先日ある企業様にてワールド・カフェ形式を取り入れたワークショップを行ってきました。
おととしから意識改革の取り組みをお手伝いさせていただいている企業様なのですが、
特に今回の企画はかなり議論を重ねながら練ってきたものでした。
ワールド・カフェというのは、実際のカフェで行われる会話のように、
リラックスした雰囲気の中で
あるテーマに対して話し合いをする、というものです。
何かを決める、議論する、というのではなく、
お互いのアイディアを交換したり、つなぎ合わせたりしながら
それぞれが新しい気づきを得たり、
結果として何かのムーブメントが起きたりします。
とはいえ、事前の段階で「こういう結果になります」「こういうことが学習できます」とはかなり言いにくいものです。
ですから、企画側の担当者の方たちにも当然ながら
「本当にこのやりかたで大丈夫なのだろうか」
というような不安や戸惑いもありました。
でも私自身数年間お手伝いさせていただく中で
「この会社の方たちは自分たち自身の力で前に進んでいけるはず!」という確信を持っていましたので、
今回はそこをうまく引き出すプログラムを行いたかったのです。
担当者の方たちと何度も何度も話し合い、
私もそれを踏まえて事前に念入りにプログラムを設計し、いざ当日!
いやぁ、ファシリテーターとして、本当によい経験をさせていただきました。
参加者一人ひとりの可能性やエネルギーがどんどん開花していくのが見えて、
私自身も感動してしまう体験でした。
まさに、「あらかじめ答えを用意していなければ、答えに誘導もしなかったけれど、
おのずと答えにたどり着いた!」という感じでした。
企画担当者の皆さん、そして参加者の皆さん、本当にありがとうございます!
私自身といえば、このテーマは昨年から自分として探求しているものだったので、
それが形になってうれしかったですし、
一人ひとりの人が持つ潜在力の偉大さに感動させられ、
これからももっと追求したい領域だなあと感じました。

やっぱり人と人が創り出す“場”というのはおもしろい!!!
それにしても・・・
相変わらず写真映りが悪いですね・・・汗