認知症の母が行方不明になったのです。
そして、色々体験して、面白かったので、シェアします。
その日の朝、犬の散歩から帰宅したら、母がいない!わけ。
犬の散歩に一緒に行きたがっていたんだけど、朝の10時から用事があって、人が我が家に複数人くるので、てんやわんやだったのです。
犬2匹に、80代の認知症の母を連れて、スタスタ歩く散歩なんて…無理なので、お断りした。
ら、1人散歩に出てしまったらしい。
パジャマであっても、パジャマでない。
薄手のトレーナーと、ジャージ生地のズボン。
しかも、黒。
おいおい。
パジャマ着せとけば、誰かがオカシイと感じてくれたぜょ。
パジャマ着せるって大切だと実感。
失踪と気づいたパートナー君が自転車で探しに出てくれた。
ほんとに有り難さが止まらないぜぃ。
兄に電話したが、『俺は仕事だから無理』という反応。
仕方ないが、まったくもって、この人とは、距離をおいて残りの人生を過ごしたい。
パートナー君に電話したが、見つからないというので、警察に電話。
その日はSRTの講座を家で開催する日だったのです。
前にアメリカからの来日されたSRTティーチャーの時も、ちょっとしたアクシデントが起きたことがありました。
SRTなどを学ぶ=次元が上がる=共存の世界となっていく
これに反発するエネルギー群や、
SRTを抑圧したい宗教的勢力もある…らしい。
前にグランドファーザーのシャーマンメソッドのワークショップに参加した時、他の参加者さんに、アクシデントが起きていたことを思い出した。
エゴの世界のほうが、
自分だけの利益は得やすい
だからなのか?
人々の次元を上げていくものを学ぶ人が増えるのを、邪魔する輩(エネルギー集団)が、いるのかもしれません。
けれども私自身は、母失踪であっても、不思議なくらい『心配』『不安』は生じることなく…
夜には戻ってくるか…も、とボンヤリ思っておりました。
また、『あーぁ』という感覚も強かったのです。
けれども、母失踪は、初めての体験でもあったので、ある意味、この経験を楽しんでしまった…
警察に電話したら
まず最初に2人の警察官さんたちがやってきて、詳細の聞き取りをされ、市内での手配をしてくださりました。
河を渡ったら東京のためか、すぐに全国手配の手続きに…
なので、全国手配のための警察官さんがやってきて…
おんなじ話+病歴とか性格とかの情報収集…。
さらには、なぜか警察犬も出動!
これにはビックリ!
と、思ったら
「警察犬の養成中なので…」
とポロリといってしまった警察官さん、しまった…という表情(^_^;)
『警察犬カール』と聞いて何人の方が、分かるかは不明なのですが…
K-9
のロゴ付きシャツを着た警察の方々が我が家に!
なんて画期的!
でも、カールたちには合わせてもらえなかった。
カールたちにとって、匂い追跡には、靴が一番良いらしいですょ。
ここで一番、感動したのが、警察犬カールを指導する、女性警察官さん。
美しい!
美しい!
めちゃくちゃ美しい!
そして素晴らしきプロポーション!
思わず写真撮らせて〜とお願いしそうになるほどでした。
一連の警察との連絡が終わると家族はすることないので、家で待つしかない。
私は家で講座だったので、普通に講座を開いてました。
しかも、今回の講座には、エスパーたちが参加者だったので、
母の無事な様子やスーパーらしき場所のテーブルがたくさんあるところで、やすんでいるみたい…とか、夕方には駅の改札…?とか。
今夜中には、見つかる
とも言われ、
私もそれは感じていたので、同じことを感じてくれていて、一安心。
SRTでもクリアリングして、スピリットも今夜8時ごろには見つかると示してきて…。
そして
時間は20時を回る頃、着信。
兄
『なんだょ、まだ見つかってませんょ』と思いながら電話に出たら
我が家が連携したところではない、警察署から実家に、
『お母さん●●駅の改札で保護されました』
と連絡が入ったという…。
なんでその警察署?
全国手配…あんまり機能していない?
多分、行方不明者で検索するよりも、
我が家の名字が珍しいので、名前を入れたら、直ぐに連絡先が見つかってしまうためだと思います。
しかも我が母はこの警察署には、なんどもお世話になっているので(^^;;
しかし兄は『俺はお酒飲んだから迎えにいけない』と言った。
おぃ!突っ込みたくなるというか、怒った。
行方不明になって、数日経ってしまったら、仕方ないとも思えよう。
しかしその日に、いつ何時動かなくてはいけないときに、
酒
だとー!
我が家のアルコール依存の問題には、ほとほとウンザリしていたが…
色々クリアリングしたり、自分の意識の変容なので、かなり問題が解決されてきたが、
こういうときに、まだ飲むか?
いい加減にしてくれょ
もう、本当に、時が来たら、私は兄とは会わない生活を送ることを決意してきたのを、再度、決意する。
仏の顔も三度
三度以上だ!
まぁいいけど、単に縁を終わらせてもらうぜょ…という決意だ。
母の発見された〇〇駅は、我が家の駅から5駅先の駅。
12時間かけて辿り着いたのか。
尊敬。
エスパーたち…駅?駅かな?
大きな画面があるところ?など言っていて…。
すごい。
ワンコのナル君は、自分が散歩に行きたいと言ったことで、母が行方不明になったと思ったみたいで、
私たちが母がいないことに気付く前から、震えて落ち込んでいたのです。
一日中心細い感じでした。
母を警察署に迎えにいくのに、ワンコ連れは不謹慎かなと思いましたが、
不安いっぱいなワンズたちを夜の時間に置いていくと、
お腹をこわしちゃう…σ^_^;
ので、連れていきました。
警察署に着いたら、2人の警察官さんたちが、すぐに出てきて待っていてくれました。
ワンズたちがワンワン吠えるのをみて
『元気ですね〜』と。
ついついワンズを連れてきた言い訳をしてしまった。
『男の子の方が、母が居なくなってから不安定で…』
警察官さん
『へー、それは早く会わせてあげないとね!』
と笑顔で言いながら、他の警察官の方に『ワンちゃんがね…』と嬉しそうに話していた。
なんて犬好きな人なんだ!!
無事に母を捕獲、いや、対面。
トイレとか行けてないから、お漏らしなど心配していたんだけど…なにも問題がない。
転んでもいない。
なんですか?
なにが起きたの?
と、不思議!!
帰りがてら『何をしていたの?』と質問してら
『友達と一緒だった』
と答える母!
と、友達?
誰それ?
祖母だろうか?
亡くなった叔母だろうか?
何はともあれ、捕獲…いや、発見された駅は、巨大な駅なので、どうやったら、その駅にたどり着くのか不明すぎるのです。
もしかしたら、どこかの駅から乗ったのか?
謎でしかないけど、
母の友達な人、ありがとう!
教訓
子供用GPS付き携帯を首からかけてもらう。
パジャマを着せる
洋服に名前のゼッケンつけちゃお!
門、私が出るときには、中から外に出られないようにチェーンをする。
そして1日の最後に、あのK-9の女性警察官さんの美しさを思い出し、良い日だったと振り返るのでした。