仕事をする上で、自分の顧客は誰か、ということを考えるようにしなさい、と言われたことはないでしょうか。
私は上司からよく注意されました。
自分本位、自己満足の仕事はやめなさい、と。
私は自分のこだわりが強いので、気をつけるようにしています。
誰からどんな期待をされているのかを意識すること
顧客のニーズをくみ取る、というのは何もお客さまだけのことではない
上司だって、チームメンバーだって、他部署だって
自分の仕事の関係者は、自分の顧客である
私はエム・アイ・アソシエイツに入社したとき、
研修運営の事務作業や研修講師のアシスタント、そして営業のサポート業務を行っていました。
研修受講生の気づきが深まるように、私にできることは何だろう・・・
講師の先生が最大のパフォーマンスを発揮できるように、私はどんなサポートができるだろうか・・・
営業担当者が動きやすくなるように、私が手伝えることは何だろう・・・
そんなことをいつも考えながら、自分なりの工夫や作業の改善を行っていきました。
はっきりいって必死でした。
もちろん、ピントのずれたこと、過剰にやりすぎたことなど、失敗も数多くありました。
でも、そのトライアンドエラーの中で、上司や先輩との信頼関係を構築していったように思います。
そして、新しいチャレンジもいただけるようになりました。
今も自分の仕事をやりながら自問自答します。
これは、自分本位の仕事ではないだろうか?
自己満足の仕事ではないだろうか?
周囲の期待にはちゃんと応えられているのだろうか?
自分ができているかどうかは別として、
この視点はキャリアを築いていくうえで、欠かすことのできないものだと思っています。