小6年(ハリ子)は日能研→四谷大塚系小規模塾で2021年受験終了。新小4息子(クワ太)はサピックスへ通塾開始。パパは単身赴任中。子どもたちの「学び」をサポートしつつ、家族にとって、私にとって、ちょうどいい暮らしを探す毎日を綴っています。
こんにちは~
ようやく、早稲アカの2021年度入試報告会の動画を見ました♪
私、動画を見るのが苦手なので、来週の四谷大塚の報告会に出席しようと思っていたのですが、緊急事態宣言の延長に伴い、会場での報告会が中止をなってしまったので、とりあえず最初に公開が始まった早稲アカの報告会を視聴しました。
私立中学校説明会動画は(youtube公開なら)1.5倍速で聞いてしまうことも多いんですが(←せっかち)、早稲アカの説明会動画は口調がゆっくり過ぎず、聞きやすかったです簡単に備忘録を。
【入試動向】
〇男子は総募集人員<受験者。チャレンジ校受験が多い。どうしても合格しない子がでてきてしまう構成。
〇女子は総募集人員>受験者だが、5000人ほど余剰があった募集人員が2021年には1500人まで減少している。安全志向強い。
〇受験者数は小3から減少傾向。千葉・埼玉・神奈川で、東京を狙わない場合、楽になるだろう。
〇2021年出願数は例年通り。短期決戦2/3までの傾向続く。PM受験率は上昇した。
〇女子の共学人気が続いており、倍率が高い。女子で共学を志望する場合、女子校も受験プランに必ず入れること。
〇NN開成実績は、受験者減ながらも合格者増。110人→127人となり、合格率は50%を越えた。
【中学受験準備をすすめるにあたって】
〇心と体の成長の同時進行に対応:親子で妥協ライン、目標ラインを共有する。
〇子供が自らの目で見て志望校を決めること:最後に合格を引き寄せるのは、子どもの執念。
〇中学入試で得られるものは一生の宝である:「勝ち癖」をつけていく。努力は実ることを体感させていく。
【国語分析】
〇文章読解は、1-2年以内に刊行された新しい文章から出題される傾向。初見の文章へ適応する力が求められる。
例)今年度頻出:いとうみく「朔と新」、寺地はるな「水を縫う」
〇選択・抜出し・記述と言った従来型の問題と、大学入試を見据えた新しい(変わる)問題が出されている。
例)市川中学:同じ筆者の違う文章を読ませ共通点を問う、また2⃣の設問で1⃣の文章を踏まえて解答させる問題など。
洗足:図や表を用いた設問(逆・裏・対偶などの表にあてはめる問題)
渋幕:抽象的な記述に対し、設問から筆者の意図する具体例を選ぶ問題。
〇語彙については、中学入試定番+日常生活の語彙が求められている。知らない言葉は辞書を引く、親が少し背伸びした言葉を使うなど、日常生活での語彙を高める必要がある。
【算数分析】
〇埼玉の算数の易化(栄東・明けの星・与野)。前年より10点以上平均点が高い。
〇千葉の算数は難化(市川・東邦大東邦・渋幕)。前年より10点以上平均点が低い。特に市川の算数難化傾向は今後も続くとみられる。
〇神奈川も難化傾向(洗足・聖光・栄光)。
〇開成は易化(去年が難しかった)、武蔵は難化。女子学院と雙葉は易化し算数勝負になった。桜蔭は例年通り。
〇小学校の履修範囲からの出題も見られ(平均値の問題)、小学校の学習もきちんとして欲しい。また、作図(淑徳与野)や式から設問を作る(横浜雙葉)出題なども見られている。
〇但し、いわゆる典型題の解法知識・技術の定着が最優先。9月以降、発展的問題に取り組むこと。
【理科】
〇指導要領の変更により、出題分野に特徴が現れた。
(以下、省略しますが、今年度の出題内容と来年の出題予想が紹介されていました。)
【社会】
〇今年出題された「5つのトピック」についての解説と問題紹介。「県境・緯度・経度」「気候の考察」「疫病の歴史」など。
〇コロナに関しては、現在進行形の問題であり、対応など賛否両論であるため、真正面から設問は作りにくかったと思われる。よって、疫病の歴史などの形で問われた。
ハリ子は、1月入試は市川@千葉を予定していたのですが、コロナ禍で回避して淑徳与野を受験しましたが・・・今年の市川の問題は難しかったようですね💦玉砕していた可能性が高く、回避して正解だったと思いました。中学受験は、何が吉とでるか本当に分かりませんね。
これから受験勉強に向かう新小4を持つ親としては、まずは「目標となる学校を見つけること」「褒めるライン・注意するラインを子どもと共有すること」を意識しようと思います。2人目受験スタートが1人目受験のクライマックスと被っていて、本当に「とりあえず、そっちはどうでもいい」みたいな感じで通塾が始まっているので・・・
今年は文化祭などももう少し通常に戻るといいですね。もちろん、安全が一番大切ですけれども。
ではでは。
良い一日をお過ごしくださいね