仕事を楽しむ工夫。 | 元気と笑顔の伝道師☆佐藤ココア綾子の日々全力投球ブログ

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人に元気と笑顔とハッピーを!と人材開発&組織開発の道へ。研修講師、ワークショップファシリテーター、コーチ&キャリアカウンセラー時々アフリカンダンサー。『心、身体、人生を動かす人』として活動中。わくわくと感動だらけの人生を。

プレイフル・シンキング
プレイフル・シンキング
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今日は、お勧めの本を1冊。
仕事を楽しめるように自分で工夫できるかどうか、
これが実はキャリア開発には欠かせない視点です。

そのヒントになること間違いなし!の本です。
プレイフル・シンキング(playful thinking)という観点。

以前何かの雑誌で、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんのインタビューを読んだことがあって、とても印象深かったのですが、
この本を読んだとき、箭内さんのコメントがすぐ思い浮かびました。
どんなコメントだったかというと(私の記憶になりますが・・・)
「僕は『おもしろそうな仕事ができていいですね』と言われることがよくあるのですが、
僕が楽しそうに、おもしろそうに仕事をしているから、
楽しい仕事がやってくるんだと思います」
というようなことでした(はず。。。)

私も研修で
「私の仕事はつまらないものばかり、と思っている人は、
実は自分でつまらない仕事を呼び寄せているんですよー」と言っています。
(ちょっと過激ですかね??)
だって、皆さんは、つまらなそうに仕事をしている人に、仕事を任せたいと思いますか?
もちろん、中にはつまらない仕事もあるとは思いますが、
じゃあ、その仕事をそのままつまらなそうにやるか、
それとも
その中に楽しさを見出したり、楽しそうに取り組もうとするか、は
自分で選べることではないでしょうか。

そして、この本の中で、特に印象に残ったこと。
それは。
人には、何か課題や困難に直面したときに、
Can I do it?(私にコレができるだろうか?)
と思う人と
How can I do it?(どうやったら私にコレができるだろうか?)
と考える人とがいるということ。
後者の方が成長するし、学べるし、仕事を楽しむことができる人、だと。

私は基本的には前者・・・なのですが、
この本を読んだことによって、
Can I~?で終わるのではなく、How can I~?のプロセスに至れるようになったと思います。
(意識して、そうしています!そうすると、その後の行動が変わってきます!)

ちなみに、この本の著者の上田先生は大学教授ですが、
とっても読みやすく書いてくださっています。
さすがだなー、と思います。

私自身は、難しいことを難しく伝える人にはあまり興味がない(というか、難しいことはあまり理解できない・・・汗)し、
難しいことをいかに誰にでもわかるように伝えられるかどうかが、
本当にすごい人なのでは?と思っているところもあり。

だって、どんなにすごいことやいいことを言っていても、
周りが理解できなかったら、
周りに伝わらなかったら
意味がない。

講師の仕事も一緒です。
すごいこと、ためになること、難しいこと、を
誰にでもわかるように噛み砕いて伝えられるか、
ということが大切なんだと思います。
***
さーて。
本を読むだけで満足するだけではなく、学んだことを実践しないと
本当に理解したことにはなりませんね。
“知っている”と“できる”は違いますからね・・・。
日々実践です。トライアンドエラーの後に、学びがあるんです。