今日は、発達障害だった夫のことを

 

初めて書かせて頂こうと思います。

 

 

以前から下書きをしていましたが、

 

アップするかどうか迷っておりました。

 

けれど、似たようなことでお悩みの方もおられるのではと思い

 

どなたかのご参考になればと思います。

 

 

とても長いので2記事に分けようかと迷いましたが、

 

1本の方が読みやすいかと思いますので

 

このままアップさせて頂くことにしました。

 

 

 

こんにちは、

 

心理カウンセラーのりんこです。

 

 

 

では、少し前の話からになりますが・・

 

 

夫が家を出た(別れた)、翌日のクリスマスの日、

 

息子が、クリスマスケーキを箱から出しながら

 

「昨日、食べさせてあげたかったな・・」とポツリ。

 

 

私は、息子のその言葉に、

 

そんな思いをさせてしまったという罪悪感と同時に

 

そんな息子の優しい気持ちに

 

夫が、気が付くことはないのだと思うと

 

虚しさで一杯になりました。

 

 

離れているから、気づかないという

 

物理的な距離なのではなく、

 

自分の感情も人の感情もわからないから

 

伝わらないのです。

 

 

 

実は、結婚当初から、

 

何かが違う、どこかが違う・・・そう感じながらも

 

長い間、解りませんでした。

 

 

色々な人に相談しても

 

「男の人って、そんなものじゃない?」

 

「仕事で、いっぱいなんじゃない?」

 

「うちも似たようなもの」

 

と言われるだけ・・

 

 

なので、そういうものなのだと思い込もうとし、

 

目を背けてきたからかもしれません。

 

 

 

けれど、

 

夫には、ほとんど感情がない

 

他人の感情が解らない

 

他人の気持ちを想像出来ない

 

家族や他人に関心を示さない

 

発達障害「自閉症スペクトラム障害」

 

と解ったのです。

 

(自閉症スペクトラム障害には、多々症状があります)

 

 

 

そして、それには併発するものもあるとあり

 

私は長年、夫のそれにも悩まされて来たので

 

これで間違いないと確認出来たのです。

 

人の気持ちが解らない、想像出来ないからこその

 

その症状だったのです。

 

(こちらも種類が多々あります)

 

 

長い間、喉につっかえて苦しかったものが、

 

やっとやっと取れたという感覚でした。

 

 

 

 

・・話を戻しますが、

 

クリスマスから一週間ほど経った頃、

 

夫が、車検の書類を取りき来た時の事、

 

 

家を出た時に、全てを持って行ったはずでしたが、

 

2階の夫の部屋にあるとのことで

 

取りに行き、暫くして帰っていきました。

 

 

 

その後、2階から降りてきた息子に

 

「お父さん、何か言ってた?」と聞くと

 

「え?来てたの?知らない・・・」と言うのです。

 

 

やっぱり・・・そう思いながらも、解っていながらも

 

クリスマスケーキの時に言った息子の言葉を

 

思い出して、虚しくなりました。

 

 

 

息子の部屋は、夫の部屋のすぐ隣・・・

 

息子の部屋のドアが閉まっていたとしても、

 

「元気にしてたか?」とかと

 

声をかけるであろうにと思うのですが、

 

自分以外の人に、関心がないのでスルー。

 

 

クリスマス前日に家を出た時も

 

息子に、何の言葉もかけずに

 

いや、その前からも何の言葉伝えずに

 

サヨナラの言葉も伝えずに

 

そのまま行ってしまったのです。

 

 

このブログをアップする今日の時点でも

 

あれから何度か家に来ているけれど、

 

私が促さない限り、

 

自ら息子に声をかけることは一度もなく・・

 

 

 

息子が26歳までの間、

 

夫との会話は、正味15分あるかないか

 

それも息子からの一方通行、

 

バイト先のオーナーとの方が

 

圧倒的に会話をしているし

 

信頼関係があると話すほど・・。

 

 

 

投げたボールを、

 

受け取ってもらえない、

 

仮に、受け取ったとしても

 

そのボールが帰ってこない

 

 

心のキャッチボールが出来ない

 

心のやり取りがない

 

繋がりがない・・・

 

絆がない・・

 

 

息子の気持ちは、思いは、

 

いつも、夫には届かず、

 

宙に浮いたまま・・・。

 

 

 

どんな時も、

 

たった3人しかいない家族でも、

 

家族に、関心がない、感情がない・・

 

誰がいても、いなくても・・

 

気にならない・・

 

自分から話しかけることもない

 

自ら発する言葉は、連絡事項と

 

おはようとおやすみ位なもの。

 

 

 

余りにも、繋がりがないので、

 

小6の頃、

 

「お父さんは、僕のことが嫌いなんだ」と

 

泣いたこともありました。

 

 

私は、夫が、息子のことを嫌いなはずがない

 

父親が、子どものことを嫌いなはずがない

 

そう思い込んでいましたが、

 

