長崎に嫁いだ妹は、年に2回、自分の娘を連れて新潟に帰省します。
今年も6月に帰省し、この11月末から10日弱、新潟へ里帰り。
私と弟もそのタイミングにあわせて帰省します。
佐藤家集合!
今回私は弟と予定が合わずに別々の帰省となってしまったのですが、
久しぶりの新潟は、やっぱりいいですね。
新潟はもちろん寒いし、雪はまだ降っていないものの曇天です。
ご存知の方もいるかもしれませんが、新潟の空って晴れても快晴!って感じじゃない。
そして、冬は雪も降るんですが、雪が降るときって、実は空は明るいんです。
それより悲しいのは、なんともいえない曇天。。。
どんよりしたグレーの空は、新潟県人に「忍耐」という価値観をもたらしたように思います。
越後人は、暖かく明るい春が待ち遠しいのです。
さて。
大人になるにつれて、故郷のあるありがたさがわかるようになりました。
自分の子どもの頃とは、どんどん様子が変わっていく地元を見て
なんともいえない気持ちが沸き起こります。
衰退していく町並み、商店街に悲しさを覚えたり、
人工的なショッピングモールやネオンの明かりに違和感を覚えたり、
でも、実家に近づく頃には見慣れた世界に心がなごみ、
あたたかな家の灯りに、友人との帰り道を思い出したり。
なんていうのかな、ほっこり心があったかくなります。
ふるさとがある、思い出がある、帰る場所があるって
とってもありがたいことなんだな、って。
妹の子どももすくすく育っておりまして、私もすっかりおばばかです(笑)
人見知りをせず、天真爛漫な性格のようで、
すくすく育っていってほしいなあ、って心から願います。