先日大学でキャリア講義を行ったというお話をさせていただきましたが、
学生からこんな質問をいただきました。
私はこんなふうに、考えています。ご参考までにご紹介します。
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『なれたらいいなぁ、素敵だなぁ』と思って、そこで終わるのはたぶん「あこがれ」の職業。
一方で、その職業に就くための行動を起こすができ、くじけず努力を続けられるとすれば、
それは「あこがれ」以上のものだと思います。
また、学生の皆さんに、ぜひやっていただきたいのは、
なぜ自分がその職業に憧れるかをじっくり掘り下げて考えてみること
です。
どんなところに憧れるのか、明確に答えられるでしょうか。
意外とイメージだけで選んでいることが多いのです。（かっこいい！楽しそう！華やかそう！など）
こんなポイントで掘り下げてみてください。
・その仕事のどういうところに心を惹かれるのでしょうか？
・その仕事を通して、あなたが発揮できる強みは何ですか？
・その仕事を通して、あなたは何をしたいのでしょうか？
・その仕事でないといけない理由は何ですか？
憧れの仕事に就けたから幸せか、というと実はそんなことはなくて、
その仕事で幸せになれるかどうかは、本人しだいだと私は思います。
幸せな社会人人生を歩むためには、どんな仕事に就くか、ももちろん大切ですが、
どう仕事をするか、どう働いていくか、のほうが実は大切かなと私自身は感じています。