いや、そう思い込もうとしていましたが、

 

嫌いと思う以前に

 

関心がないから、好きも嫌いもない

 

とうことだったのだと思います。

 

 

・・・それがどうしてなのかが

 

ずっと解かりませんでした。

 

 

 

けれど、

 

「自閉症スペクトラム障害」に該当すると解り、

 

更に、そこには先天的と後天的があると知り

 

間違いなく、その両方に該当しました。

 

 

 

思えば、

 

夫の母親も、ほとんど感情がなく

 

自分以外の人に関心がない

 

私達、お嫁さん4人や孫6人に

 

話しかけることもなく、

 

もちろん会話もなく、笑いあうこともなく

 

完全なる受け身のみ・・

 

ということは、

 

母親からの遺伝ということで・・・

 

 

お嫁さん4人とも

 

違和感を感じていたのです。

 

 

 

↓8年前にこんな記事も書いています。

 

 

 

 

そして、これは結婚した頃の

 

私と夫、夫の両親との4人の時の話です、

 

夫は、男ばかりの4人兄弟の末っ子。

 

 

夫の両親は、夫が生まれる前に周りから

 

お腹の出具合いで

 

「今度は、絶対女の子だ!」と言われ

 

とても楽しみにしていたが、

 

結局、生まれて来たのは男の子で、

 

「こいつが男でがっかりした、女の子だと思ってたのに」

 

と渋い顔で何度も言ったのです。

 

(この話は、別の日にも何度もしていた)

 

 

 

そう話す両親に、

 

夫への愛情など微塵も感じませんでした。

 

余程、期待を裏切られたと思ったのか、

 

夫には、無関心だったのです。

 

 

それを証拠に、

 

夫の後頭部は、驚くほどの真っ平

 

首の後ろとほぼ同じ高さで、

 

生まれてから、抱っこされることもほとんどなく

 

ほったらかしだったことが

 

容易に想像出来ました。

 

 

勝手に期待して、期待外れだったからと言って

 

無関心だったのは、本当に酷いことだと思います。

 

 

 

で、これは、

 

ありのままの存在を強烈に否定する

 

「お前であるな!」という

 

心理学での基礎の基礎、禁止令の1つ。

 

 

 

 

だとするなら、

 

例え、もともと感情を持っていたとしても

 

どんなに泣いて要求しても

 

無駄と諦めてしまえば

 

感情が育つはずがありません

 

発達するはずがありません

 

 

泣けば、親や大人が応える

 

笑えば、笑い返す

 

話しかけるからこそ、

 

感情が育だつ

 

 

感情のやり取りがなければ

 

育たないし発達しない

 

解らないのが当然だと思うのですよね・・。

 

 

 

悲しい気持ちも淋しい気持ちも

 

嬉しい気持ちも表現したとしても

 

受け取って貰えなかったのだとしたら、

 

こんなに辛いことはないから

 

こんなに悲しいことはないから

 

感じない様にしてしまった、蓋をしてしまった、

 

感情を感じることを無いことにしてしまった。

 

 

 

そして、

 

愛情を与えられなければ、

 

愛情は育たない

 

愛を知らなければ、

 

愛を返せないのだと思うのです。

 

 

これも、

 

「感じるな!!考えるな!!」という

 

強烈な否定、禁止令の1つ。

 

 

 

 

更に、男兄弟の末っ子だった為

 

小さい頃から、兄達に、

 

いつも食べ物を取られていた

 

と聞いたことがあります。

 

 

年の離れた兄達には抵抗しても、泣いても無駄

 

それが重なれば、感情を感じることは辛いこと

 

ならば、感情を出さない、感じない

 

そうやって、自分を守るしか

 

なかったのかもしれません。

 

 

 

随分と長い間、

 

夫のそれに、悩まされてきましたが、

 

母親からの遺伝に加え、

 

環境もということになれば・・・

 

そうなっても、当然なのだろうと思うのです。

 

 

 

 

・・・なので、

 

夫のそれが受診することで

 

少しでも、快方に向かうならと

 

受診を勧めましたが、拒否、

 

それどころか、

 

「俺を責めるのか!」といつもの様にキレて

 

どうにもなりませんでした。

 

 

幼い頃から、否定されて育ったためか

 

どんな事に対しても被害者意識が強く

 

今までも、対等な話し合いが出来なかった。

 

(何か言うとすぐキレる

 

この長年のやり取りがとても苦痛でした)

 

 

 

けれど、医師の言葉に

 

「受診を勧めても、本人に自覚がないと難しい」とあり、

 

しかも、はなから拒否する場合は、

 

その症状の特徴で重い。

 

 

何故なら、

 

普通だと、冷静に受け止めて考えるとのこと。

 

 

 

夫には、全く自覚がありません・・

 

だから、確かに重いということ。

 

 

 

自覚がなければ、

 

本人が困っていなければ

 

治そうという気がなければ

 

