富士登山記 その3 | ジィの登山記

ジィの登山記

登山をメインに、カメラ、釣り、晩ごはんづくりなど・・・
いろんなことを思いのままに。

2010年8月8日 時刻は12時


いよいよ山頂に向けて登山を開始する。

古御嶽神社で登山の安全を祈願し、根の浮き出た林の中を歩きだす。


標高は2000mを超えているというのに、まるで里山を歩いているような爽やかさがある。

水のしみ出る岩肌についた苔や、大きな木の下に咲く小さな花などをカメラにおさめつつ、会話の途切れない道中。非常に楽しく、ゆっくりとしたペースで登ることができる。

やっぱり須走ルートを選んで正解だったなぁ。。。


この辺りは、登山者と下山者のルートが交差しながら走っているので、下山者に「がんばってね~」とか「これからだよ~」とか声をかけていただける。

僕たちからすれば、登頂を果たした先輩方だ。

みんな疲れた中にもやり遂げた感を漂わせている。

そんな人たちを、一種、尊敬のまなざしで眺めてしまう。

ドロドロのパンツの裾も登頂の勲章だ。かっこいい。


そんな中、スウェットパーカーにズック靴、ビニールかっぱといういでたちの、50代くらいのおじさんが一人、上から下山してきた。

精も根も尽き果てた、という感じで足元がフラフラしている。

木の枝を杖がわりに突き、履いたズックはソールが剥がれているんじゃないか?

そのまま行き倒れてしまうのではないかと思うくらいに、ヨロヨロしていたので心配だ。


おじさんの敗因はいくつかあるのかもしれないが、まずは富士山に似つかわしくない軽装が挙げられるんじゃないだろうか。

樹林帯、溶岩帯、ザラザラの砂礫地帯、8月でも朝方は0度近くまで冷え込むなど、様々な表情を見せる富士山には、しっかりした装備で挑むべきだ、と登ってみて確信した。

スニーカーで登る人は意外にも多く、また、100均ビニールかっぱもとても多い。

半そでの人も何人か見かけた。

死ぬ気か?

正しい情報収集とそれに備えるための準備はできるだけしっかりとしておくべきだ、と感じる。


まだまだ2300m地点。ゆっくりと確実に登ろう。

頂上までは1576m!



その4につづく・・・。