この前、友人の熱血アラフォー男性インストラクター(長い・・・笑)と
私が講師として、また研修会社の人間として感じる仕事の悩みやもどかしさ、ジレンマなどを
ざっくばらんに話をしていたとき、こんなコメントをもらいました。
「どの社員も、自分が社長だったらどうか、という視点が必要だよね。
それに、
もし自分が自社の社長だったら、今の自分を雇いたいと思うかどうか、
そういう視点で自分を顧みている人ってどれくらいいるんだろうね」
たしかに。
私たちは「私なりに努力している。」「私なりにがんばっている」という言葉を使います。
もちろん、私も使っています。
でも、努力するのもがんばるのも、言ってみれば当たり前ですよね。
実は自分本位の視点かもしれない。
今の自分を客観的に見られるような、そんな視点が必要だなと私も思います。
たとえば。
先日上司と話をしていたのですが、
“プロフェッショナル意識”ってなんでしょうか。
自分が「私はプロフェッショナル意識を持って仕事をしている」と思っていればそれはOKなんでしょうか??
・・・私は違うと思います。
他の誰かが“プロフェッショナル”だと感じられなければ、意味がない。
すごく独りよがりな視点かもしれません。
自分は“プロフェッショナル意識”を持って仕事をしているつもりだけれど、
本当に周囲からそう見られているのだろうか??
という周囲とのすり合わせも必要なことなのではないでしょうか。
このあたりは、研修の中で私たちが言っていることです。
そして。
当社社長の松丘も言っていたのですが、
自分が「強み」だと思っていることが、
自分以外の誰にも必要とされずに、歓迎もされないものであれば、
それは「強み」とはいえないのではないでしょうか。
ちょっとシビアなコメントかもしれないですが、
これは自省の念もこめて。