どうすることも出来ない

 

 

逆に、

 

本人が、少しでも困っていれば

 

何か、少しでも辛いと思うのであれば

 

違うというのです。

 

 

 

改めて、夫は、この状態を辛いと感じることもない程

 

重いということなのだと理解しました。

 

 

 

 

なので、夫の様に、

 

先天的と後天的が重なって重ければ重いほど、

 

そもそも遺伝で感情がないということの上に

 

感情が育っていない、あるいは蓋をしている

 

もしくは解離している状態なのかもしれない

 

と思うのです。

 

 

 

そして、それは、

 

私が、子どもの頃に両親から受けてきた

 

暴力と支配から逃れるための感情の解離と似ていて、

 

私の場合、感情はそもそもあって残っていたけれど

 

蓋をして、解離していた。

 

 

 

ということは、

 

夫の場合は、先天性の上に

 

親が無関心で、関りがなさ過ぎだということ

 

私の場合は、親が関わり過ぎ(過干渉と支配)だということで

 

 

夫と私、プロセスは全く違うけれど、

 

というか、全くの真逆だけれど、

 

心の傷の付き方は違うけれど、

 

心の傷の深さは、間違いなく似ている。

 

 

 

傷つきながら生きて来たのは、

 

間違いなく同じだからこそ、

 

心の傷や偏り度が比例するからこそ

 

出会ったということ

 

 

そうでなければ、出会わないか

 

出会ったとしてもスルーの関係です。

 

 

 

ちなみに、DVも似たようなもので、

 

する方もされる方も、

 

同じ様な傷があるからこそ、出会ってしまう

 

 

する方とされる方は真逆の様に見えますが、

 

心の中の根っこは同じのため、共依存の関係になるのです

 

そうでなければ、関わらないのです。

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

・・・夫にも、罪はない

 

もちろん、息子にも、罪などない・・

 

ただただ、心からそう思います。

 

 

 

 

私が、夫がその障害だと気が付いた時には、

 

夫は60歳を過ぎ、

 

私の力では、どうすることも出来ませんでしたが、

 

30年近く、苦悩したからこそ、

 

私なりに、お伝え出来ることが

 

あるのではないかと思って書きました。

 

あくまでも、私の経験から来る考えですが、

 

何かの、ご参考になればと思います。

 

 

 

私は、母からの支配や毒舌に長い間悩んできたと

 

思っていましたが、それだけではなく、

 

そこに輪をかけて夫とコミュニケーションが取れずに

 

鬱状態や不安定になるカサンドラ症候群でも

 

あったのだとも解りました。

 

(カサンドラ症候群の方がとても多いのが現実です、

 

この件に関しましては、改めて書いていきたいと思います)

 

 

 

 

 

・・・最後に、

 

もし今、「自閉症スペクトラム症」に該当し

 

そもそも感情があっただとしたら

 

後天的だとするなら

 

何かの理由があって感情を麻痺させ、

 

感じないようにしてしまったということだから、

 

 

まずは、「感情はあるもの」と気づき、

 

悲しみも

 

淋しさも

 

怒りも

 

喜びも

 

嬉しさも

 

味わっていい

 

どんな感情があってもいい

 

どんな感情を持ってもいい

 

どんな感情を感じてもいいと

 

まずは許可して、

 

麻痺させていた感情を解いて

 

解放してあげることから始めると

 

いいのかも知れない。

 

 

 

そして、

しまい込んでいた感情

 

なかったことにした気持ちに

 

ひとつずつ寄り添ってあげて

 

自由にしてあげて

 

拾ってあげて

 

解ってあげて

 


そうやって、少しずつ練習していく

 

そうやって、感情を取り戻していく

 

自分を取り戻していくこと

 

なのかもしれないと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

※自閉症スペクトラム障害には本当に多数の例があり、

 

こちらに、当てはまらない場合も多いかと思います、

 

ご了承ください。

 

 

※精神科医によって、先天的のみしかないと判断している

 

医師もおられますが、私は経験上、両方あると考えています。

 

 

 

 

 

 

最後までお読みくださり、

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

☆アダルトチルドレンとは

主に、子どもの頃「機能不全家族」など、機能を果たしていない家族

安心安全ではない家族の中で育ち、傷つき、感情を抑圧したり、

誰かのために生きたり、自己否定をしたり、ありのままの自分で

いられないなど、深いトラウマを持ち、今でも人間関係や親子関係に

苦しんだり、生きづらさを持つ大人のこと。

 

 

☆毒親について

主に、過干渉、支配、価値観の押し付け、過度な管理、暴言、暴力

虐待、存在の無視、愛情の欠落、個性や考え方などの否定など、

こうした毒親に翻弄された子どもが、大人になってもその影響により

生きづらさや悩みを抱えて生きている人を、アダルトチルドレン・

毒親育ちと言われています。

 

 

 

 

 

 

 

自分の人生を精一杯生きよう♡