよう、心がけています。
そのためにも「等身大であること」を大切に毎回現場にのぞみます。
等身大でざっくばらんな雰囲気で。
だめな自分も、だからこそがんばっている自分も、両方見せる。
それが、私が思う「誠実さ」です。
等身大であること
等身大の自分をわかってもらう努力をすること
これは研修講師としてだけではなく、
人とのかかわりの上でも大切にしたいことなのです。