こんにちは、
心理カウンセラーのりんこです。
前回から、私の人生の振り返りとして
改めて、幼少期から辿りながら
自分を見失っていくプロセスと
アダルトチルドレンからの回復の様子を書いています。
【第1話】↓からの続きです。
小学4年生の頃のある日、
近くに住む親戚の引っ越しの手伝いを
家族4人でしていた時のこと
荷物を運び終わると、
父が手伝いを兼ねて引っ越し先まで行き
一泊することになったとの事だったので、
車に乗り込むのを見送っていると
姉が隠れる様に一緒に乗り込んで
行ってしまったのです。
私は、姉も一緒に行くと聞いていなかったため
その場で大泣き・・
私に内緒で決め、姉だけを連れて行ったことが
悔しかったし悲しかったのです。
なぜなら、家族なのに、いつも3対1の仲間外れ
そして、姉だけが可愛がられている、
大切にされている・・・
幼い頃から、そんな思いが深くあるので
余計に、反応したのだと思う。
(この頃もこの後も、姉が怒られているのを
一度も見たことがない)
その後、母と家に帰ってからも
悔しさと悲しさを引きずり、
母と2人で夕飯を食べ始めた時にも
またグズグズと泣いてしまいました。
すると、
「いつまで泣いているんだ!泣きやめ!」と母
「だって・・・」
「泣きやめって、言ってるんだ!」
「何でお姉ちゃんだけ行って、
私は、おいて行かれなきゃいけないの?
何で、勝手に決めたの?」
「だから、お前は嫌なんだ!」
「そんなに嫌なら、殺せばいいじゃない!」
咄嗟に口から出ていた・・
(咄嗟に出たということは、
心の中で、そう思っていたということ、
潜在意識ではそう思っていたということ)
すると、母が、私の首に両手を回してきて
私が、目をつぶったところで放したのです。
やっぱり、回して来たと思った・・
やっぱり・・そう思ったことを覚えています。
私の、日常では、よくこんなこともありました。
父の暴力のほとんどは
父が、仕事から帰宅したと同時に
「〇〇(私)が、言うことを聞かなかった」と
母が告げ口をして始まった。
例えば、「玄関の掃除をしろ!」と言われて
嫌々やった、その程度のことでしたが
決して許されなかったのです。
父は、それを聞くと同時に
「なんで、親の言うことが聞けないんだ!」
そう言いながら
私の髪の毛を鷲掴みにして和室へ連れて行き
往復ビンタ
「なんで、ここまでされなきゃいけないの!」
と泣きながら言うと
「言うことを聞かない、お前が悪い!
親に向かって、口答えするな!」
と頬の骨が痛くなるほど、やられるのです。
(今でも、その感覚は忘れていない)
そして、それを見ている母が、
「もっとやってやれ!骨が折れるまでやってやれ!
叩かないとわからないんだ!うんと叩いてやれ!」
そう、けしかけると
父は、それに従うように畳に投げつけ
立ち上がろうとすると
今度は足を蹴られて、また倒される。
悔しくて悔しくて
「なんでここまでするの!私は、悪くない!」
とまた泣きながら反抗すると「反抗するな!」と
また徹底的にやられてしまうのです。
まさに、心も身体もボッコボコ・・・
今、書いていても
この表現以外に見つからない・・
最後には、
もう立ち上がる気力も反抗する気力もなくなり、
底知れぬ「敗北感」を味わって終わるのです。
そして、
「自分の部屋に行け!」そう言われ
夕飯も食べずに
1人、泣きながら眠るのだけど、
すると、必ずと言っていい程
同じ怖い夢を見た。
私の部屋(2階)の天井裏を覗くと
暗闇に複数の死体が無造作あり、
今度は、
両親が寝ている部屋(1階)の床下に行くと
複数の死体が無造作にある・・
とてもとても短い夢だけれど、
あまりの怖さに身体が硬直し血の気が引き
心臓が飛び出しそうな程ドキドキし、
びっしょりと冷や汗をかき
夜中に目が覚め、
唯一、動かせる瞼を
ゆっくりゆっくりと開きながら
薄暗い中、天井の電灯の小玉の小さな灯りを確認し
「夢だった・・・」とやっと我に返る。
けれど、
それでも、怖くて怖くて、
その後も眼だけを動かして
部屋の状況を確認するので精一杯。
そして、一刻も早く、
この状況から抜け出したくて
やっとの思いで1階で寝ている両親の元へ行き、
「怖い夢をみたから、1人で寝られない・・」
と助けを求めるのだけど、
あからさまに迷惑そうに
「なんで、それ位で1人で寝られないんだ!
自分の部屋で寝ろ!」と怒鳴られ、
「お願いです、お願いします」と
何度、お願いしてもダメ
今度は「隣のリビングで、寝てもいいですか?・・」
と恐る恐る聞いてもダメ、
結局、何度、懇願しても追い返されてしまうのです。
(ホント、懇願でした)
結局、このままでは、もっと怒鳴られると思うと
それ以上はいられず、
泣きながらまた、怖々と自分の部屋へ戻り
電気をつけたまま布団に入るのだけど、
もう怖くて怖くて目を閉じられないので
目を見開いて、天井の灯りだけを見つめながら
眠りに落ちるのを、ただただ待った。
・・やがて、朝を迎え
「昨日のことは、何もなかった事にしよう、
何もなかった事にしよう」
と、自分に言い聞かせながら、階段を下りていく
そんな繰り返しだったのです。
・・そして、
それが高校1年生の春まで続くのですが、
思いもしていなかった母の一言で、
突然、終わりを告げるのです・・・。
ーあとがきー
子どもが、納得する様に説明をするとか諭すとか
そんなことは、常に両親とも皆無。
どんな時も、どんなことも、
親の言うことが一番!
親の感情が一番!
だから、
有無を言わずに、親の言うことを聞け!と
私の感情も思いも考えも全て否定され、
その全てを持つことが許されなかったのだと
改めて思います。
一度だけ、母に、
何故、私だけ怒られなければいけないの?
と聞いたことがあるのですが、
すると「○○(姉)は、要領がいいからだ」と
応えたことがありましたが、
子どもだった私には、
その意味も違いも全く解かりませんでした。
今思えばですが、その頃、
姉は、頭がよくスポーツも出来て冷静、
私は、その真逆の上に泣き虫で弱虫・・
それが母は嫌いだったのだと思います。
そして、怖い夢に出て来た複数の死体は、
間違いなく、どんなことも全否定され
暴力を振るわれいた
私の心を表していたのだと思います。
・・朝が来て階段を降りる時、
「昨日のことは何もなかった事にしよう、
何もなかった事にしよう」
そう思いながら、自分に言い聞かせながら
何度、階段を降りたことだろうか・・
自分の思いを誤魔化したことだろうか・・
けれど、
そうやって無かったことにしなければ
現実から目を背けなければ、
心のバランスが取れなかった
生きていられなかったのだと改めて思います。
(心理学でいう逃避です)
こうして私は、
「自分」を失っていくのです。
【第3話】に続きます。

